らぶりーぶっちゃーずDVD制作、希月あおいがくるみに負ける~7・19アイスリボン575+7・21『横浜リボン20​14・夏』直前

 座談会の最後にハム子ともちがニコニコしながらリング中央へ。そして、まさかのイメージDVDの製作が発表になった。らぶりーぶっちゃーずの熱意を、25日にイメージDVDの発売が決定している藤本が制作関係者に伝えたところ「やる?」とあっさり決定したとの事。ただし制作サイドからは、(らぶりーぶっちゃーずだけだとリスクも高いので)もう一人、アイス所属の成人した可愛い選手のイメージDVDも同時にリリースさせてくれればOKとの条件つき。 これを聞いて、リング上で立候補してきたのが、あおい、あかね、235の3人。また成宮から「内藤さんもイメージビデオをやりたがってました」との情報もあり、7月30日の藤本生誕祭で、この4人がイメージDVD出演権を賭けて4WAYを行うことが決定した。

 そして、ハム子からもちに「今回のDVDはらぶりーぶっちゃーずの思い出作りです。らぶりーぶっちゃーずは明後日の横浜で解散です」との衝撃告白が。あまりのショックからか、何も言葉が出ずに、その場で泣き崩れるもち。それを見て、もらい泣きのハム子。実は、前説でハム子が観客には既にネタばらしをしていたどっきりで、2日後の横浜リボンが誕生日のもちにしかけたサプライズだった。
 しかし、あまりのもちの動揺ぶりに、ハム子も焦りを隠せず、何とか頃合を見計らいバースデーケーキを持ち込み、つけまつ毛の取れたもちも笑顔になったが、最後の円陣での締めを担当したもちは「このあと、ハムさんを上(の事務所)でお説教します!」と語った。

■ アイスリボン575
日時:7月19日(土) 18時00分試合開始
会場:アイスリボン道場 観衆 76人

 横浜でのタッグタイトル戦の前哨戦として成宮と優華がぶつかり合ったメイン。共に先発を買って出るなど、お互いを意識する両選手は、試合開始のゴングが鳴った後も間合いを取りながら静かな火花を散らしあう。ところが・・・「何、シリアスしてんの?」とノータッチで入ってきたが希月あおい。成宮に指示して、くるみ、優華をボディスラムに取ると、成宮に一緒に青春ピラミッドのポーズすることを要求。しかしこれを拒否する成宮。ならばと今度は、くるみと優華があおいを投げ飛ばし、あおいのお株を奪うポーズを決める。怒ったあおいは味方の成宮をスラムに決め、その上に寝転がって、一人ポーズを決める等、いつも自由奔放ぶり。ここまでの流れからいくと、いつもなら試合が一気にあおいワールドになってしまうのだが、あおいに対してまったくぶれなかったの優華。あおいのエレベーター式モンゴリアンチョップにも無表情のまま仁王立ち、更に険しい表情であおいにエルボーを叩き込むと、あくまでこの日の標的である成宮に集中する。
 あおいと成宮が今ひとつ編み合わないのに対して、くるみと優華のTeensタッグは息ぴったりの連係技もみせ、最後は優華が成宮を場外にひきつけている間に、くるみがナッツドライバー、トッププレス、ナッツクラッカーと一撃必殺の大技3連発であおいをフォールし試合に終止符を打った。
「1ヵ月ぶりの参戦、後輩のくるみに負けました。負けたけど、やっぱりハッピーなんですね。でも後輩の成長は嬉しいことですけど、プロレスラーとしてすごく悔しいです。希月あおいはまだまだあきらめません。2日間でちょっと自分を見つめ直して頑張りたいと思います」とあおいが語れば、「先週の道場マッチで私、言いました。明日の熊本大会、パワーをいっぱいもらって成長した姿をみんなに見てもらうって。次の日の朝、寝坊して飛行機に乗り遅れました。漫画でしか見たことのなかったシチュエーションに自分が置かれた時、燃えました。人間なんとかしようと思ったら、なんとかなる。ということで、違うところでパワーをもらって、違うところで強くなった私の横浜のタイトルマッチ、負ける気がしません」と成宮。
 この成宮の発言に対して優華は「横浜まで2日を切りました。私と美央さんがベルトを獲るとは誰も思っていないと思います。世羅さんも今日、自分の名前、言いませんでしたし、成宮さんも自分の事ではなく美央さんのことだけ意識していると思います。それは自分が弱いからだと思うのですが、私は横浜までにたくさん練習してきました。だから、少しは自分のことも見てもらいたいのです。でも、皆さんは見てくれてないので、横浜では絶対にベルトを獲って、お父さんにベルトを持ってって、プロレスも賛成してもらって、絶対に勝ちます。勝ちますから!勝ちます!」と最後はマイクを振りかざしながらの絶叫。
 余裕の王者チームだが、ベルト獲りへの優華の執念は凄まじいものがあり、この優華の思いに美央のインサイドワークが加わるとなれば、今回の挑戦者チームは予想以上の力を発揮することも考えられる。いずれにせよ、横浜のタッグ王座戦のカギを握っているのは優華だ。
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<第4試合 タッグマッチ20分1本勝負>
成宮真希、●希月あおい
 11分32秒 ナッツクラッカー⇒体固め
○くるみ、優華

