ホゼ・トーレスが王座防衛!タイタンFC46+イスラエル進出Bellator 188

(C)Titan FC

 11月17日(現地時間)にフロリダ州ペンブロークパインズで『Titan FC 46: Torres vs. DeJesus』が開催された。
 UFC、ベラトール、WSOFに次ぐ北米第4のメジャー団体となっているタイタンFCは全米生中継だけでなく、UFCファイトパスでも中継されている。その為か、UFCの大会と同日同時刻に重ならない様に開催されるようになった。一応、他団体ではあるが、ベラトールの様にUFCと敵対している訳ではなく、協力体制という感じだ。
 今大会は、バンタム級王座戦が行われた。アマチュア時代から連勝を積み重ね、プロデビュー後も連勝でタイタンFCのフライ級とバンタム級の二冠王のホゼ・トーレスが、グレイドソン・デジーザスの挑戦を受けた。デジーザスも3連勝中だが、無敗のトーレスの前では、下馬評は圧倒的にトーレスとなっている。試合は、得意の肘打ちなどで攻めるトーレスだが、挑戦者デジーザスが粘り4Rまでもつれ込む熱戦となった。それでも最後はトーレスがテイクダウンからチョークを極めて一本勝ち。MMA無敗で王座防衛、連勝記録を伸ばしUFC入りをアピールした。
 また、王者カート・ホロボウがUFCと契約に伴い、ライト級王座決定戦も行われハウシュ・マンフィオとチャズ・ウォルトンで争われた。試合はマンフィオがカウンターの右ストレートでKO勝ちして新王者に輝いた。

■ Titan FC 46: Torres vs. DeJesus
日時:2017年11月17日(現地時間)
会場:アメリカ・フロリダ州ペンブロークパインズ

<バンタム級王座タイトルマッチ>
○ホゼ・トーレス(米国/王者)
 4R 4分13秒 リアネイキドチョーク
●グレイドソン・デジーザス(米国/挑戦者)

<ライト級王座決定戦>
○ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)
 1R 3分08秒 TKO
●チャズ・ウォルトン(米国)

<キャッチウェイト>
○グスタボ・バラルト(キューバ)
 判定 3-0
●マルセロ・カスタネダ(ペルー)

<女子110ポンド契約>
○ハナ・サイファース(米国)
 2R 0分58秒 TKO
●アンドレア・ソラルス(ペルー)

<ウェルター級>
○ロミ・ハメッド(ロシア)
 1R 3分56分 モディファイドリアネイキドチョーク
●イシドロ・ロドリゲス(ドミニカ)


(C)Bellator

 11月16日(現地時間)にイスラエル・テルアビブで『Bellator 188: Pitbull vs. Weichel 2』が開催された。
 BELLATOR(ベラトール)は、アメリカを本拠地として2009年に設立された、総合格闘技団体。本国アメリカでは「スパイクTV」で放送され、設立わずか7年で世界第2位の団体に上り詰めた。ド派手な演出やファンの心を鷲掴みにするマッチメイクは、スポーツライクな路線を突き進む他のプロモーションとは一線を画している。そして、日本でもインターネットテレビ局「AbemaTV」(アベマ・ティーヴィー)と正式契約し、生放送も開始され盛り上がっている。
 今大会は、イスラエルに進出、メインは当初、フェザー級王座戦で、王者パトリシオ・ピットブルが、ダニエル・ヴァイショウの挑戦を受ける予定だった。しかし、大会直前に王者ピットブルが膝を怪我して試合中止。結果、繰り上がりでノアッド・ラハット対ジェレマイア・ラビアノがメインに昇格した。試合はラハットが判定で勝利するも、せっかくの王座戦が直前で流れたのは悔やまれる。

■ Bellator 188: Pitbull vs. Weichel 2
日時:2017年11月16日(現地時間)
会場:イスラエル・テルアビブ

<フェザー級>
〇ノアッド・ラハット(米国)
 判定 3-0
●ジェレマイア・ラビアノ(米国)

<ウェルター級>
〇ハイム・ゴザリ(イスラエル)
 1R 0分45秒 三角絞め
●アーサン・ファイトビッチ(ウクライナ)

<ミドル級>
〇ジョン・ソルター(米国)
 1R 1分55秒 リアネイキドチョーク
●ジェイソン・ラドクリフ(英国)

<女子フライ級>
〇デニス・キーホルツ(オランダ/ベラトール・女子キックフライ級王者)
 1R 1分16秒 スカーフホールド・アームバー
●ジェシカ・ミドルントン(米国)


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