9・24NJKF2017 3rd 4選手インタビュー+その他情報

「NJKF 2017 3rd」(9月24日、東京・後楽園ホール)ではWBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者・白神武央(拳之会)への次期挑戦権決定戦が行われる。王者への挑戦権を争うのは、ともに王者同士となるNJKF王者・YETI達朗(キング)とINNOVATION王者・門田哲博(武勇会)。白神へのリベンジを誓うYETIと、ラストチャンスと見据える門田。新たなベルト獲得へ歩を進めるのはどちらとなるか。

■YETI達朗

――昨年10月、タイトルを奪還した今年2月、そして今年6月と3連勝で好調のYETI選手です。

YETI 一番は去年タイトルマッチで王座を失っていろいろ考えたんですけど、自分の中で変わりたくて去年の9月にタイへ行ったんです。そこでスーパームエタイっていうトーナメントに参加して1日2試合したりよい経験ができて、それがすごく糧になってます。4人トーナメントで準決勝は勝ったんですけど、決勝は判定で負けてしまって。2週間タイへ行って、1週間ぐらい練習をして試合に出ました。タイには20歳ぐらいの時に2ヵ月ぐらい行ったことがあったんですけどタイトルも失って全部失ったので、自分の中で変えたいと思って行きました。昔キングジムでトレーナーをやっていた方のジムへ行ったんですけど、会長が試合を組んでくれました。

――そこから3戦して負けなしですし、タイ修行の成果を存分に発揮していますね。

YETI まだ自分の中では出し切れていない部分があるんですけど、少し蹴りもよくなってきたし、落ち着いて試合運びができるようになってきたと思います。試合がトーナメントっていうのは出発の前日に知らされたんですけど、これで1つ太くなれたかなと思います。1番は“強くなりたい”という思いがありましたし、一皮剥けたいという気持ちがあったので、仕事もお休みを頂いて行きました。タイ修行の前と後ではもう全然違うと思います。

――今回は昨年YETI選手が敗れた白神武央(拳之会)が持つWBCムエタイ日本統一王座への挑戦権を争う試合となります。

YETI 絶対落とせない試合だっていうのは分かっていますし、必ず勝ちに行きます。でも僕の中ではタイトルっていうより白神選手に勝ちたい気持ちの方が全然大きいです。あの試合では応援してくれる人たちの気持ちや、自分のことも裏切ってしまいましたし、失ったものがいろいろあります。それだけ失ったものが大きかったので白神選手に勝ちたいし、もう1回やって勝たないと取り戻すことができないと思ってます。

――対戦相手・門田選手の印象をお願いします。

YETI 映像もあまりこれというのがないので情報がない状態ですけど、己を高めれば必ず勝てると思っています。タイ人も映像がなくてもガンガンやって勝っていますから。やっぱり白神選手にリベンジしたいし、1番の理想は倒して勝つことです。あっちも倒しに来ると思うので、今回も倒して勝つのが理想です。

――そんな白神選手への挑戦権が懸かる一番へ、改めて意気込みをお願いします。

YETI 今回は落とせない試合ですし、みなさんの支えと思いを裏切らないよう、必ず勝って恩返しをしたいので頑張ります。

■門田哲博

――試合が迫って仕上がりはいかがですか。

門田 多分今までで1番いいぐらいじゃないかと思います。練習はいつも通りだったんですけどみんなが協力してくれて、愛媛の地方なので練習相手があまりいないんですけど、今回はみんな集まってきてくれて、結構ハードに練習できたかなと思います。