 8・14Teensのメインで行われるのが、つくし&ラビット美兎vs世羅りさ&彩羽匠。その前哨戦でもある世羅vsつくしのシングルマッチが実現。過去5戦はつくしが全勝しており、過去の試合展開に関しては、パワー、体格で勝る世羅が善戦しながらも、最後はつくしのインサイドワークに敗れているという印象がある。
 この日も序盤から世羅はパワーで攻めていく。その猛進をドロップキックや回転技で捌いていくつくし。一進一退の攻防の中、タッグ王者としての激戦の経験や、藤本のタイトル挑戦などを経て確実に成長を遂げた世羅が粘りをみせる。つくしの顔面、側頭部にエルボーを叩き込んだ世羅は、つくしの倍返しのエルボーにも鬼神の表情で耐え抜く。さらにコーナーに逆さ吊りにされ、起き上がろうとしたところに強烈なフットスタンプを浴び、エアーズロックを前方回転エビ固めで切り返されるなど、ギリギリまで追い込まれながらも、一瞬の隙を衝いてのクロスアーム式のスモールパッケージホールドでカウント3を奪取。あきらめない粘り強さが世羅につくし戦初勝利を導いた。
 敗れたつくしは、試合後「復帰して3試合目、Teens興行の前なのに。正直あせってます。負けてばっかりで。でもそんなではつくしらしくないし、プロレス人生4年間、負けたり勝ったりして、気持ちが落ちても、歩いてきたつくしなので。壊れることはないし、Teens興行、友だちが茨城から観に来てくれます。(なので)まずは横浜大会。つくしはあおいワールドに引き込まれないように、真琴さんからフォールを取りたいと思います」と前向きにコメント。
 一方の世羅は「Teensの前哨戦で、つくしさんから勝利して、Teensのメインエベント、どっちが勝つか!?分からなくなったんじゃないかなと思います。つくしさんに勝ったことで、横浜でも防衛する気しかありません」と。横浜でのタッグ防衛戦に必勝を宣言。
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<第3試合 シングルマッチ10分1本勝負>
〇世羅りさ
 8分17秒 クロスアームスモールパッケージホールド
●つくし

 7・21横浜で行われるもっちりvsげっそり6人タッグの前哨戦となったこの試合。体格&キャリアのハンディが歴然の一戦ということもあり、スタートから235&弓李はクイックタッチを活かしスピードで勝負する。また235のスリーパー、弓李の仕掛ける腕十字の多様なバリエーションなど関節技も決め、”柔よく剛を制す”攻撃で攻め込む。しかし、らぶりーぶっちゃーずもタッグチームとしての地力を見せ、徐々に連係技で235&弓李を上回っていくが、235&弓李も粘りに粘る。
 試合は残り時間が5分を切る一進一退の流れに。最後はもちが雪崩式メタボリウサンド(=AJスタイルズが使うスタイルズクラッシュの雪崩式)で残り時間10秒というギリギリのタイムでフィニッシュした。横浜ではここに寿ゆり、神田愛美が加わるだけに、更にヒートアップすることは間違いない。
 「横浜にはゆりが加わって、げっそりは最強になる。」(弓李)、「今日は負けてしまったけれども、横浜ではなにが起こるかわかりません。」(235)とげっそりが語れば、もっちりのハム子は「私たちはすでにゆるたん対策を練っています。ギャル=なんとか…なので、横浜にご期待ください」と寿に秘策があることを示唆。
<第2試合 タッグマッチ15分1本勝負>
星ハム子、〇宮城もち
 14分50秒 雪崩式メタボリックサンド⇒片エビ固め
235、●弓李

