[週刊ファイト4月6日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼終幕と新章～WrestleMania 新日 Wrestle-1 スターダム JWP：マット界の課題
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・桜の春になってなにが変わるのか？ 先行情報とタブー解析
・いくら解釈自由、十人十色の趣味の世界に過ぎないとしても：ファン保守化問題
・高木三四郎更迭～週刊ファイトに目を通すカズ・ハヤシ社長への期待
・脱・武藤敬司WRESTLE-1パロディー歌詞「ヒーローのお出ましだ！行列に並べ」
・スターダムV7宝城カイリ4・2“JWP”最後の後楽園OG福岡晶ら参戦
―― レッスルマニア週間の最中です。ファンイベントとか、インディー団体による便乗興行やってます。
オフレコ 戸澤陽がイイねぇ。ブライン・ケンドリックとの試合、セールの表情がわかりやすい。
―― 戸澤は『レッスルマニア33』に出ませんって。『205 LIVE』見たんでしょ？ ZERO1にいた元レオナルド・スパンキー、解雇されて出戻りを繰り返す数奇な運命を歩んでますけど。
オフレコ 内藤哲也のギミックも、メキシコで中国人だとからかわれるから、「俺は日本人だ」とのアピールから大きな瞳を強調するようになったと。戸澤も眼力があるから、予備知識がなくとも感情移入しやすい。
―― だから、『レッスルマニア33』なんです。まぁ、もうこの数週間、有料の情報商材箇所でやってますけどね。それに、本稿のトップ画像がなんで没にされた宝城カイリの表紙C案なんですか？ やはり今週号の表紙は正攻法で新日です。一年位前から友人と共に密かに期待していた柴田のIWGPヘビー級マッチが実現するので。ここはオーソドックスに、支持人口の多い方を取った方がビジネス的見地からはベターかと。
オフレコ 表紙B案「サクラ序列」かぁ。今週のテーマは終幕と新章。WWEに絞っても、翌日のRAWからどう回していくかに関心が移ってしまっている。ゴールドバーク、ジョン・シナがいなくなることはもう本誌では出してある。しゃべれるクリス・ジェリコは、またFOZZYとのツアーに出るから抜ける。お祭りの大箱興行は、ケツが読めて正解やから。奇をてらったらオカシクなる。
―― ロマン・レインズ戴冠だからと、親戚一同までが遠方から会場に来たのに、直前で変わった回もありましたよ(笑)。今回のアンダーテイカーは、引退発表だから変えようないですけど。
オフレコ 本稿は、桜の春になってなにが変わるのか？ 先行情報とタブー解析なんで・・・
いくら解釈自由、十人十色の趣味の世界に過ぎないとしても：ファン保守化問題
© WOWOW
―― 月曜3月27日、ファイトクラブに先行発表した『奉るプロレス信仰とは何か？ 宗教は巨大アングルなのかの底なし沼』が好評です。電子書籍ジャーナルとしては本号に収録です。
アイスリボン後楽園ホール大会で、大槻ケンヂの「オレ教」軍と、松本都の崖のふち教団の宗教戦争があった話題から派生して、「オレ教」というのが大槻ケンヂの自己パロディーであり、マット界で度々指摘される「自分教」の氾濫なのだとの指摘に目が覚めました。
オフレコ 東芝再建は崖っぷちだがいくら解釈自由、十人十色の趣味の世界に過ぎないとしても、ブシロード木谷高明会長が「ヲタクがジャンルを滅ぼす」と警告する点は軽んじてはいけない。
現在の日本の問題点は、SNSや個人ブログの拡散と影響力から、シュマーク大行進のオンパレードになってしまっている弊害、つまり自分教だね。理解力もなければ裏取り取材も出来ないのに、なまじフォロワーがいてたくさん「いいね」がついたり、ブログにヒット数があるからと、媒体気取りになってしまう。おかげでゴン格が廃刊になるとか、ちゃんとした媒体や本を読もうとしなくなり、小宇宙志向のフォロワーとワイワイ、ガヤガヤ盛り上がるだけで底辺拡大の足を引っ張っている。
―― 買いもしない、読みもしないで本誌は裏のことを書いて業界の足を引っ張っているとか、見当はずれがまかり通ってしまう。ちゃんと読めば、知っていても書かないことは多々あると、暴露系ムック本との違いを繰り返し明記しています。
むしろ、業界をマイナーに追いやっているのは自分教を正しい、多数にフォローされていると思い込んでしまう困ったネット人種なのだと。
シュート活字講座2017②マーク、シュマーク、スマート市場分析～Bad Reputationとは何か？
[ファイトクラブ]シュート活字講座2017②マーク、シュマーク、スマート市場分析～Bad Reputationとは何か？
奉るプロレス信仰とは何か？ 宗教は巨大アングルなのかの底なし沼