MIZがRレインズ下しIC王座奪還!アンダーテイカー蘇生!DXリユニオン~RAW25周年超盛大

photo by George Napolitano (Manhattan Center)

 現地時間の22日月曜夜、ブルックリンのバークレイセンターとマンハッタンセンターの二元中継にて超盛大に『RAW 25周年』が開催された。

 マンハッタンセンターからのオープニングは、ジェリー”キング”ローラーとジム・ロスの実況コンビが復活、また懐かしの映像が次々に出てきて初回から見ているファンが涙ぐむ。バークレイセンターからはシェイン、ステファニーの兄弟に加えて、72歳のビンス・マクマホン親父が例の歩き方で久しぶりに登場。お約束でストーンコールド・スティーブ・オースチンのスタナーを喰らった。

 エンパイヤステート・ビルがRAWのシンボルカラーの赤色に。街中がプロレスのWWEを話題にするという、日本との市民権獲得度合いの差異を象徴する一夜となっている。

 IC王座戦ではマリースが身ごもって近くパパになる、映画俳優としても活躍するミズがターンバックルを外したコーナーに、2018年のWWEがエースとしてプッシュしているロマン・レインズを突っ込ませて、IC王座を奪還している。

 ギター弾き語りのイライアスはクリス・ジェリコとの絡みを経て、人気No.1のジョン・シナとぶつかり、急所蹴りからのドリフト・アウェイを見舞っているから、現在のWWEでのポジションの高さを知らしめた。


 マンハッタン・センターからはショーン・マイケルズとHHHのDXが復活!チームということで過去6回のタッグ王者New Age Outlaw、1-2-3キッド⇒Xpac(ショーン・ウォルトマン)、レイザー・ラモン(スコット・ホール)らも呼び出され、リユニオンが実現している。そこに現在のユニット代表ベイラー・クラブが合流。リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー)が現れて試合となったが、当然、DXがついたベイラー・クラブ勝利だけでなく、DXのメンツも必殺技を1つづつ披露して、最後はベイラーのクー・デ・グラで締めている。恐らく、久しぶりにRAWを見たというオールドファンに向けて、現在の必殺技を印象づけたということであろう。

 ネイチことリック・フレアーがそぞろ歩きを披露するのもお約束だ。この場面はTV放送されず!

 バークレイ・センターのフィナーレは、目前に迫った『ロイヤルランブル』の前哨戦。ここではストローマンが怪物レスナーを実況席テーブルに叩きつけて、大きなアピールをして番組を終えている。

■ RAW 25周年
日時:1月22日(現地時間)
会場:ニューヨーク市ニューヨーク 
   ブルックリン・バークレイ・センター&マンハッタンセンター二元中継

<第6試合 3way 前哨戦>
ブラウン・ストローマン
 実況席テーブルにパワースラム
●ブロック・レスナー
※もう一人はケイン

 今週末のPPV『ロイヤルランブル』で行われるトリプルスレット形式ユニバーサル王座戦を控え、王者ブロック・レスナーがブラウン・ストローマン、ケインとリングで対峙した。マネージャーのポール・ヘイマンがレスナーを呼び込むと、いきなり襲い掛かるストローマンにレスナーがクローズライン、さらにケインにF5を見舞うとリング中央で雄叫びを上げた。しかし、ストローマンが再び襲い掛かるとクローズラインでレスナーを場外に落としてバリケードに叩きつけ、さらにスロトーマンがレスナーを持ち上げるとそのまま実況席目掛けてランニング・パワースラムを叩き込んだ。
 トリプルスレット形式ユニバーサル王座戦が行われるPPV『ロイヤルランブル』は日本時間1月29日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。


<第5試合 タッグマッチ>
●リバイバル
 マジックキラー
〇ギャローズ&アンダーソン

 ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン対リバイバルの試合前にはWWEレジェンドのD-ジェネレーションXが集結。トリプルH&ショーン・マイケルズが登場すると「25年前ここからすべてが始まった。マンハッタン・センターがRAWのホームだ。」と会場を盛り上げると、ニュー・エイジ・アウトローズ、Xパック、レイザー・ラモン、さらに現役のベイラー・クラブが登場した。試合ではギャローズ&アンダーソンがマジックキラーでリバイバルに快勝すると、突っ掛かってきたリバイバルのドーソンにレイザー・ラモンが爪楊枝を投げつけ、XパックがXファクター、ロード・ドックがシェイク・ラトル&ロール、ビリー・ガンがフェイマサーと連続攻撃で沈めると、続けて現れたリバイバルのワイルダーにマイケルズがスィート・チン・ミュージック、トリプルHがペディグリー、ベイラーがクー・デ・グラを叩き込むと、最後はメンバー全員で「Too Sweet」ポーズで勝利をアピールした。


