RAW好評につきローワンAブラック2、アスカ「なめた真似してくれてるやんけ!シェイナ」

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 WWE関連のおさらいからすると、本誌が懸念を残した通り、Symphony of Destructionとか幼稚な連想で楽器にバンプさせるカード組んだら、中邑真輔がピアノに叩きつけられて9針縫う他、選手の皆がケガするハメに。大日本プロレスでも竹田誠志も包丁ボードがガチで肉体を骨まで切ったばかりであった。


 子供のファンはトラウマになったのではという、去り行くマット・ハーディをランディ・オートンがまたも処刑したリキャップから今週は始まり、ベビーフェイスにしてカナダ人のKOケビン・オーエンズが食って掛かるところからだったが、試合としてはまたエンジェル・ガザが出てきてニンマリと。従弟のウンベルト・カリーヨと今回はシングルだが、来週のブルックリン大会では、30日の謹慎期間が解けたアンドラレ&ガザ組という理想が実現して、対ミステリオ&カリーヨ組というから楽しみだ。ただ、現時点ではバークレイズ・センターの前売り状況は芳しくないらしい。


 本誌のプッシュ通り、前週の瞬間最高視聴率をはじき出したエリック・ローワンvs.アリスター・ブラックは、リクエストに応えて再戦が組まれた。エリックはメタルバンドでなく、L.AはサンセットストリップにあるロッククラブRAINBOWのTシャツで動ける大男の職人ぶりを披露。連敗して魅せて、アリスターはブルックリンで初のA.J.スタイルズ戦に挑むというお仕事に繋げている。マイクでは”We fight!”と大物食いを宣言した。

 リコシェがルーク・ギャロウェイに勝ったあと、ブロック・レスナーが顔見世。いよいよサウジアラビアでの『スーパーショーダウン』が今週である。


 女子エリミネーションチェンバー戦の調印式はアスカと、カナダなのでナタリアの入場曲だけかかって、例によってアスカがイチ、二、サン、シ、ゴと「5人しかおらへん」と毒舌マイクは主役。大阪弁で「なめた真似してくれてるやんけ!」は大笑いか。ちなみに、カナダといってもウィニペグにWWEが来たのは15年ぶりなんだそうだ。


 ポール・ヘイマン監督のRAWなので、Street Profitsがプッシュされるのであるが、相手がboooのマンデイナイト・メサイヤ軍なので、本誌は仕方なく見るが、大衆はまたチャンネル変えたかも(笑)。


 最後は冒頭に戻ってのランディ・オートンvs.ケビン・オーエンズなんだが、なんだかよくわかないフィニッシュで高速カウントが入って、しかしレフェリーの黒白シャツの下はマンデイナイト・メサイヤTシャツだったというオチ。レフェリーはテーブル葬にされていたが、正直「なんじゃそれは!」と唸ったのは本誌だけではないと思うのだが・・・。

■ WWE RAW
日時:2月24日
会場:カナダ マニトバ州 ベル・MTSプレイス

◆調印式は大混乱!アスカ、「ワシを噛んでみろ」とシェイナを挑発

 WWE女子タッグ王者で“女帝”ことアスカがRAW女子王座挑戦権をかけたエリミネーション・チェンバー戦の調印式に登場した。アスカと共にナタリア、リブ・モーガン、サラ・ローガン、ルビー・ライオットが登場したが、不在のシェイナ・ベイズラーに対してアスカは「5人しかおらんやろ。シェイナはどこいったんじゃ」とクレームを入れた。しかし、司会のジェリー・ローラーがアスカをなだめて5人がサインすると、ここでシェイナが遅れて登場。契約書にサインしたシェイナはナタリアを睨みつけて一触即発となると、アスカがそこに割り込んで「なめた真似してくれるやんけ。ワシを噛んでみろ」とシェイナを挑発。するとナタリアが仕返しとばかりに背後からアスカに襲い掛かると、リブも元チームメイトで因縁のルビーを襲撃。さらにここでRAW女子王者ベッキー・リンチも登場すると、遺恨を持つシェイナに殴り掛かって調印式は大混乱となった。調印式終了後、バックステージでアスカは対戦相手の5人をそれぞれを侮辱すると「誰でもこいや! 全員まとめてやってやる」とエリミネーション・チェンバー戦に自信を見せた。
 エリミネーション・チェンバー戦が行なわれるPPV「エリミネーション・チェンバー」は日本時間3月9日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。

◆WWE王者レスナーが王座挑戦者リコシェとマッキンタイアを挑発!

 WWE王者ブロック・レスナーと代理人ポール・ヘイマンがPPV「スーパー・ショーダウン」で対戦するリコシェとPPV「レッスルマニア36」で対戦するドリュー・マッキンタイアを挑発した。レスナーと共にリングに登場した代理人ヘイマンは「レスナーはスーパー・ショーダウンでリコシェをF5で倒す。これは予想じゃなくネタバレだ。レッスルマニアではマッキンタイアをスープレックスシティに引きずり込んでF5。レスナーは王者に君臨し続けるのだ」とレスナーが絶対王者であることを宣言。するとレスナーは自身のWWE王座ベルトを掲げて観客にアピールした。これに対してロイヤルランブル覇者のマッキンタイアはインタビューで「対戦相手はレスナーでもリコシェでも構わない。レッスルマニアメイン戦を闘って自分の運命を全うするだけだ」とコメント。さらにリコシェは先週のカール・アンダーソン戦に続き、今週もルーク・ギャローズに勝利してレスナー戦を前に好調をアピールした。

 PPV「スーパー・ショーダウン」は日本時間2月27日深夜、PPV「レッスルマニア36」は日本時間4月6日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。


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