9・24 NJKF 2017 3rd MOMOTARO・北薗選手インタビュー

「NJKF 2017 3rd」(9月24日、東京・後楽園ホール)ダブルメインイベントⅠでは、3分3Rヒジ無し戦でWBCムエタイインターナショナル王者MOMOTARO(OGUNI)が北薗翔大(K-LIFE KICKBOXING GYM/RISEフェザー級6位、KOSフェザー級王者)を迎え撃つ。北薗戦の先にRISEのDEAD OR ALIVE TOURNAMENT出場を見据えるMOMOTAROと、人生を変えるチャンスと意気込む北薗。自身の新たなキャリアを切り開くのはどちらとなるか。

■■MOMOTARO

――試合が近づいて調子はいかがですか?

MOMO 怪我もなく練習は順調に行ってます。こないだもTEPPENジムへ行って(那須川)天心くんとやらせてもらって、その時の動きは悪くなかったので自信に繋がりました。

――今回は王座を持つムエタイルールではなく、ヒジが禁止となるルールです。

MOMO 今回首相撲は無制限ということですけど、RISEの11月のトーナメント(DEAD OR ALIVE TOURNAMENT)へ繋げたいと思っているので、勝つのは当たり前で勝ち方を焦点にしたいです。

――では、RISE出場を見据えての練習をし、その手応えや違いをどう感じていますか。

MOMO 今もムエタイのジムへ行って首相撲の練習をしっかりやっていますし、そこで鍛えられるバランス感覚とかは首なしルールでも使えると思うので、そこまで大きく変えてはいません。夏に健太さんと対談をした時「ルールの違いを楽しむ」っていう言葉を言われて、それがなんかすごく響きました。“ちょっと考えないとな”って思っていたんですけど、健太さんのあの言葉を聞いて、自分も“違いを楽しんでみよう”と思えたのでよかったです。今はパンチのミットを前より増やしているんですけど、そういう練習をすることでまた違うところが伸びたりするのかなっていうのがあるし、楽しいです。

――今回の対戦相手・北薗選手の印象をお願いします。

MOMO いくつか映像は見て、左右の動きはあんまりなく足を止めて打つようなイメージで、僕的にはやりやすいスタイルですし、周りからもやりやすいんじゃないかと言われます。ただ近距離はパンチに強いものを持っているので、そこは距離に気をつけて戦いたいと思っています。リングサイドとかに詰められないよう、いつも通り足を使って、大きくリングを使って戦いたいです。

――今回の試合の後に11月のトーナメント出場を見据えているようですが、そちらも含めての意気込みをお願いします。

MOMO 9月をしっかり勝つのは当たり前で、11月のトーナメントへさらにレベルを上げようっていう感覚で練習をしています。新しいルールでの挑戦なんですけど、新しいMOMOTAROを見せられるのではないかと思うので、RISEファンのみなさんには楽しみにしていてほしいです。

■■北薗翔大

――ルールは異なりますが、WBCムエタイインターナショナル王者MOMOTARO選手に挑む試合が近づいてきました。

北薗 今回は倒さないと勝てないと思っているので、今までも意識はしていたんですけど、今まで以上にアグレッシブに行こうと思ってます。MOMOTARO選手は距離を取って戦う選手かと思うので、その距離をどんどん潰せていけたらと思います。

――そのMOMOTARO選手の印象をさらにお願いします。

北薗 蹴り技が上手くて、やり辛そうだなっていうのがあります。技術に特化しているというか嫌なタイプで、あとはちょっと失礼ですけどあんまり面白くないですね。でも、今までで一番やりにくいと思います。

――北薗選手は鹿児島在住ですが、普段の練習はどのようにされているのですか?

北薗 年に1度、あるかないぐらいで東京へ出稽古に行くことがあるんですけど、もうほとんど鹿児島でずっとやっています。新日本キックに上がっている瀬戸口(勝也)さんとずっと2人で、ほぼマンツーマンでやってる感じです。今回もサウスポーに構えてもらったりしています。

――地方の選手として常にアウェーでの戦いを強いられる中で、今回はチャンピオンと戦うチャンスがやってきました。

北薗 ずっと“地方からトップに”っていうのを目標にやってきて、地方の選手は知名度もないしチケットも売れないので、また見たいと思ってもらえる試合をすることをいつも思っています。今回はMOMOTARO選手の応援団もすごいでしょうし、特にアウェーだと思います(苦笑)。だから一番いいのはKOして、応援団をシーンとさせたいです。

――目標とするトップに挑む今回の対戦ですが、改めて最後に意気込みをお願いします。
北薗 本当にすごい相手とやらせてもらうので、僕は挑むだけというか。負けて当たり前ぐらいに思われていると思うので、そこを覆すじゃないけど、“やってやるぞ”っていう感じです。ここで勝ったら人生変わるだろうぐらいで思っているので、今までで一番のチャンスだと思ってます。


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