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1月25日(現地時間・放送日)に放送された『Impact』は、かつてPPV大会の大会名だったジェネシスと銘打った豪華番組となった。メインはインパクトグローバル王座(インパクト世界ヘビー級王座)をかけた3WAY金網マッチが行われた。現王者イーライ・ドレイクに、鳴り物入りでインパクト・レスリング入りしたジョニー・インパクト、そして元王者であり、現在はヒール転向を果たしたアルベルト・エル・パトロンが挑戦するというこの試合は、2018年1月18日放送回でも行われたが、荒れた試合展開の末、レフェリーを殴ってしまい、ノーコンテストとなったのだった。そこで、今回は金網マッチで決着をつけようとなった。試合は、金網の中、3人が入り乱れる展開となり、インパクトが金網最上段からダイブを敢行するなど見せ場を作ったものの、最後は、インパクトとパトロンが金網から脱出しようと揉み合っている隙に、ドレイクがこっそり金網によじ登り脱出。見事に金網から脱出に成功し、王座防衛を果たした。
そして因縁マッチであるボビー・ラシュリーとムースの怪物対決も行われた。待遇に不満を持ったラシュリーが、自身が所属するMMAチーム、アメリカン・トップ・チームを率いてインパクトマットに殴りこみをかけ、“カウボーイ”ジェームス・ストームを追放するまでに増長してしまった。これに待ったをかけるのがムースだが、なんと大事件が勃発した。怪物2人がぶつかり合うど迫力ファイトとなったが、ラシュリーのセコンドであるKMとダン・ロンバートが介入。これに対し、なんとラシュリーが待ったをかけたのだった。自分一人でムースに勝てる、真っ向勝負をさせろという事の様だが、それでもKMの介入は続き、遂にラシュリーとKMが同士討ち。この隙にムースが、ラシュリーからフォールを奪って勝利した。試合後、ラシュリーとKM、ロンバートが口論となり、遂にラシュリーがKMをスピアーで叩きのめしてしまう。そしてロンバートをリングに上げ、ムースがキック、ラシュリーがテーブルに向ってスピアーを叩き込んでしまい、ラシュリー陣営は完全に仲間割れとなった。ラシュリーはムースとがっちり握手を交わし、お互いを称え合う。これでラシュリーはベビーフェイス転向となるようだ。
更に、インパクトグランド王座戦ではマット・サイダルが新王者になり、ノックアウト王座戦ではローレル・ヴァン・ネスが王座防衛を果たした。
■ Impact Wrestling Genesis
日時:2018年1月25日(現地時間・放送日)
会場:カナダ・オンタリオ州オタワ(TVテーピング)
<インパクトグローバル王座タイトル3WAY金網マッチ>
○イーライ・ドレイク(王者)
金網脱出
●アルベルト・エル・パトロン(挑戦者)、ジョニー・インパクト(挑戦者)
<Xディビジョン王座タイトルマッチ>
○イシモリ(王者)
ピンフォール
●アンドリュー・エバレット(挑戦者)
<シングルマッチ>
○ムース
ピンフォール
●ボビー・ラシュリー
<ノックアウト王座タイトルマッチ>
○ローレル・ヴァン・ネス(王者)
ピンフォール
●アリー(挑戦者)
<インパクトグランド王座タイトルマッチ>
○マット・サイダル(挑戦者)
ピンフォール
●イーサン・カーター3世(王者)
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