ハファエル・ドス・アンジョス豪快KO勝利!8・23『UFC Fight Night 49』

(C) Photo Courtesy of UFC

 2014年8月23日にオクラホマ州タルサで『UFC Fight Night 49』が開催された。同日開催(時差の関係で半日早い)『UFC Fight Night 48』マカオ大会がアジア・オセアニア地区予選的な位置づけであるのと対照的に、こちらは、中軽量級中心の北米地区予選的な意味合いが強い。

 そんな中、メインには元UFCライト級王者であるベンソン・ヘンダーソンが抜擢された。王座を失った後も連勝しており、いつでもタイトルに再挑戦出来る実績を誇るヘンダーソンに対し、同じくタイトルマッチを狙うハファエル・ドス・アンジョスが相手となる。元王者のヘンダーソンを倒せば、王座挑戦は近づくだけにこちらも負けられない。そして、試合は意外な短期決着となった。

 下馬評では、当然、ヘンダーソン有利だったが試合が始まると、アンジョスが1RでヘンダーソンをKOするという衝撃的な展開に。飛び膝蹴りでヘンダーソンからダウンを奪い、立ち上がろうとするヘンダーソンをさらにフックを叩き込みオクタゴンに沈めたアンジョス。衝撃的なKOでアンジョスが元王者から見事な勝利を飾った。

 またメインカードでは軽量級中心の中、ミドル級でフランスのフランシス・カーモンとブラジルのターレス・レイチの一戦も組まれた。連敗中でリリースの可能性もあるカーモンと、ローカル大会で連勝を重ね、UFC復帰後も3連勝と波に乗るレイチ。まさに対極的な2人の対戦は、まさに両者の勢いの差がそのまま出た結果になった。1Rから攻勢だったレイチが2Rにカーモンを金網際に追い込み激しいパンチラッシュでオクタゴンに沈め、レイチが見事にTKO勝利した。

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■ UFC Fight Night 49
日時:2014年8月23日
場所:アメリカ・オクラホマ州タルサ 

<ライト級>
○ハファエル・ドス・アンジョス
  1R 2分31秒 KO
●ベンソン・ヘンダーソン

<ウェルター級>
○ジョーダン・ミーン
 1R 1分12秒 TKO
●マイク・パイル

<ミドル級>
○ターレス・レイチ
 2R 0分20秒 KO
●フランシス・カーモン

<キャッチウェイト(149ポンド)>
○マックス・ホロウェイ
 3R 3分47秒 TKO
●クレイ・コラード 

<ライト級>
○ジェイムズ・ヴィック
 判定 3-0
●ヴァウミール・ラザロ

<フェザー級>
○チャス・スケリー
 1R 2分35秒 チョークスリーパー
●トム・ニイニマキ

プレミアムカード
<ウェルター級>
○ニール・マグニー
 判定 3-0
●アレックス・ガルシア 

<ライト級>
○ベニール・ダリューシュ
 2R 3分38秒 肩固め
●トニー・マルティン 

<バンタム級>
○マット・ホーバー
 判定 3-0
●アーロン・フィリップス

<ウェルター級>
○ベン・サンダース
1R 2分18秒 オモプラッタ
●クリス・ヘズリー

<フライ級>
○ウィルソン・ヘイス
 判定 3-0
●ジョビー・サンチェス

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