――WBCムエタイ日本統一王座への挑戦権を争う一戦はYETI選手との王者対決となります。印象をお願いします。

門田 試合の映像を見させてもらって、長身で遠くから出すストレートとヒジが嫌かなと思って印象的でした。あと左ミドルですね。

――門田選手はNJKFの後楽園大会には初めての出場となるので、ご自身の紹介をお願いします。

門田 NJKFは大阪で一度あったんですけどそれを除けば初めてで、後楽園ホール自体今回が初めてです。僕は首相撲からのヒザが得意で、もうアマチュアの時から首相撲で戦ってきました。前に前に行って首相撲で戦う感じです。タイには1ヵ月だけですけど1度行ったことがあります。3年ぐらい前で、ランキング入りした後です。首相撲を得意にしていたのでその強化のつもりで行ったんですけど、行ってみたらタイ人の首相撲は全然違って目から鱗じゃないですけど、またそこで磨かれたのがありました。

――たとえどんな相手であっても首相撲で攻めるスタイルは変えない?

門田 そうですね、これでイノベーションのベルトも獲ったので、今後もこれで行こうと思うし、首相撲を中心に組み立てていきたいです。つまらない試合かもしれないですけど、1度首相撲に取ったら逃がさないつもりで、必ず勝つというのを念頭にやっています。

――試合への意気込みを改めて最後にお願いします。
門田 もう僕も年齢が年齢なので、これが最初で最後のチャンスかなと思っています。もう全部を懸けて挑むし、絶対に勝ちます。

“掴めチャイニーズドリーム”を旗印にクンルンファイト66㎏級トーナメントに臨んだ健太だが惜しくも判定負け。2017年夏に懸けた夢は潰えてしまった。しかし、いかなる時も戦いを止めないのがプロであり、苦境でも自身に酔えるのが真のナルシスト。「NJKF 2017 3rd」(9月24日、東京・後楽園ホール)では7チャンネルTVの元スーパーフェザー級王者テーパブット・シッオブン(タイ)とダブルメインイベントⅡで対戦する。

■■健太

――8月のクンルンファイト66㎏級トーナメント1回戦は残念ながら判定負けという結果となってしまいました。

健太 正直負けた感じはないんですけど、映像を見ると勝ってもないみたいな感じでした。決定打を取れなくて、僕も全くダメージは無かったんですけど、ジャッジが全員向こうを支持しました。

――“掴めチャイニーズドリーム”を掲げて臨んだトーナメントでしたが、これは来年以降にお預けと。

健太 そうですね、残念ながら今年はその夢を絶たれてしまった失望感は正直あったんですけど、今は気持ちを切り替えて、またモチベーションの上がるようなことを考えています。まず今回の試合がメインイベントで決まってますので、今はそれに向かって全力で日々を過ごしています。

――健太選手はこういった苦境の時でも、モチベーションを見つけるのが上手だなと思います。

健太 選手として、僕はそこが1番秀でているのかなと思います(笑)。モチベーションの見つけ上手みたいな。

――そこは何かコツだったりあるのでしょうか?

健太 やっぱり試合ですね。試合が1番のモチベーションなので、試合をすることです。ベタですけど“継続は力なり”で、僕は負けなしのファイターでも(那須川)天心とか武尊選手みたいな負けないヒーローでもないので、勝ったり負けたりを繰り返しながら少しずつレベルアップしてきた選手なので、亀のように少しずつでも成長していくっていう気持ちです。

――ヒジなしのクンルンファイトに挑んだことで、発見や伸びた部分があったのではないですか。

健太 ヒジ・ヒザありの戦いとはまた違った展開になったので面白かったですね。また今回はタイ人とヒジ・ヒザありのルールなので、それはまたちょっと新鮮で楽しみです。

――対戦相手テーパブット選手の印象をお願いします。

健太 タイ人に依頼してYouTubeを見つけてきて、文字が全部タイ語だったので大変だったんですけど映像は見ています。ただタイ人とやってる試合しかなかったので、正直タイ人同士の試合だと全部同じような展開になっちゃうんですよね(苦笑)。首相撲をやっても拮抗してるし、見合って見合って、みたいな。なので、まぁサウスポーということが分かってよかったです。肩書的には元スーパーフェザーの王者ということで元々体は小さいので、どうせ勝っても“なんだ下の階級じゃないか”とかガダガタ言う人が出てくるんだったら、逆にそのメリットを活かして、タイ人はスタミナを温存するのは上手いので、最初からガンガン行って地獄の底に引きずり込んでやろうと思います。首なら首の展開でちゃんと付き合って、体の大きさを活かして消耗させて、心を折ってやろうと思います。

