[ファイトクラブ]アントニオ猪木『生前葬』両国札止め発表の怪~闘魂成仏できず彷徨う亡霊追跡

[週刊ファイト11月2日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼アントニオ猪木『生前葬』両国札止め発表の怪~闘魂成仏できず彷徨う亡霊追跡
 photo by シン上田 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編 w/安威川敏樹 
・一回しか使えない『生前葬』だったので完売告知を叩く論客が出てきた
・ドラゲー神戸ワールド記念ホール5400円スタンド席は高いのか否か
・プロレス界がどのような形でプロスポーツとして生き残っていくか
・MMA初の逆エビ固め決着の話題直後!Sノートン-Pアーツにやらしてみたら・・・
・”brother”YASSHI 鈴川真一 桜井隆多:カール・ゴッチ杯ガチンコの謎
・「負けたら引退」広言!恐竜ノートンの背広姿と大会後パーティの集金


安威川敏樹(アイガワトシキ) 今週は10月21日、両国国技館でのアントニオ猪木生前葬、7千人で超満員札止めとなっていました。ところが両国国技館のキャパシティを調べてみると、1万1千98人なので、4千人分もの空席があったことになります。それでも超満員札止めとは、ちょっと腑に落ちません。
しかも7,000人というキッカリした数字は、明らかに実数発表ではないことがわかります。

オフレコ まず、両国7000人で超満員は、団体どこであれオカシクない。各会場の公表しているキャパというのは、なにをやるかを無視した最大値なので、後楽園は2000人となってるけど、リングを中央に置いてというだけでそんな数字にならない。そもそも1500人で本当の超満員や。通常、700とか900とか発表してるけど、その数字でもまぁ見た目は恰好はついている感じかなぁ。これが400とか500の発表だと、空席が目立っている状態ということ。

敏樹 なるほど。両国は升席に4名入れるか、2名だけにするかでも違ってくるので、ゆったり2名でやるならプロレスに関してなら7000席仕様で確かに満員です。また、招待客含めて、実際に会場にそれだけ来てくれたら、見た目は満席になります。

オフレコ 今回、現場から「空席が目立った」ガチ考察がアチコチに書かれている。スポンサーがかなりの席を買ったものの、無理やり買っただけで、社内でタダ券ありますとやっても、実際に行った方が非常に少ない。「猪木も出るなら無料だし行こうか」が、スポンサー様の読み通りにならず、タダでも行かなかったケースやろうなぁ。

敏樹 いや、噂では仮想通貨を扱う新興の会社48ホールディングスが、事前に大口2000枚購入してくれたと。しかし、彼らのHPによれば10月1日付で「10月3日(火)をもって連鎖販売取引が終了」とあります。20日付の発表では、より詳しく「クローバーコインの購入はできない」と告知された。そして21日が両国当日です。チケットは買ったんだけど、社員やお客に招待券を配る前に会社が機能不全に陥っているのかもです。
http://48hd.co.jp/

オフレコ 道理で、その招待券がオークション・サイトに出回りもしてないという・・・。チケットの束を受け取った社長、あるいは幹部が、身動きできない事態になってしまって空席のままだったのかねぇ。あくまで推測の域だけど。

敏樹 本誌10月26日号で井上譲二さんは、大量のチケットをスポンサー筋に渡した可能性がある、と書いています。未だにこんなことがプロレス界では行われているのでしょうか?
井上譲二さんは「少なくとも3000人以上のファンが購入しなければ完売にならない」と書いていますが、3千枚のチケットを売りさばくのもプロレスでは困難なのでしょうか。

▼[ファイトクラブ]『闘魂最終章』 猪木本と連載の難しさを痛感

[ファイトクラブ]『闘魂最終章』 猪木本と連載の難しさを痛感

オフレコ 新日を除けば困難でしょう。ブシロードが買収してどん底からV字回復とか吹聴されているし、数年前よりは業界全体としても少しはマシ程度は言えたとしても、大局的な観点からはプロレス格闘技のマット界は冬の時代のままかと。

敏樹 どんどんマイナーなジャンル化しているのみならず、小中学生に聞いてもプロレスというジャンルを知らない児童が大半らしいそうです。危険な兆候ですね。

オフレコ 今回3000人というのは、大箱興行としてギリギリのラインは死守したという意味であって、そこは大いに評価してあげないとけない。なにをもって「完売」なのかはともかく、主催者が事前に設定した数値はクリアしたのだから、ウソを発表しているわけではない。

敏樹 猪木の知名度と神通力は、未だ死んでなかったと。現役の国会議員先生なんだし。但し、その内訳は、大口2000枚購入してくれた企業があったらしい噂とか、他のスポンサーは50枚、100枚とかの小口だったとしても、相当数が企業割り当て購入だった。しかも、末端までチケットが回らなかったのか、一般ファンのネット書き込みから「妙な空席が目立つ」と指摘されることになりました。

一回しか使えない『生前葬』だったので完売告知を叩く論客が出てきた

オフレコ 主催者が騙しているのではなく、スポンサーが買ってくれたから、プレイガイドに出したわずかな枚数分は完売だったとか言えたと。旧IGFもそういうやり方で、何度か「完売した」とかやってたので、初めてでもなければ、いつものパターンかね。

敏樹 今回、集客のために背水の陣というか、一回しか使えないんじゃないかという『生前葬』まで持ち出した手前、完売告知を叩く論客が出てくるのは仕方ないです。

記事の全文を表示するにはファイトクラブ会員登録が必要です。
会費は月払999円、年払だと2ヶ月分お得な10,000円です。
すでに会員の方はログインして続きをご覧ください。
ログインして続きを読む