大仁田がカシンに王道マットでの電流爆破シングル戦を提案!
第100代アジアタッグ王者・大仁田厚が、因縁浅からぬケンドー・カシンに全日マットでの電流爆破での一騎打ちを提案した。
大仁田は1月9日、K-DOJOの千葉・Blue Field大会に出場。「稲松三郎引退ロード」で、戸井克成と組み、TAKAみちのく&稲松と電流爆破バットタッグデスマッチで激突した。この一戦は2・5千葉で引退する稲松が「大仁田選手と対戦したい」と要望し、それを大仁田が快諾して実現したもの。
爆破バットは3本設置され、1発目は大仁田が、2発目はTAKAが被爆。その後、一進一退の攻防が続き、大仁田の毒霧が戸井を誤爆。視界を奪われた戸井めがけて、稲松が渾身の爆破バット攻撃を叩き込み、3カウントを奪取(12分41秒、片エビ固め)。見事、自身の勝利で「引退ロード」に花を添えた。
試合後、大仁田は「負けたけど,しょうがない。最後は入魂の一撃だった。今日は三郎の気合い勝ち」と、初の爆破マッチながら、勇猛果敢に闘った稲松を称えた。
さらに、大仁田は全日本プロレス1・3後楽園で、「次はオレが(井上)雅央と組んで、アジアタッグに挑戦する」とアピールしたカシンに対して言及。
「カシンよ、そんなにオレとやりたいなら、全日本のリングでオマエを爆破させてやる。パートナーの渕(正信)さんの(爆破マッチをやる)決断が遅れれば、カシンとシングルでやってやる。渕さんは特別レフェリーをやればいい。レフェリーとして見てから、爆破マッチをやるかどうか判断してくれ。若手の頃にはオレも渕さんも(ハル)薗田もレフェリーを経験してるからできるだろ。王道もすべてを飲み込むぐらいじゃないと・・・」(大仁田)
大仁田は昨年8・26ディファ有明でのファイヤープロレス旗揚げ戦での有刺鉄線ボード8人タッグデスマッチでカシンと対戦。1・2後楽園での秋山準&井上とのアジアタッグ初防衛戦では、秋山組の“人間凶器”としてカシンが投入され、両者の遺恨は深まった。
果たして、大仁田の提案に対し、カシン、全日本がどのような反応を示すのか?
■ K-DOJO「K-UP IMPACT in Blue Field ~2017新春スペシャル~」
日時:1月9日(月・祝)
会場:千葉・Blue Field 観衆114人(満員)
<第0試合 10分1本勝負>
○ダイナソー拓真
3分58秒、スピアータックル⇒エビ固め
●パンディータ
<第1試合 20分1本勝負>
○梶トマト
9分54秒、レッドアイ
●熊野準
<第2試合 ハードコアタッグマッチ 20分1本勝負>
リッキー・フジ、○雷神矢口
14分38秒、オリンピックスラム⇒片エビ固め
吉野コータロー、●洞口義浩
<第3試合 30分1本勝負>
○鈴木鼓太郎
13分17秒、タイガードライバー⇒エビ固め
●GO浅川
<第4試合 30分1本勝負>
○真霜拳號、タンク永井
14分44秒、無道
関本大介、●野村卓矢
<第5試合 稲松三郎引退ロード第7弾~電流爆破バットタッグデスマッチ 30分1本勝負>
○稲松三郎、TAKAみちのく
12分41秒、電流爆破バット攻撃⇒片エビ固め
大仁田厚、●戸井克成
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