内藤哲也「ドームの相手? 予想はオカダ、理想はEVIL」ドーム初メイン進出へ秒読み 新日本両国前日会見

 8日、ダイバーシティ東京「フェスティバル広場」にて、10月9日に開催となる両国国技館大会・IWGPヘビー級選手権試合の調印式と、東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦の記者会見がファン公開で行われた。

 2016年に東スポプロレス大賞MVPを獲得し、2017年G1クライマックス制覇を成し遂げた内藤哲也。自らのユニットであるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのグッズに身をまとったファンが多数の中で、この日も自信満々にコメントを出す。内藤戦に向けてここまで目立ったコメントを出していない石井智宏を「彼の行動にはガッカリ」と一刀両断。この日も石井が「ここでグダグダ言っても、何の意味もねぇ」とすると、内藤は「何も語ることがない。来る必要がないと思うなら、来なきゃ良かったんじゃないですか?」と正論で畳みかけた。

 石井に勝利宣言の“東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証保持者”内藤は、ドーム初メイン進出秒読み状態。相手を品定めし、「目の前にオカダが立つんじゃないかなと予想します。ただ、俺の理想は明日EVILが勝って、EVILと内藤でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン同士による東京ドーム大会のメインイベント」と明言している。

 オカダ・カズチカはG1でEVILに敗れているが、この日は「『G1』で負けてます。で、そのあと福島、広島でレインメーカーからEVILをやられてますが、それを返すイメージもしっかりできてます」とリベンジを予告した。

 質問に対しての回答としてはオカダもEVILもスルーした場面が目立ったが、EVILの立ち居振る舞いはロスインゴファンにより支持される。「This is EVIL.Everything is EVIL.すべては……EVILだ」はファンとともに合唱。オカダが引き揚げた後にはEVILが帰り際に一人でポーズを決め、公開会見をしっかり締めた。

 年間最大興行となる来年1・4東京ドーム大会へのカウントダウン。見逃せない新日本プロレス秋の両国ビッグマッチ、間もなくゴングである。

■新日本プロレス『KING OF PRO-WRESTLING』
日時:10月9日(月・祝)17:00
会場:東京・両国国技館

<第1試合>
高橋ヒロム
BUSHI
SANADA
(1/20)
レオ・トンガ
高橋裕二郎
バッドラック・ファレ

<第2試合>
ザック・セイバーJr.
鈴木みのる
(1/20)
矢野通
後藤洋央紀

<第3試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合>
[挑戦者組]
X(RPG 3K)
X(RPG 3K)
(1/60)
リコシェ
田口隆祐
[第53代王者組]
※田口&リコシェ2度目の防衛戦

<第4試合 IWGPタッグ選手権試合3WAYトルネードイリミネーションマッチ>
[挑戦者組]
タンガ・ロア
タマ・トンガ
vs
ハンソン
レイモンドロウ
[挑戦者組]
vs
デイビーボーイ・スミスJr.
ランス・アーチャー
[第78代王者組]
※アーチャー&スミス初防衛戦
※3チーム同時にノータッチルールで試合を行い、最後まで残ったチームを勝者とする。なお反則&場外カウントもなしとする

<第5試合>
マーティー・スカル
Cody
ケニー・オメガ
(1/30)
邪道
バレッタ
YOSHI-HASHI

<第6試合>
ジュース・ロビンソン
飯伏幸太
(1/30)
真壁刀義
棚橋弘至

<第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
ウィル・オスプレイ
(1/60)
KUSHIDA
[第77代王者]
※KUSHIDA3度目の防衛戦

<第8試合 東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦>
[挑戦者]
石井智宏
(1/60)
内藤哲也
[権利証保持者/G1 CLIMAX 27優勝者]

<第9試合 IWGPヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
EVIL
(1/60)
オカダ・カズチカ
[第65代王者]
※オカダ8度目の防衛戦

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