写真：初代タイガーマスク、WILL株式会社会長・大倉満、納谷幸男
26日、帝国ホテルの『北京』レストランにて、リアルジャパンが会見を開催。初代タイガーマスク、新間寿会長、協賛企業であるWILL株式会社の催事課会長付として所属となった”大鵬三世”納谷幸男が出席して、来る12月7日（木）、後楽園ホールにて開催される『原点回帰』と題された初代タイガーマスク佐山サトル認定のプロレス大会の意義が、あらためて強調された。
前回会見の繰り返しになるが、”大鵬三世”納谷幸男のデビュー戦が、「自分を売りたいがための相手選手のエゴ」により、軍団の介入や場外乱闘になってしまったことに新間会長は激怒！ 「デビュー戦が利用された」と、席を立って帰ってしまった。（昔だったら）「自分がリングに上がり試合をいったんストップさせて仕切り直しにさせたのに、それをしなかった自分に腹が立った。俺が一番バカだった、申し訳ない」とした上で、「今度は私がプロデュースをやる」と宣言。初代タイガーマスクも、「新間さんが怒ったことにニヤリとした。これまでストロングスタイルを掲げながら、控室にこもったまま試合を見に行ってない。見る気もしない。みんなこれでイイのかなぁと、あきらめの心境だった」とフォローした上で、「山が動く」と明言している。
▼新間寿リアルジャパン会長がストロングスタイル復権を宣言～12・7後楽園ホール原点回帰
これにより、12・7『原点回帰』後楽園ホール大会は、リアルジャパンの名称を使わず、既存のレギュラー選手の参戦もなし。現時点での発表は、スーパー・タイガーの参戦と納谷幸男の再デビュー戦だが、昭和の時代の新日本プロレスOBの古参選手を集めるというよりは、ストロングスタイルに適う選手を厳選して集めていく布陣になるという。
初代タイガーマスクは、「決してガチンコをするとか、真剣勝負とかではない。本来のプロレス！ 闘いの芸術、迫力の芸術を残していく」と、開催の意義を語った。
また、新間会長は「今回からが初代タイガーマスク引退カウントダウンになる」ともドッキリ発言。「期限を決めたものではないが、本人が満足するまで」とのことで、当日は200球のサインボールを投げて、ワインボトルが貰えるなどの趣向も考えているとのことだ。
初代タイガーマスクは、11月29日に金沢でスーパータイガー、納谷幸男と砂浜を10km走るという。ストロングスタイルについて、「メキシコ遠征に行く前、大技ナシ、派手なことナシ、アピールなしで基礎を積んだから」とした上で、今のプロレスとの対比において「思想が違う」ことを強調。昭和のプロレスを残していく決意を述べている。
■ 原点回帰
日時：12月7日（木）
会場：後楽園ホール
チケット：VIP席（特典付）12000円、RS席8000円、A席6000円、B席5000円、トライアルシート3000円
主催：『原点回帰』プロレス大会 実行委員会
協力：リアルジャパンプロレス
お問い合わせ：ユーレカ事務局 03-3833-3662
協賛：WILL株式会社
出場選手：スーパータイガー、”大鵬三世”納谷幸男/他
販売所：e+イープラス
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