カリスティコがウルティモ・ゲレーロに勝利!CMLL 金曜日定期戦!

(C)CMLL

 12月23日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
 今大会では、因縁再燃したカリスティコ(初代ミスティコ)とウルティモ・ゲレーロが遂に一騎打ち、シングルマッチで対戦した。カリスティコはゲレーロに毎週、覆面を剥がされて激怒、究極決着戦であるマスカラ・コントラ・カベジェラ(敗者、覆面剥ぎ、髪切りマッチ)を要求していた。それに対しゲレーロは、自分に一騎打ちで勝てたら、その要求を受けてやると条件をつけてきたのだった。試合は、入場と同時にカリスティコに襲いかかるゲレーロが覆面を剥いで得意のラフ殺法を仕掛けるも、カリスティコがローリング・クラッチ・ホールドで切り返し1本先取。ゲレーロもすぐに取り返すものの、最後はなんとカリスティコの伝家の宝刀、ラ・ミスティカががっちり決まり、カリスティコが完勝した。これでマスカラ・コントラ・カベジェラが実現する事が決定したが、いつ行われるのか?

 セミファイナルでは正月にカベジェラ・コントラ・カベジェラ(敗者、髪切りマッチ)を行うマキシモ・セクシーとマスカラ・アニョ・ドスミルが6人タッグで激突。90年代のメキシコマット、トップルードだったドスミルだが、なんと還暦近くになってCMLL、アレナメヒコに復帰し、メイン級の扱いとなり、現役テクニコのトップであるマキシモと抗争が勃発。おかまキャラのマキシモのキス攻撃に苦しめられながら、ベテランルードらしくルード仲間と組んでマキシモを痛めつけている。それゆえ、今回も入場するドスミルに襲いかかったマキシモだが、ドスミル率いるルードに返り討ちにあい、3人がかりでマキシモを徹底的に痛めつける。しかし、レフェリーにも手を出してしまった為、ルード軍は反則を取られてテクニコが先取。そして2本目はマキシモとドスミルが対峙したが、レフェリーの隙をついた反則のローブローでマキシモが勝利してしまった。試合後も舌戦を続ける両者だが、カベジェラ戦待ったなしという感じだ。

 また2016年12月22日にお亡くなりになったモチョ・コタの追悼も行われた。NWA世界ウェルター級王者にもなっているコタは日本では指無し怪人として知られている。(指が欠損している障害だった為)

■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2016年12月23日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<シングルマッチ>※カリスティコ勝利でマスカラ・コントラ・カベジェラ決定
カリスティコ
ウルティモ・ゲレーロ

<6人タッグマッチ>
○ボラドールJr.、マルコ・コルレオーネ、マキシモ・セクシー
 2-0
●マスカラ・アニョ・ドスミル、エウフォリア、エチセロ

<6人タッグマッチ>
○アトランティス、エル・バリエンテ、ストゥーカ
 2-1
●メフィスト、クラネオ、リッパー

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