長すぎの『サバイバー・シリーズ』最期はトリプルHの一人芝居!BレスナーxAJスタイルズ白熱

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 現地時間11月19日テキサス州ヒューストンでPPV『サバイバー・シリーズ』が開催され、RAWとSmackDown LIVEの合同興行にふさわしく、最後まで合言葉#undersigeのハッシュタグ通りのブランド戦争が繰り広げられた。中邑真輔、アスカがそれぞれブランド対抗5対5エリミネーション戦、さらにAJスタイルズがブロック・レスナー戦に挑んでいる。

※電子書籍版は11月30日号に掲載されました。

◆5対5女子エリミネーション戦
・女子チームRAW (アリシア・フォックス&アスカ&ナイア・ジャックス&サシャ・バンクス&ベイリー)
・女子チームSMACKDOWN (ベッキー・リンチ&ナタリア&ナオミ&カーメラ&タミーナ)

 チームRAWのメンバーとして出場したアスカがここでも破竹の勢いを見せた。序盤、ベッキーがベイリーに隙を突かれてフォールで脱落。いきなりチームキャプテンを失ったチームSMACKDOWNだったが、タミーナがスーパーフライでベイリーを沈めて脱落させると、試合は目まぐるしく入れ替わる攻防を展開した。しかし、サーシャがナタリアのシャープシューターで脱落するとアスカはチームRAWで最後の1人となってしまう。ナタリアとタミーナの2人が残ったチームSMACKDOWNは連携したブレーンバスターを繰り出してアスカに猛攻を仕掛けるが、数的不利を物ともしないアスカはタミーナに飛びついて腕十字でタップを奪うと、ナタリアのシャープシューターを寸前で回避。最後はアスカロックをナタリアに決めるとタップを奪って勝利した。最後まで勝ち残り、まさにサバイバーとなったアスカはWWE4大大会『サバイバー・シリーズ』という大舞台でもその実力を証明した。

◆ブロック・レスナー(RAW: ユニバーサル王者) vs. AJスタイルズ(SMACKDOWN: WWE王座)

 WWE王者、AJスタイルズが“ビースト”ことユニバーサル王者ブロック・レスナーとの大一番に挑んだ。序盤パワーで圧倒的に勝るレスナーが猛攻を仕掛け、豪快にスープレックス2発を決めるとスタイルズはいきなりピンチを迎えた。その後もアナウンステーブルに叩きつけられ、完全に主導権をレスナーに握られる。しかし、スタイルズは突進してきたレスナーを場外に落とすと、フェノミナルフォーアーム2発を炸裂させて劣勢を打開すると、さらにカーフ・クラッシャーでタップ寸前まで追い込むもレスナーは持前のパワーでこれを回避。
 勢いに乗るスタイルズは続けてフェノミナルフォーアームを決めてフォールするもカウント2。自身のペースに持ち込んだスタイルズだったが、再度フェノミナルフォーアームを狙って飛び込むと逆にレスナーに捕まってそのままF5。3カウント奪われてレスナーが勝利した(対抗戦のため王座の移動はなし)。
 退場するレスナーはカーフ・クラッシャーで足を痛めたことを強調、実況はAJスタイルズの善戦を讃えた。

◆5対5エリミネーション戦
チームRAW (カート・アングル&トリプルH&ブラウン・ストローマン&フィン・ベイラー&サモア・ジョー)
チームSMACKDOWN (シェイン・マクマホン&ジョン・シナ&中邑真輔&ランディ・オートン&ボビー・ルード)