 デビューから9戦目で藤本とのシングル戦のあかね。キャリアは1年2ヵ月ながら欠場期間が長かった分、すでに後輩の弓李、優華らに実戦数で負けている。その為に技のつなぎなど未だにぎこちない部分はあるが、この日は藤本相手に気迫のこもったファイトをみせた。
 なぜか試合前から宮城(=藤本)vs愛媛(=あかね)というサブテーマがあり、お互いの県名を叫びながらのエルボー合戦、藤本をだんご状態に丸めて、その上に乗ると「みかん固め!」と愛媛の名産をもじった攻撃をあかねが仕掛けるなどローカル色も随所に出していく。さらにあかねはテキサスクローバーホールドを初公開するなど健闘するが、最後は藤本のサッカーボールキックからの極楽固めにギブアップを喫した。
<第1試合 シングルマッチ10分1本勝負>
〇藤本つかさ
 7分52秒 極楽固め⇒ギブアップ
●藤田あかね

■ 7・21『横浜リボン20​14・夏』大会直前
アイスリボン横浜大会 「横浜リボン2014・夏」
日時:7月21日(月・祝) 12時00分開始
会場:ラジアントホール 明治安田生命ラジオ日本ビル1F
[アクセス]
JR根岸線「関内」北口 徒歩5分
横浜市営地下鉄ブルーライン「伊勢佐木長者町」3番出口 徒歩1分
京浜急行本線「日ノ出町」 徒歩6分

当日券販売、またリボン直販予約や選手取り置きチケットの引き換えは、
大会当日会場入り口のチケット受付にて10時30分より開始となります。
[当日券チケット料金]
・RS席  5500円円
・自由席 4500円
・通し券 8500円
※選手ブログなどに掲載される割引画像を提示頂くと、当日券を前売り価格(500円割引)で購入頂けます。

※当日のみ
◇高校生以下自由席1000円(要証明書)
◇小学生以下自由席無料(保護者同伴に限る)
【全対戦カード】
<第5試合 ICE∞選手権試合30分1本勝負>
【王者】藤本つかさ
vs
【挑戦者】新田猫子
※第18代王者、8度目の防衛戦

<第4試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合20分1本勝負>
【王者】成宮真希、世羅りさ
vs
【挑戦者】紫雷美央、優華
※第33代王者4度目の防衛戦

<第3試合 タッグマッチ20分1本勝負>
希月あおい、真琴(REINA)
vs
つくし、ラビット美兎(JWP)

<第2試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負>
星ハム子、宮城もち、神田愛実
vs
235、弓李、寿ゆり

<第1試合 タッグマッチ15分1本勝負>
くるみ、小林香萌(REINA)
vs
内藤メアリ、藤田あかね

※写真撮影・紙テープ、横断幕OKです。
※許可のない動画や音声の録音は禁止です。

[売店グッズ情報!!]
▼世羅りさTシャツ 販売価格:3000円
▼アイスリボンオフィシャルTシャツ 販売価格:3000円
▼アイスリボン絆Tシャツ 販売価格:3000円
▼各選手ポートレート 販売価格:1000円

▼DVD
・アイスリボン道場マッチ559&560 販売価格:2000円
・アイスリボン道場マッチ556&558 販売価格:2000円
・横浜リボン2014GW-2014.5.6- 販売価格:3000円
・アイスリボン道場マッチ554&555 販売価格:2000円

▼アイスリボン『横浜くじ』
・アイスリボン選手うちわやサイン色紙など
1回500円で非売品アイスリボングッズが当たります。

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