7・17 RISE118 野辺広大に挑戦するのは“Mr.RISE”裕樹か“野辺をKOした男”チャンヒョン・リーか?事前インタビュー



■ 裕樹インタビュー『もちろんローキックで、何一つ変えずに行きます』
 
–1月の試合がエキシと言う形になり実戦が昨年10月以来になりますブランクは感じない?
「あの時も野辺選手とエキシでしたがリングで出来ましたし感覚は鈍ってないですね。
感覚を研ぎ澄ませるため2ヶ月以上前からスパーリングもやってて問題ないですね。」
 
–今回60kgでの試合ですが、相当久しぶりです。
「そうですねー。最後が誰だったかも覚えてないです。」
 
–61~62kgとかはありましたが、調べてみたら60kg最後が山本真弘戦(2009年4月21日K-1 WORLD MAX)です。
「あ~、そうですね!あの後からMAXが63kgだったからそうでしたよね。8年前か~。」
 
–久しぶりの60kgですが減量は大丈夫ですか?
「減量と言うよりいかに60kgで良い状態でリングに立てるかを考えています。僕の場合はダイエットですね(笑)
減量だと1週間で何キロ落とすとかじゃないですか?僕はゴールデンウィーク明けからずっと調整してますよ、ダイエットですよ。」
 
–長期間かけて体重調整を?
「そうですね。これまで70kgや65kgでもやってきてますからね。
今回は60kgの状態を自分のものにして出来るかがカギですね。」
 
–今は順調に減ってますか?
「はい、計画通りですね。全部カレンダーに書いてその通りいってます。
後は練習で爆発的に動けるかどうか。そこも今回また試してるんで、何を食べたら良いかとか。上手くいってるから中々面白いっすね。」
 
–今回、久しぶりの60kgですけど、メリットとデメリットはどう感じますか?
「マイナスになる事は無いと思うんですよ。前まで65kgで外国人と戦ってきたんで。
その辺のパワーを経験してる分、経験値は上がってると思いますね。
今回のリー選手は非常にパワーがあると思うんですけど、その辺はソンヒョン選手と戦ってるんで大体わかってるんで。
その想像を超えるパンチが来ると危ないのは危ないですけど。60kgに関してはマイナス点だけ言うと減量失敗ですね。それ以外無いです。
でも失敗しないと思います。練習と同じ状況でリングに立てるかどうか、そこです。」
 
–プラスの面で言うと動けるようになるとかそういった事ですか?
「そうです。スピードが変わると思うんで。
今、疲れがあるんでスパーリングでも全然動けてないですけど、抜けた時の動きは凄くなるんじゃないかなっていう感じはありますね。」
 
–相手の攻撃は軽く感じますか?
「いや、今回考えてないっすね。リー選手はパンチは凄いだろうと。実際、野辺選手をKOしてますし。
そう簡単に倒れる選手じゃないと思うんで、もらったら危ない印象はあります。だから軽いとは思ってないです。」
 
–今のチャンヒョン・リー選手ですが、伸びてる時のソンヒョン選手に似ていますね。
「そうですね、止めたいですね。別に韓国人とか外国人とか関係無く、同じジムの人に負けたらこれで3連敗になるんで。負けたくないっすよね。
とにかく勝ちたいです。」
 
–向こうはソンヒョン選手もいますし、裕樹選手の事は熟知していると思います。
「もちろんそうですね。僕が先輩なら言いますから。それはね、相手が誰でも一緒ですよ。
東京の人は大体繋がってますし、裕樹はこういう戦い方だよっていうのはバレバレですから。
その上で勝つのが僕のキックボクシング道というか美学なので。それを捨てたくは無いですね。」
 
–ファイトスタイルは今までのローキック中心に倒すスタイル?
「もちろんローキックで、何一つ変えずに行きます。」
 
–もうキャリアが何年になりますか?
「18年目かな。キックボクシング始めて。」
 
–ファイトスタイルは全く変わらないですよね?
「アマチュアのデビューから全く変わらないですね(笑)。アマチュアのデビュー戦でローキックで倒せてその時と全く同じですね。」
 
