波乱の大会もヘビー級王者ヴィタリー・ミナコフが難敵コンゴを下し王座防衛　4・4『ベラトール 115』

(C)Bellator

2014年4月4日にUFCに次ぐ世界第二（１回の会場の大きさ、規模だけではなく、毎週テレビ放送があり、定期的に大会を開ける、しっかりした親会社が存在するなどの総合的な判断）のMMA団体ベラトールの『ベラトール 115』がネバダ州リノで開催された。

今大会はヘビー級タイトルマッチにウェルター級トーナメント準決勝がテレビ放送の予定だったが、トーナメント参戦者のジェレミー・キンボールが大幅な減量失敗、アンドレイ・コレシュコフがインフルエンザで共に欠場。結果、トーナメントが１試合も行なわれず、前座がテレビマッチに昇格するという異例の事態となった。

そんな中、メインでは全階級の中で最上位に位置するヘビー級のタイトルマッチが開催。現王者であるヴィタリー・ミナコフとUFCから移籍してきてトーナメント優勝でシーク・コンゴが対戦した。1Rにミナコフの膝蹴りが金的に当たるなど荒れた展開もあったが、あの腰が重く打たれ強いコンゴからミナコフはダウンやテイクダウンを奪うという猛攻。4Rにそ、ミナコフのスタミナ切れか、コンゴがグランドで上になる場面も見られたが、5Rには再びテイクダウンして、マウントからパンチを振り落としたミナコフ。判定はミナコフで、見事に王座防衛を果たした。

ベラトールオフィシャルホームページ

■　ベラトール 115
日時：2014年4月4日
場所：アメリカ・ネバダ州リノ

＜ヘビー級タイトルマッチ＞
○ヴィタリー・ミナコフ（王者）
　判定
●シーク・コンゴ（挑戦者）
※ミナコフが王座防衛

＜ウェルター級＞
△ハーマン・テラド
　判定
△ジャスティン・ベースマン

＜ライトヘビー級＞
○ケリー・アナンソン
　2R 3分19秒　チョーク
●ヴォルカン・オズデミア

＜キャッチウェイト（195ポンド）＞
○ミッケル・パルロ　
　判定
●ジョニー・シスネロズ

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