週刊マット界舞台裏’09年5月28日号

 今年になってIWGPヘビー級&三冠ヘビー級王座を明け渡してすっかり身軽になった武藤敬司が、水面下で慌ただしく動いているという。といっても、新日本プロレスやノアとの交流戦再開をもくろんでいるのではなく、全日本プロレス社長、あるいは実業家としての営業活動だという。
 社長である武藤が営業活動をするのは当然の話なのだが、何とプロレスファンにも聞き覚えのあるある企業の社長と会食をしたという情報をキャッチ! 全日プロ、新スポンサー獲得となるのか? さらに武藤はこっそりとサイドビジネスにも着手。まだプロレスマスコミどころか全日プロの選手の中にも知らない者がいるという、武藤のサイドビジネスとは・・・
 ドラディション5・14新宿FACE大会に続き、同6・14大阪府立大会でもトリオを結成することになった藤波辰爾、初代タイガーマスク(佐山聡)、長州力の「金曜夜8時トリオ」、略して金8トリオ。新日プロ在籍時にはいろいろなことがあったこの3人が、なぜいま合体したのか? その裏事情を探る。
 また、この金8トリオが“あの男”と再合体する可能性が高まった! そこで元『週刊ファイト』編集長の井上譲二記者が徹底取材を行ったところ、過去数々の因縁や確執があるにもかかわらず、金8トリオとあの男の再合体は一夜だけのお祭りに終わらないようだ、という情報を入手。8月にビッグマッチ開催を控えているあの男の政治的な思惑が注目される。
 一部で“崩壊ラッシュ”もささやかれる昨今のマット界。しかし、1カ月の興行回数が2回以下の弱小団体が資金繰りに行き詰まるケースは少ない。やはり1番ヤバそうなのは毎月シリーズを開催したり、大会場でビッグマッチを打っている団体である。そういう団体がカネがかかるのだ。
 『マット界舞台裏』を定期購読しているようなプロレスファンならば、「崩壊寸前」と聞いてすぐに思い浮かぶ団体がいくつかあると思うが、最近すっかり勢力が衰えた“あの団体”が今、正念場を迎えている!? あのお方もボチボチ撤退して、○○○○に専念か?
 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2008』は、大不況のマット界にあって健介夫妻を差し置いてもっとも稼いでいるアントニオ猪木について。猪木とカネ、さらに猪木とパチンコ店はいまや切っても切れないが、猪木が稼いでいるカネが何に使われているかは気になるところ。
 一時期は永久電気の開発にずいぶん投資されたが、何と1年前に井上記者は「永久電気開発をあきらめた」というスクープ記事を発表していたのだ!
 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、入江&ガンダム&ロビン効果で、いつも以上の盛り上がりを見せたJWA東海プロレスの藤本リングアナによる詳細レポート。豊田博&入江茂弘vs. 小仲=ペールワン&TAKASHIのカードは、また見たいと思わせる出色の出来に。秘技「パワーウェイブ!」も連続写真で見せます。また、王者・野崎王我vs. KENTのメインイベント以下、余すところなく全容をお伝えします。
 3度目にして新宿FACEを超満員にしてみせたジュエルスは、これだけで22ページを費やす大解剖版。可愛い娘揃いのジュエルスを知りたければ、ミルホンネットを購入していただくしかない。全60ページのお買い得号は必携なのだ!

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。
<今週の見出し>
▼全日プロの社長であり実業家の武藤がとる“極秘行動”とは?
▼“金8トリオ”があの男と再合体!?
▼弱体化していく“あの団体”が今、正念場!?
<アーカイブス2008>
▼猪木、全国のパチンコ店で荒稼ぎ 「永久電気」の開発をあきらめ蓄財開始?
<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼180cmの元女王様HIROKO“ジョシュの彼女”を撃破!
▼SBルールで快勝の石岡、フジメグ戦を直訴
▼5・17JWA東海プロレス第172回大会完全詳細ルポ

★合わせて読めばさらに楽しめる!
対抗戦は無理をしない方針だという新日とノア
ビッグサプラズを起こした中西学はIWGP王者に相応しいのか?
度重なる嫌がらせにも炎上しないターザン山本
“金8トリオ”が今年になって急接近し始めた理由
私生活の面でも“身辺整理”をした長州力

社長として、実業家として“極秘行動”をとる武藤に迫る!

週刊マット界舞台裏'09年5月28日号

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