伝説のラヨ・デ・ハリスコJr.がアレナメヒコ復帰！CMLL 金曜日定期戦！

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　1月13日（現地時間）にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
　今大会ではなんとメインにスペル・エストレージャであるラヨ・デ・ハリスコJr.が登場した。90年代のメキシコマットのテクニコでトップ中のトップであったハリスコJr.は小柄な体型が多いメキシカンの中にあって大型ファイターであり、90年代ルードのトップであったシエン・カラスとのマスカラ戦は、マスカラ戦史上最大の戦いと言われている（ハリスコJr.の勝利）。その後、ライバル団体AAA移籍騒動や怪我もあり、近年はアレナメヒコでカードが組まれなくなっていたが、2016年の後半にレジェンド大会でアレナメヒコ復帰。そして今回は通常大会でアレナメヒコのメインに返り咲いた。ハリスコJr.はカリスティコ、ディアマンテ・アズールと組んで、エル・テリブレ、メフィスト、レイ・ブカネロのルード軍と対戦した。ハリスコJr.が登場すると会場からラヨコールが巻き起こるが、1本目はルード軍の連携が冴え、複合ジャベでまずはルード軍が先取。しかし続く2本目は3人がかりで攻撃するルード軍にハリスコJr.の怒りが爆発。3人を次々としばき倒すとカリスティコ、アズールも助っ人に入り、最後はハリスコJr.がテリブレを仕留めて2本目を取り返した。そして3本目は、大混戦になりレフェリーが倒れた隙にテリブレが反則のローブローをハリスコJr.に決めてフォール勝ち。レフェリーは倒れており反則の場面を見ていなかったので認められてしまったが、ハリスコJr.は当然、抗議のマイクアピールだが、ヒール軍は勝利に問題ないと反論し、なんとテクニコ軍に襲いかかった。若い世代と因縁が勃発したハリスコJr.だが、このまま本格復帰になりそうな勢いだ。

　またセミファイナルではマルコ・コルレオーネ、アンヘル・デ・オロ、エル・バリエンテのテクニコ軍が、ハリスコjr.と同年代にルードのトップ中のトップだったレジェンド、マスカラ・アニョ・ドスミルが、兄シエン・カラスの息子であるサンソン、クアトレロと組んだルード軍と対戦した。試合は1本目はベテランルードのドスミルの指示で3対1にもっていきルード軍が有利に試合を進めドスミルがジャベでオロを仕留めて先取。2本目も同じ様に3対1の展開にもっていき攻めるルード軍だが、テクニコ軍が逆襲でコルレオーネがアギラ・イタリアーナを決めて2本目を取り返した。そして3本目もルード軍が3対1を作って優勢に試合を進めるが、最後はコルレオーネがドスミルの隙をついて丸めこんで逆転勝ち。テクニコ軍が勝利となった。

■　CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時：2017年1月13日（現地時間）
場所：メキシコ・アレナメヒコ

＜6人タッグマッチ＞
○エル・テリブレ、メフィスト、レイ・ブカネロ
　2-1
●ラヨ・デ・ハリスコJr.、カリスティコ、ディアマンテ・アズール

＜6人タッグマッチ＞
○マルコ・コルレオーネ、アンヘル・デ・オロ、エル・バリエンテ
　2-1
●マスカラ・アニョ・ドスミル、サンソン、クアトレロ

電子書籍版は週刊ファイト1月26日号現場記者Jスヌーカ追悼オメガ嵐が丘オカダSEI☆ZAロンダUFCに収録されました。

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