(C)ROH
2月9日(現地時間)にノースカロライナ州コンコードで『ROH オナー・レインズ・シュプリーム』が開催された。
ROHは、WWE、TNAに次ぐ第3のプロレス団体として注目を集めている。アメリカの北東部と中東部を中心に興行を行っており、熱心なファンが多いことで知られている。ROHのレスリングの特徴としては、高度なレスリング技術が挙げられる。ギミック、マイクパフォーマンス、ストーリーラインに重きを置く前述の2団体と差別化を図っている。この点で日本の団体と似ており、スポット参戦ながら日本人選手が多数参戦したことがあるのも特徴だ。
今大会は、なんとROHがネットで無料配信した大会であり、プロレスではメキシコのCMLLやAAA、格闘技ではACB、M-1チャレンジなども無料配信しているが、ROHもその流れで無料配信を行う事となったようだ。今大会では、現在抗争が続いているコーディ・ローデス率いるバレットクラブとマット・ターバン率いるザ・キングダムが激突した。ターバンはローデスが、かつて鈴木みのるを倒した時にキスさせたROH指輪を強奪しており、ローデスとしては、なんとしても指輪を取り返したい。逆にターバンは指輪を見せて挑発。ローデスはそれによってペースが狂い、更にバレットクラブのセコンドについていたローデスの妻ブランディ・ローデスもレフェリーによってバックステージに戻らされてしまったので、ローデスはザ・キングダムに翻弄され続ける。そして最後はカウンターで指輪をしたターバンのパンチを食らって、ローデスはフォール負け。試合後、ターバンは指輪を見せびらかして、勝ち誇る。ROH、新日本プロレスを席巻してきたバレットクラブだが、ここで思わぬ苦戦を強いられる事となった。
また、同じバレットクラブのヤングバックスは、メインで登場し、ベストフレンズにメルツァードライバーで快勝。そしてROH世界ヘビー級王座ダルトン・キャッスルへの王座挑戦が決定している元王者ジェイ・リーサルは四の字固めでジョナサン・グレシャムに勝利し、王座挑戦に弾みをつけたようだ。
■ ROH オナー・レインズ・シュプリーム
日時:2018年2月9日(現地時間)
会場:アメリカ・ノースカロライナ州コンコード
<タッグマッチ>
○ヤングバックス(マット&ニック・ジャクソン)
ピンフォール
●ベストフレンズ(バレッタ&チャッキーT)
<6人タッグマッチ>
○ザ・キングダム(マット・ターバン&ヴィニー・マルセリア &TKオライアン)
ピンフォール
●バレットクラブ(コーディ・ローデス&マーティ・スカル&ハングマン・ペイジ)
<シングルマッチ>
○ジェイ・リーサル
四の字固め
●ジョナサン・グレシャム
<タッグマッチ>
○マンディ・レオン、テニール・ダッシュウッド
ピンフォール
●ステイシー・シャドウズ、ケリー・クライン
<6人タッグマッチ>
○ソーカル・アンセンサード(アディクション&スコーピオ・スカイ)
ピンフォール
●ダルトン・キャッスル、ザ・ボーイズ
<シングルマッチ>
○サイラス・ヤング
ピンフォール
●ジョシュ・ウッズ
<シングルマッチ>
○ケニー・キング
ピンフォール
●シェイン・テイラー
<シングルマッチ>
○パニッシュメント・マルティネス
ピンフォール
●フリップ・ゴードン
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