ラヨ・デ・ハリスコJr.とシエン・カラス宿命のライバル対決継続!CMLL レジェンダス・メヒカナス


(C)CMLL

 11月17日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコでCMLL 金曜日定期戦が開催された。
 今大会は「レジェンダス・メヒカナス」と銘打った伝説のスペル・エストレージャがズラリを並ぶレジェンド大会となった。メインは、80年代のCMLLテクニコの頂点に君臨したラヨ・デ・ハリスコJr.が、日本でも絶大な人気を誇るドス・カラス、そしてビジャノ4号と組んで、これまた80年代CMLLルードの頂点であったシエン・カラスが、弟のマスカラ・アニョ・ドスミル、そして対抗団体UWAの帝王であったカネックと対戦するというあまりにも豪華過ぎるカードが用意された。全員がルチャリブレの頂点を極めたスペル・エストレージャばかりだ。試合は、まずテクニコ軍が大暴れで3人同時にフォールを奪い先取。更にドス・カラスはダイナマイト兄弟とカネックを同士討ちさせ仲間割れを仕掛ける。それでもルード軍も2本目は奪い返し、運命の3本目に突入した。ハリスコJr.がトペ・デ・レベルサをシエン・カラスに決めてフォールを奪おうとした時、サンソンら新世代ダイナマイト兄弟(シエン・カラスの息子ら)が乱入。結果、ルード軍の反則負けになった。試合後、激怒したハリスコJr.はシエン・カラスにシングルマッチを要求。どうやら一夜限りのお祭り大会ではなく、抗争は、まだまだ続きそうだ。
 セミファイナルはボラドールJr.がルーシュ、ドラゴン・リー兄弟と組んで、ロス・ゲレーロス・ラグネロスと対戦。ルーシュは現在、ボラドールJr.を制御不能軍団ロス・インゴベルナブレスに勧誘しており、現在のCMLLテクニコのトップであるボラドールJr.がロス軍入りすれば、物凄い事になるが、ボラドールJr.は態度保留にしている。試合は、ゲレーロスが先制攻撃でかく乱するも、ボラドールJr.がボラドール・スパイラルでウルティモ・ゲレーロから先取。更にルーシュとリー兄弟がゲレーロスを仕留めストレートで勝利した。試合後、ルーシュはボラドールJr.とリーにロス軍の挨拶、こぶしを突き上げてロス軍に勧誘したが、2人とも、それには応えず。ルーシュは2人は頭が硬いと引き上げると、ボラドールJr.とリーの正統派テクニコ2人だけで勝どきをあげた。
 更に対抗団体AAA90年代の絶対エースだったオクタゴンもアレナメヒコに復活。宿命のライバルであるフエルサ・ゲレーラと6人タッグマッチで激突した。試合は1本づつ取り合っての3本目、オクタゴンとゲレーラが場外でもみ合っている間に、カサスがカシータでパンテルを丸めこんで勝利。ルード組が勝利した。

■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦 レジェンダス・メヒカナス
日時:2017年11月17日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○ラヨ・デ・ハリスコJr.、ドス・カラス、ビジャノ4号
 2-1
●シエン・カラス、カネック、マスカラ・アニョ・ドスミル

<6人タッグマッチ>
○ボラドールJr.、ルーシュ、ドラゴン・リー
 2-0
●ウルティモ・ゲレーロ、エウフォリア、グラン・ゲレーロ

<6人タッグマッチ>
○サタニコ、ネグロ・カサス、フエルサ・ゲレーラ
 2-1
●マノ・ネグラ、オクタゴン、ブルー・パンテル

<タッグマッチ>
△スペル・アストロ、ソラール
 2-2
△ヴィールス、ブラック・テリー


※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
[ファイトクラブ]緊急座談会~新日プロ イケイケの興行戦略もドーム興行追加には慎重

[ファイトクラブ]緊急座談会~新日プロ イケイケの興行戦略もドーム興行追加には慎重

’17年11月23日号新日決算全日ゼウスWWS存続ゼロワンPURE-JガッツPanラウェイ暴行