–それがあったから今がある?
「そうですね、あの時の感触はまだ覚えてますね。やっぱり効いてくれるんだって自分のローキックを信じられる1つの形にはなりましたね。」
 
–相手のチャンヒョン選手も前回は減量がキツそうでした。
「ゴツイっすもんね。肩幅も結構ありそうですし。」
 
–今回も作戦は変えずにローキックで?
「うーん、作戦変更して面白くないと思うんで。やっぱ裕樹はこれで行くんかって。
それでも倒した時には拍手を送ってもらいたいですね。わかりきった作戦なのによう倒したなって所は是非褒めていただきたい。」
 
–試合のイメージはもう出来てますか?
「イメージは出来てますね。ただ1ヶ月、2か月間スパーリングやってきても精密度が足りないんですよ。
それはミットやってないんで、これからは精密度上げて、より効かせるローキックというか距離感もちょっと違ってるんで、そこさえ合えばイメージ通りに動けるなと。」
 
–どういう勝ち方を見せたいですか?
「僕が勝てるって思ってる人は少ないんじゃないかなと。僕が単純に見てもチャンヒョンの方が有利でしょうからね。
若さだけじゃないんですけど勢いもありますからね。強いじゃないですか?そいつの顔を歪めたいですね。
どういう勝ち方がっていうのはローキックなんですけど。痛ぇみたいな。マットに倒れていく感じを見たいですね、久しぶりに。」
 
–この試合の勝者が野辺選手とのタイトルマッチに進めます。野辺選手にはどういった印象をお持ちですか?
「非常に上手いファイターですね。エキシの時も作戦も何も無い中、アレだけ上手くかわされたんで。
やっぱり頭の良いファイターだし、良く練習してるんだろうなって印象はあの瞬間思いました。」
 
–タイトルマッチになっても負けない?
「はい、勿論やっぱりタイトルに挑戦するっていう事が初めてで。
王座決定戦で争うってのはあったんですけど挑戦するっていうのは初めてなので。ワクワクでしかないですね。
勿論、今回勝ってですけど。今回も含めて楽しいですね。次の階段があるっていうのがね。」
 
–野辺選手は裕樹選手からまだ未完成に見えますか?
「リー選手にパンチをもらってしまったんで隙はあるんだなと。
それでも上手いんで。特に花田とやった時、間近で見てたんですけど、攻撃をかわしてから自分の攻撃に転じる形が凄い上手かった。
アレは中々かわすのが難しいですね。その辺で未完成だし、まだまだ伸びると思うんですけど、だからこそ今の内に叩いておきたいです。
今の内ならイケる(笑)。そらそういう所狙っていかないと!」
 
 
 
■ チャンヒョン・リー インタビュー『イ・ソンヒョンからユウキ選手のウイークポイントを教えて貰ってる』
 
–現在のコンディションはいかが?
「良い感じでキープできています!前回(4月ICX)試合後すぐ練習をしているよ。」
 
–前回RISEでは王者・野辺選手をKOしています、そして今回は挑戦者決定戦です。
「今までの僕とは違うのでKO出来るのは確信していた。
ただこんなに早くチャンスが来るとは思わなかったのですごく興奮しているよ!!」
 
–どうような練習していいますか?
「僕はいつもイ・ソンヒョンと練習しているよ。ソンヒョンはユウキ選手と2回試合して勝っているしね。
だから僕は彼からテクニックやユウキ選手のウイークポイントを教えて貰ってるんだ。」
 
–それでは裕樹選手の事はよく知ってますね?
「もちろん!ユウキ選手は僕が尊敬する日本人ファイターの一人です。
だからとても光栄だよ、でも試合はデビルになるよ~(笑)
彼のローキックはとても危険な技だし世界トップクラスの攻撃だよ。」
 
–勝つとしたら判定?KO?
「僕はいつでもアグレッシブな試合をする。KOで決着を約束しよう。勝つのは僕だ!
この試合に勝利して王者に挑戦したいしね。」
 
–あなたのニックネームは“コリアンデビル”そのような試合を魅せますか?
「ありがとう!素敵なニックネームを付けてくれて。みんな デビル~と叫んでほしいなぁ。
名前に相応しく危険で激しい試合をするよ!ハッハッハッハァ~~~!」

–最後に一言お願いします。
「日本のみんな!僕は必ずRISE王者になるよ!
そしてRISEベルトを持って世界で暴れる!僕とRISEを宜しくね! 」

対戦カード・大会概要

7・17 RISE118 村越優汰インタビュー『相手が得意な技で倒してやろうかなと。ボディでやられたら屈辱だと思うんで』

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[ファイトクラブ] KAIインタビュー ミスター・ポーゴとの思い出とアメリカへの想い

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