 豪華メンバーが集結したブランド対抗5対5エリミネーション戦。序盤、中邑はRAWチームからベイラーが出てくると交代を要求。中邑と対峙したベイラーは中邑の額に“Too Sweet”ジェスチャーをして観客を沸かせると、両者レベルの高いスピーディな技の攻防を展開した。すると今度はトリプルHがベイラーに交代を要求。不敵な笑みを浮かべる中邑はトリプルHに「カモーン」と挑発するとミドルキックで迎撃した。その後もアングルと対峙した中邑は蹴り技でアングルを追いつめると、介入してくるジョー、ベイラーを一蹴。さらにトリプルHにキンシャサを決めて連続で相手を撃沈。しかし、続けてストローマンに攻撃すると、逆に捕まってランニングパワースラムを決められて脱落。
 中邑を失ったチームSMACKDOWNはその後もルード、シナ、オートンと脱落してしまうと最後シェイン1人で取り残されると、アングル、トリプルH、ストローマンの3人を相手に圧倒的不利な状況に陥ってしまう。無謀にも1人孤高に攻め込むシェインだったが、アングルにアングルロックを決められると万事休す。ロープエスケイプもできずシェインが苦しんでいると、ここでトリプルHが動き出す。突然、味方であるアングルを捕まえるとペディグリーで沈めてシェインを助けると、今度はそのシェインにもペディグリーを決めて3カウント。
 まさにやりたい放題のトリプルHによってチームRAWが勝利するも、これに激怒したストローマンはトリプルHにパワースラム2発を決めてリングを後にした。このチームRAWの勝利によりPPV「サバイバー・シリーズ」のブランド対抗戦はRAWが4勝、SmackDownの3勝でチームRAWの逆転勝ちとなった。

 WWEネットワークでは、KICK OFFショーが2時間前からあり、本篇は4時間と長すぎ。完全に途中で集中力が切れてしまった視聴者は大勢いたのではないか? ブロック・レスナー vs. AJスタイルズは当然内容充実だが、他のカードからは明らかに異質で浮いていたし、最後の対抗戦はなんだかよくわからないままで、推定通り北米の最長番組となったRAWの25周年を祝いRAW軍が逆転するも、トリプルHの裏切りでイマイチ焦点がぼやけてしまう幕切れだった。恐らくは明日のRAW、続くSmackDown Liveにストーリーが続くようだ。

 続いて始まった『ケビン・オーエン365日』がケーフェイ不問のドキュメンタリーでメチャメチャ面白く、『サバイバー・シリーズ』の平坦な印象をかき消してしまっている。

※詳報は金曜24日発売の11月30日号に掲載!


■ WWE サバイバー・シリーズ
日時:11月19日(現地時間)
会場:テキサス州ヒューストン トヨタ・センター

<男子5対5エリミネーションマッチ>
○チームRAW (カート・アングル&トリプルH&ブラウン・ストローマン&フィン・ベイラー&サモア・ジョー)
 トリプルH、ストローマン勝ち残り
●チームスマックダウン (シェイン・マクマホン&ジョン・シナ&ランディ・オートン&中邑真輔&ボビー・ルード)

<WWEユニバーサル王者vs.WWE王者>
○ブロック・レスナー(WWEユニバーサル王者)
 ピンフォール
●AJスタイルズ(WWE王者)

<RAW女子王者vs.SD女子王者>
○シャーロット・フレアー(SD女子王者)
 フィギュアエイト
●アレクサ・ブリス(RAW女子王者)

<RAWタッグ王者vs.SDタッグ王者>
○ジ・ウーソズ(SDタッグ王者)
 ピンフォール
●シェイマス、セザーロ(RAWタッグ王者)

<IC王者vs.US王者>
○バロン・コービン(US王者)
 ピンフォール
●ザ・ミズ(IC王者)

<女子5対5エリミネーションマッチ
○女子チームRAW (アリシア・フォックス&ナイア・ジャックス&アスカ&サシャ・バンクス&ベイリー)
 アスカ勝ち残り
●女子チームスマックダウン (ベッキー・リンチ&ナタリア&ナオミ&カーメラ&タミーナ)

<6人タッグマッチ>
○ザ・シールド
 ピンフォール
●ニュー・デイ

<タッグマッチ>
○ケビン・オーエンズ、サミ・ゼイン
 ピンフォール
●ファンダンゴ&タイラー・ブリーズ

<クルーザー級王座タイトルマッチ>
○エンゾ・アモーレ(王者)
 ピンフォール
●カリスト(挑戦者)

<シングルマッチ>
○アライアス
 ピンフォール
●マット・ハーディ

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