<アンダーテイカーがRAWの聖地マンハッタン・センターに登場>

 あの男がRAWのリングに戻ってきた。2017年4月のレッスルマニア33以来姿を見せなかったアンダーテイカーがRAW最初の収録場所、マンハッタン・センターのリングに登場した。アンダーテイカーは熱烈な“アンダーテイカー”コールで迎えられると「25年間、ダークサイドに足を踏み入れる奴はすべて葬ってやった。スティーブ・オースチン、ミック・フォーリー、ケイン、この聖地で闘いを挑み、敗れ去ったものに贈る。Rest in peace(安らかに眠れ)」と告げてリングを後にした。

<第4試合 タッグマッチ>
タイタス・オニール アポロ・クルーズ
 ノーコンテスト
ヒース・スレーター ライノ
 ワッツアップ⇒3D
ダッドリーボーイズ

<第3試合 シングルマッチ>
〇ブレイ・ワイアット
 シスターアビゲイル
●マット・ハーディ


<第2試合 IC王座戦>
●ロマン・レインズ
 スカル・クラッシング・フィナーレ
〇ザ・ミズ W/ミズトラージ(途中退場)

<第1試合 8人タッグマッチ>
〇サシャ・バンクス ベイリー ミッキー・ジェームス アスカ
 バンクステートメント
●ナイア・ジャックス アリシア・フォックス マンディ・ローズ ソーニャ・デヴィル W/ペイジ(首負傷中)

 アスカは8人タッグ戦としてサーシャ・バンクス、ベイリー、ミッキー・ジェームスとタッグを組んで、ナイア・ジャックス&アリシア・フォックス&マンディ・ローズ&ソーニャ・デヴィル(W/ペイジ)と対戦した。今週末に行われる史上初の女子30人によるロイヤルランブル戦を控え、試合はライバル心をむき出した攻防を展開したが、最後はサーシャがフォックスをバンクステイトメントで捕まえるとタップを奪って勝利した。試合後、チームメンバーと勝利を祝うアスカだったが、突然アスカがメンバーを襲撃。コーナーに上っていたジェームスを場外に落とすとベイリーにバックブロー、サーシャにバックスピンキックを決めて場外に叩き出すと、女子ロイヤルランブル戦での優勝を宣言するかのようにリング中央で勝ち誇った。
 PPV『ロイヤルランブル』は日本時間1月29日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

<スティーブ・オースチンがビンス・マクマホンを襲撃>

 ステファニーとシェインが登場して25周年記念のRAWが始まると、一番感謝している特別な人としてWWEチェアマン、ビンス・マクマホンを呼び込んだ。感謝の印として用意した25周年プレートにビンスは「25年頑張ってこの安っぽいプレートか?お前たちはみんなに感謝しているが、俺が感謝するのは俺自身だけだ。」と自画自賛。するとそこに突然スティーブ・オースチンが現れると、オースチンの攻撃を恐れるビンスは「もう私は退職者で高齢だ。シェインはまだ現役だぞ。」とシェインに話を向けると、オースチンはスタナーでシェインを沈めてしまう。ビンスはビール缶2本を持ち出してオースチンを落ち着かせようとしたが、2人が乾杯してハグするとオースチンはビンスにもスタナーを炸裂。最後はRAW25周年を祝うかのようにビールをがぶ飲みして会場を盛り上げた。


【関連サイト】

WWEオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/

WWEネットワーク: http://network.wwe.com
 ※生放送終了後、ビデオオンデマンド方式で視聴可能。
※WWEネットワークは英語でのサービスで、日本語字幕はなし。
※1カ月無料トライアル実施中

DAZNオフィシャルサイト: http://www.dazn.com/
※1カ月無料体験

J SPORTSオフィシャルサイト: http://www.jsports.co.jp/

GYAO!:https://gyao.yahoo.co.jp/sports/


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