ジョシカクのパイオニア・有終の美を飾る花道へ…11.19新宿 吉田万里子引退興行決定!


6・17後楽園ホールの『ジャガー横田デビュー40周年興行』で引退を表明した吉田万里子が、11・19新宿フェイス『吉田万里子引退興行』開催を決定、その記者会見が7月31日、東京・水道橋のプロレスショップチャンピオンにて行われた。

冒頭、吉田は
「今大会のコンセプトは、吉田万里子を見せること。私自身、昭和63年のデビューから現在まで、多数の選手とかかわらせていただきました。そこで、全女、アルシオン、息吹でのゆかりのある人に出てもらってほしいと思っています」
とコメント。そして
「ジャガー横田さん、アジャコングさん、井上京子さん、井上貴子さん、AKINO、Leon、希月あおい、松本浩代、大畠美咲選手です」
と出場選手を発表。全女で昭和の純プロレスラーとしてデビュー後、ジョシカクという概念が無かった90年代初頭に藤原組長に師事して格闘スタイルに開眼、アルシオンを経て、フリーで女子格プロレスの先駆けとなった吉田ならではの人選となった。
さらにこの先も追加で出場選手が決まり次第、随時発表される。

自身の引退試合に関しては
「自分のゆかりのある人に出てもらうので、その中で自分の集大成であり、未来も見えるような、そんな引退試合にしたいなって思っています。これについては近いうちに発表したいと思います」
と述べた。
試合は全4試合ぐらいを予定しており、合間に過去の試合などの映像も流れる。
「10周年を境にファイトスタイルががらっと変わった。10年目まではやっと勝ってた。その後は負けた相手を踏みつけてた」
という吉田は全女時代のファンには最近の姿を、最近のファンにはかつての姿を観てもらいたいと語り、特にオススメしたいものとして、井上貴子と全日本女子のタッグのベルトを奪取して「自分は弱いんで、ベルトなんか欲しくなかった。でも獲ったら泣くぐらい嬉しい」と号泣している映像をあげた。他には「トレーニングでウサギ跳び」という、今となっては考えられないシーンなども観てもらいたいとのこと。

質疑応答で、引退の最大の原因が「古傷の首のヘルニア」にあると明かした吉田は、
「実際は20年以上前に手術をした時に、引退宣告を受けており、復帰してやってきたが、他の所にも影響がでるようになってきた」
と吐露。
同時に、啓蒙しているオリジナル健康法の効果もあって体調はすこぶる良いが、モチベーションをあげる、闘争心を出すのが大変だとも痛感しているとのこと。
三角飛びのリクエストには思わず悲鳴をあげていたが、可能性は充分のようだ。

休養を挟んで30年におよぶレスラー生活での1番忘れられないこととして、99年3月31日・アルシオンのリングでの自身との試合中の怪我が元で亡くなられた故・門恵美子選手に神妙な面持ちで言及。
ベストバウトは1試合に決めるのは難しいが、藤井惠との一連の試合には、やりたかったことをやれた、満足感があったと語った。

引退を広言こそしなかったものの、4〜5年リングを離れている間には、実質引退した気持ちが強く、「元・プロレスラー」を自称もしていたそうだが、松本浩代10周年興行へのオファーをきっかけに区切りを考えたという吉田。

かつて故・I.Y編集長が猪木引退試合に対して、「限界で引退する以上はスゴい試合は難しい。エキジビジョンに留めて、かつての映像を流したり想い出を語ったりした方が良い」と苦言を呈していた。
吉田がそれを知っていたかどうかは不明だが、プロレスラーとして、ジョシカクのパイオニアとして、引退興行の一つの手本を示すものになりそうだ。

■ 吉田万里子引退興行
日時:11月19日(日) 12:00開始 11:30開場
会場:新宿Face

チケット
S席(記念品付き):¥12,000-
A席:¥7,000-
B席:¥5,000-
C席:¥4,000-

前売り券
後楽園ホール
Big Blue(www.bigblue.co.jp)
吉田万里子出場大会売店


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