――チャイニーズドリームが一度潰えてしまい、そこから健太選手が立ち上がる姿をファンも見ていると思います。

健太 中国に対しての夢が潰えてしまった挫折感はありますけど、試合に関しての通じなかったり負けて、“俺は世界に通用しない”とかそういうのは全然思わないです。だから復活でもありません。逆に海外で試合の映像も入ってこないところだったので、無かったことにしようかと思っています(笑)。

――モチベーションを見つける上手さと、そういったメンタル面のコントロールも多くの試合をこなしてきた健太選手ならではの巧みさですね。それでは最後に、そんな試合へ向けた意気込みをお願いします。

健太 今回はタイ人と純キックボクシングルールでやるのでそのレベルの高いテクニックだったり、これぞキックボクシングというヒジ・ヒザの攻防、試合と魅力を見せた上で、KOで勝って締めたいと思います。

■■テーパブット・シッオブン

 健太選手の試合は観たことがありませんが、問題ありません。ムエタイの誇りを持って全力で戦いたいと思います。勝つのは私です。

『NJKF2017 2nd』9/24(日)女性限定10組20名様を無料ご招待、有名選手との記念撮影サービスも実施!

NJKF(ニュージャパンキックボクシング連盟)は、9月24日(日)に後楽園ホールで行われる、NJKF2017 3rdのキックボクシングイベントにおいて、観客へのサービスとして、専任スタッフによる記念撮影サービスを実施いたします。また、女性に限り10組20名様を無料でご招待することも合わせて発表いたします。

全国40以上の所属ジムを持つ日本最大のキックボクシング連盟のNJKFは、2017年のスローガンをFor The Fansとし、ファンが楽しむためのキックボクシングを提供することを目指し、サービスの一つとして、今回の企画に至りました。

■記念撮影サービスについて

記念撮影サービスは、フォトジェニックなファイティングポーズを取っていただいたところを、お客様のスマートフォンにて、専任スタッフが撮影をさせて頂くサービスとなります。

ファイティングポーズはNJKFのプロキックボクシング選手が指導いたします。

なお、同サービスは女性とお子様のみに限定させていただきます。

時間:9月24日(日)18時40分〜18時55分頃 第5試合終了後を予定

場所:後楽園ホール内/NJKFパネル前を予定

※大会の進行により時間は前後する場合がございます

※スタッフ関係者の指示に従って頂きますようお願い致します

■女性10組20様を無料でご招待

初めて格闘技を観戦される女性の方限定にて、先着で10組20名様を無料でご招待いたします。

ご希望の方は、以下宛にメールでご連絡をお願い致します。

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受付期間:9月18日(月)〜9月23日(土)

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応募先:njkfjapan@gmail.com

以下の応募に必要な項目をご連絡ください。

フルネーム(漢字):

フルネーム(カタカナ):

お電話番号:

メールアドレス:

チケットご希望枚数:1枚or2枚 (どちらかご指定ください)

当確頂いた方にはメールをご返信させて頂きますので、

njkfjapan@gmail.comよりメールが届くようにご設定をお願い致します。

また今後NJKFよりイベント等のご案内をさせて頂く場合がございます。

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NJKFでは今後もファンの方と向き合ったサービスを提供してまいります。

9・24 NJKF 2017 3rd MOMOTARO・北薗選手インタビュー


※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)

[ファイトクラブ]勝次-前口太尊ベストバウト2017~大田区総合体育館8・20 KNOCK OUT

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