ロス・インゴベルナブレス反則暴走!CMLL 金曜日定期戦!

(C)CMLL

 2月3日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
 今大会のメインはCMLLの象徴といえる御大アトランティスが日本遠征から戻りアレナメヒコ金曜日定期戦に凱旋した。ボラドールJr.、ディアマンテ・アスールを従えて、制御不能集団ロス・インゴベルナブレスと対戦。インゴベルナブレスは、仲間であったラ・ソンブラの覆面をアトランティスが奪っているので、その恨みもあり、アトランティスを付け狙っている。試合は、入場と同時に襲い掛かるインゴベルナブレス。なんとアスールをロープにテープで固定し磔状態にして攻撃。流石にレフェリーが反則負けにするとレフェリーにも暴行。そしてアスールの覆面を剥いでしまったのだった。しかもそのマスクをルーシュが客席に投げてしまいアスールは控え室に戻る。その間にインゴベルナブレスは反則も駆使してアトランティスとボラドールJr.も痛めつける。しかし、控え室から新しい覆面をかぶって出てきたアスールがピエローに制裁するもの、また3人がかりで捕まってしまい覆面の紐をロープに結んで動けなくして攻撃。しかし、レフェリーの隙をついてアスールはピエローにローブロー、そして覆面が脱げても顔を隠してフォールを奪いテクニコ軍がストレートでインゴベルナブレスに勝利した。しかし、試合後もインゴベルナブレスは攻撃を繰り返す。この暴走を止める事はできるのだろうか?

 セミファイナルでは90年代ルードのトップ中のトップで、還暦近くなってアレナメヒコ復活したマスカラ・アニョ・ドスミルが甥達を引き連れて因縁のマキシモ・セミシーとタックで激突。ドスミルがアレナメヒコ復帰してからマキシモと因縁が勃発し、カベジェラ戦(髪切りマッチ)でマキシモが勝利して決着がついたはずだが、負けに納得のいかないドスミルとの抗争はまだ続いている。オカマキャラのマキシモが男の身体を撫で回しキスを迫る、更にマルコ・コルレオーネのナルシストなポーズ。これに切れたドスミルらが3人がかりの攻撃を繰り返し、ドスミルがセントーンでマキシモを仕留め1本先取。しかし2本目はマキシモのキス攻撃からコルレオーネのアエロ・イタリアが炸裂しテクニコ軍が取り返した。そして3本目はドスミルをコルレオーネが丸め込んでフォール勝ち。テクニコ軍が勝利となったが、コルレオーネとドスミルにも因縁が生まれそうだ。

■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2017年2月3日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○アトランティス、ボラドールJr.、ディアマンテ・アスール
 2-0
●ルーシュ、ラ・マスカラ、ピエロー

<6人タッグマッチ>
○マルコ・コルレオーネ、マキシモ・セクシー、アンヘル・デ・オロ
 2-1
●マスカラ・アニョ・ドスミル、サンソン、クアトレロ

<シングルマッチ>
○バルバロ・カベルナリオ
 ジャベ
●ティタン

電子書籍版は週刊ファイト2月16日号オカダみのる札幌達人熱狂JWP泉田純アンデウソン天龍豆まきに収録されました。

電子書籍『週刊ファイト!マット界舞台裏』の楽しみ方

THE_WEEKLY_FIGHT週刊ファイト!マット界舞台裏/単独名義作品/Tシャツなど新商品のご購入は、こちらより
クリックして最新刊/新商品順の販売ページへ移動する

【国際情勢詳報ダントツNo.1!海外情報局】
週刊ファイト11月17日号Sマクマホン選手復帰WWE英国TNA和解?CMLL中国キック遠征
週刊ファイト11月24日号中国キック遠征WWEサバイバー直前TNAジェームス・ストーム
週刊ファイト12月01日号WWE感謝祭TNA仮面UゲレーロROH英国UFC2大会同日Bellator
週刊ファイト12月08日号WWE女子SバンクスTNAジェフ孤立CMLLカサス家UFCメルボルン
週刊ファイト12月15日号WWE-TLCTNAマット・ハーディROH年間最大ラウェイOneマニラ
週刊ファイト12月22日号WWE混沌TNAドロー防衛UFC2日連続大会激闘クンルンファイト
週刊ファイト12月29日号WWEロードブロックTNAマット祭りUFCベラトール石井慧
週刊ファイト1月12日号ゴールドバーグUFCロンダ敗北クンルンファイト2大会
週刊ファイト1月19日号WWEアンダーテイカーTNAリチャーズCMLL新旧ミスティコ
週刊ファイト1月26日号WWEアングル殿堂TNAハーディーズCMLLハリスコ中国キック武林風
週刊ファイト2月2日号WWEロイヤルランブル直前ティト引退勝利TNAギャロウエイ
週刊ファイト2月9日号WWEロイヤルランブルRオートンTNAラシュリーCMLLミスティコ