3・15『CMLL オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス2013』ラヨ・デ・ハリスコ・ジュニア電撃復帰

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(C)CMLL
 3月15日(メキシコ現地時間)、メキシコの2大メジャー団体のひとつ『CMLL』が新年最初のビッグマッチ『オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス2013』を開催する。この大会は、レジェンダスという名前の通り、CMLL版殿堂という感じで、今年、選ばれた殿堂者は、CMLL創始者であるサルバドール・ルテロと、伝説的なルチャドール、ラヨ・デ・ハリスコの2名となっている。
 この大会の記者会見で、殿堂入りするラヨ・デ・ハリスコの息子であり、自身も名ルチャドール、かつてCMLLの絶対的エース、去年は、ウルティモ・ドラゴン25周年『LUCHA FIESTA 2012』(この大会を『マット界舞台裏でとりあげたところ、タダシ☆タナカの迫力あるレポート・写真があまりに凄いと海外のサイトでも大きく取り上げられた)にも参戦し、日本のファンを沸かせたラヨ・デ・ハリスコ・ジュニアが高齢の父親に代わって挨拶した。しかし、そこに、ラヨ・デ・ハリスコ・ジュニアがCMLL(当時はEMLL)のエース時代、大抗争を繰り広げた「エルマノノス・ディナミテ(ディナミテ3兄弟)」の末弟であるウニベルソ・ドスミルが乱入。ラヨ・デ・ハリスコ・ジュニアは、年齢的な事もあり、現在はセミ・リタイヤ状態であったが、この挑発に激怒し、なんとCMLLに電撃復帰、ウニベルソ・ドスミル(こちらもセミ・リタイヤ状態だった)と一騎打ちを要求した。
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 Photo & Text by タダシ☆タナカ
 結局、試合は、ラヨ・デ・ハリスコ・ジュニアが、ショッカー、ルーシュというリンピオ(善玉)達と組み、ウニベルソ・ドスミルは、ミステル・ニエブラ、テリブルというルード(悪役)と組んで、6人タッグマッチで激突する事が決まった。まさかのレジェンドの復帰に大いに盛り上がっている。
 また、仲の悪いもの同士、抗争中のもの同士でタッグを組ませてトーナメントを行うという一風変わったトーナメント、「インクレイブレ・デ・パレハス」の決勝戦も行なわれる。勝ちあがってきたのは、ラ・ソンブラ、ボラドール・ジュニアとアトランティス、ウルティモ・ゲレーロのタッグチームだ。
 更に、現在ルードとして活躍している日本選手、オクムラ、ナマハゲが、抗争中のストゥーカ・ジュニア、レイ・コメタと遂に最終決着戦、マスカラ&カベジェラでタッグマッチを行う事も決定。負けたチームは、覆面レスラーなら、覆面を脱ぐ、素顔のレスラーは丸坊主になるというもっとも盛り上がる試合形式だ。
■ CMLL オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス2013
日時:3月15日
会場:メキシコ アレナメヒコ
<マスカラ&カベジェラ・コントラ・マスカラ&カベジェラ・タッグマッチ>
ストゥーカ・ジュニア、レイ・コメタ
vs.
オクムラ、ナマハゲ
<インクレイブレ・デ・パレハス決勝戦>
ラ・ソンブラ、ボラドール・ジュニア
vs.
アトランティス、ウルティモ・ゲレーロ
<6人タッグマッチ>
ラヨ・デ・ハリスコ・ジュニア、ショッカー、ルーシュ
vs.
ウニベルソ・ドスミル、ミステル・ニエブラ、テリブル
<カベジェラ・コントラ・カベジェラ>
エストレジータ
vs.
アマポーラ
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