J太郎がMMA戦勝利!キックは祥汰が引退試合でタイ人選手に敗れる~KING OF KINGS VOL.4

■ キングオブキングス実行委員会「KING OF KINGS VOL.4」
日時:2017年9月3日(日)開場13:30 開始14:30
栃木・栃木総合文化センター・サブホール

 KING OF KINGS(以下、KOK)は、地元・栃木を拠点に、アマチュアを主体とした格闘技イベント。アウトサイダーの第一線で活躍し、自身のジム「KING CRAFT」の代表を務める吉永啓之輔氏と小林道場代表の小林達哉氏がタッグを組み誕生。総合格闘技とキックボクシングの二競技を扱い、栃木発格闘技普及の一手を担った。
 なお、今大会は前売りチケットが全席完売となるという盛況ぶりを見せたKOK。キックボクシングのワンデートーナメントが行われ、法村真也(TEAM YMC)がトーナメントを制し、賞金を手にした。

<キックボクシング 63kg契約 3分3R>
●祥汰(Team S.R.K/WINDY Super Fightライト級王者)
vs
○ペレーOZGYM(OZ GYM)
判定0-3
 ムエタイの新興団体「WINDY Super Fight」の第一線で活躍してきた祥汰がこの試合をもって引退、ラストマッチを迎えた。タイ人選手との対戦をしたいという祥汰の強い希望により、ペレーOZ GYMに白羽の矢が立った。

1Rはミドルの打ち合いがなされる展開が目立ち、お互いパンチはほとんど出さずミドル中心に。終盤からペレーの右ミドルをキャッチし。祥汰は右ローを返す展開に。
2Rも1Rと同様の展開となるが、ペレーの右ミドルを祥汰がキャッチして右ローを返すという展開が目立つ。祥汰はペレーの右ミドルをキャッチしたことにより、祥汰の脇腹が赤く腫れ上がる。
3Rもペレーの右ミドルを祥汰がキャッチする光景が目立つ。祥汰は左右ミドルを返すが、ことごとく空を切り、ペレーは首相撲からヒザを打ち、祥汰の脇腹に突き刺していく。終始ペレー主導で試合が進み、判定でペレーが勝利。ラストマッチを白星で飾ることができず、ムエタイの高き壁に阻まれる結果となった。
試合後は祥汰の引退式へと移り、惜別のテンカウントゴングが会場内に響き渡り、リングを後にした。生涯戦績は21戦8勝12敗1分1無効試合。

<MMAマッチ 65.8kg契約 5分2R>
◎J太郎(和術慧舟会 東京本部/TEAM YMC/元パンクラスフェザー級1位)
vs
●大金剛(R-BLOOD)
TKO 1R ※バックチョーク

 大金は前日計量で950gオーバーし、減点2からのスタートとなった1R。寝技中心の攻防となり、J太郎がバックチョークを仕掛け、何とかこれを脱出する大金。なおも寝技に持ちかけるJ太郎は、マウントポジションを取りパウンドを落とし優勢に進めていく。ロープ付近でバックを取り、バックチョークが入ったところでレフェリーが割って入り、J太郎がTKOで勝利を収めた。
 試合後、マイクを手にしたJ太郎はお決まりの「1、2、3、J!」と叫び、リングを後にした。


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’17年09月07日号全日両国メイマク金商売トリプレマニアTAKAタイチ新日キック