ボラドールJr.がヨシ・タツに勝利!CMLL 金曜日定期戦!

(C)CMLL

 2月24日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
 今大会のメインではCMLLテクニコのエースであるボラドールJr.が、提携している新日本プロレスから遠征してきた元WWEのヨシ・タツを迎え撃った。シングルマッチで外敵との対戦という事でボラドールJr.は大きな声援を受けて、ボラドールJr.がアタッケ・デプレタドールを決めて、見事にヨシ・タツからフォールを奪い快勝した。

 セミファイナルでは、遂にマスカラ戦(敗者、覆面剥ぎマッチ)が正式に決定したディアマンテ・アスールとピエローが6人タッグで激突。この両者は金曜日定期戦以外のCMLL定期戦でもタッグで激突しており、お互いに覆面を破りあうという壮絶な抗争を繰り広げている。当然、入場と同時に両軍入り乱れる乱戦となるが、こうなると強さを発揮するのはロス・インゴベルナブレスだ。速効で1本先取し、更にアスールを3人でリンチ。しかしピエローはアスールの覆面を剥いでしまい反則を取られテクニコが2本目を奪った。そして3本目、おかまキャラのマキシモがキス攻撃でラ・マスカラからフォールを奪うが、すぐにピエローがマキシモをフォール。そしてレフェリーの隙をついてピエローがアスールに反則のローブローを仕掛けるが、逆にアスールが切り返してローブロー。これをレフェリーが見ていなかったので、そのままアスールがピエローからフォールを奪いテクニコ軍勝利となった。当然、インゴベルナブレスは収まらずアスールの覆面を剥いで集団リンチ。この抗争はマスカラ戦まで続きそうだ。

 さらに、CMLLレジェンドのアトランティスと、90年代のメキシコマット界のトップルードであったマスカラ・アニョ・ドスミルが6人タッグマッチで激突。ドスミルはCMLLに本格復帰後、マキシモ・セクシーと抗争していたが、それも一段落した事で、レジェンド同士で絡む形になった。注目のスペル・エストレージャ対決はジャベの応酬ではじまるも、やがてドスミルが、いつも通り3対1の状況を作り、アトランティスを場外に追い出して、3人がかりでアンヘル・デ・オロ、ティタンを仕留めて1本先取。しかし、2本目はテクニコ軍が取り返し、3本目は、6人が入り乱れる中、最後はアトランティスがドスミルを丸めこんでフォール勝ち。レジェンドの激突はテクニコ軍に凱歌が上がった。

■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2017年3月3日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<シングルマッチ>
○ボラドールJr.
 2-1
●ヨシ・タツ

<6人タッグマッチ>
カリスティコ、マキシモ・セクシー、ディアマンテ・アスール
ルーシュ、ラ・マスカラ、ピエロー

<6人タッグマッチ>
○アトランティス、アンヘル・デ・オロ、ティタン
 2-1
●マスカラ・アニョ・ドスミル、サンソン、フォラステロ

電子書籍版は週刊ファイト3月16日号に収録されます。

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