幕張RISEとの興行戦争となった6・17さいたまK-1の入場者数は超満員札止め8000人(主催者発表)となった。
大会の目玉である第2代フェザー級王座決定トーナメントは、全3試合を勝ち抜いた村越優汰が制した。
決勝は開始早々にスリップで倒れた西京春馬にドクターチェックが入り、そのまま試合が止められたが、特に目立った外傷もなく、説明もない決着。6時間超のロングラン興行に付き合った観衆の頭には大きな?マークを残す結末となった。
一方、試合後マイクを握った王者村越は、「武尊選手と闘いたい」と宣言。同様の発言で控訴沙汰になっている那須川天心が聴いたらどんな顔をするかというアピールへの反応は鈍く、ぞろぞろと家路を急ぐ観客の脚を止めるには至らず。
結局、中盤に武尊が登場してのサインボール投げが一番盛り上がった感は否めない、さいたまK-1。生中継をしたAbemaTVのTwitter連動による100万円の大盤振る舞いの一方、トレンドにはロッタン、那須川の名前があがった事を考えると、リング外にも飛び火した興行戦争の勝者は明らかだったといえよう。
■ フュディアルクリエーションPresents K-1 WORLD GP 2018 JAPAN
~第2代フェザー級王座決定トーナメント~
日時:6月17日(日) 開始15:00
会場:さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
観衆:8000人(超満員札止め=主催者発表)
※トーナメントは2ノックダウン制
<第1試合 K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R+延長1R>
〇大滝裕太
1R 1分28秒 KO
●江川優生
<第2試合 K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント 1回戦 3分3R+延長1R>
●小澤海斗
1R 2分57秒 KO
〇ジョージ・バレラ
<第3試合 K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント 1回戦 3分3R+延長1R>
〇村越優汰
延長 判定2-1
●エリアス・マムーディ
<第4試合 K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント 1回戦 3分3R+延長1R>
〇芦澤竜誠
延長1R 1分28秒 KO
●シルビュー・ヴィテズ
<第5試合 K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント 1回戦 3分3R+延長1R>
〇西京春馬
延長 判定 2-1
●朝久裕貴
<第9試合 K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント 準決勝 3分3R+延長1R>
●ジョージ・バレラ
延長 判定0-3
〇村越優汰
<第10試合 K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント 準決勝 3分3R+延長1R>
●芦澤竜誠
延長 判定 0-3
〇西京春馬
<第15試合 K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント 決勝 3分3R+延長1R>
〇村越優汰
1R 0分51秒 TKO ※ドクターストップ
●西京春馬
※村越優汰が第2代フェザー級王者になる
※大会の全容と詳細は、金曜22日発売の『週刊ファイト6月28日号』に収録されました。
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’18年06月28日号ベイダー K-1 RISE キングダムエルガイツ 紫雷イオ G草津 SSM引退