古豪ジェフ・モンソン悪夢の連敗　4・4『M-1 Challenge 47』

(C)M-1 Global

2014年4月4日にロシアで老舗MMA大会『M-1 Challenge 47』が開催された。あのエメリヤエンコ・ヒョードルが所属していた事でも有名で、会場にはヒョードルの姿を見られた。

今回はフェザー級タイトルマッチと、アメリカ人ながらM-1を主戦場にしているジェフ・モンソンの復帰戦が目玉だ。かつてPRIDE最終興行のメインで藤田和之から一本勝ちして会場を凍り付かせPRIDEにとどめを刺したと言えるモンソンだが、現在4連敗中。勿論、43歳という年齢的な衰えがあるのは事実だが、逆にこれ以上、負け続けると引退という２文字が見えてきてしまう。対するシャバン・カは珍しいフランス人ファイターで、こちらもM-1を主戦場にしている。この２人は2012年にフランスの大会『100% Fight』で試合をしており、その時はドローとなっている。

そして、今回は残念な結果になった。試合開始後するにテイクダウン狙いで飛び込むモンソンだが、シャバン・カにタックルを潰され亀の体勢になって上から殴られTKO負け。これで5連敗となってしまった。石井慧戦は判定まで粘ったものの、他の敗戦はタックルを潰され殴られて負けるという展開が続いているモンソン。次戦はどうするのだろうか？

そして、メインのフェザー級王座戦は、M-1を主戦場にしている王者・マラット・ガフロフがアメリカからの挑戦者・リー・モリソンを下して判定勝ちで王座防衛した。

また、かつて戦極で五味隆典に勝利したセルゲイ・ゴリアエフも登場。同じく再戦となるアイバン・ブシンガーと対戦したが、チョークで一本負けを喫している。

M-1 Global オフィシャルホームページ

■　M-1 Challenge 47: Battle in the Heart of the Continent
日時：2014年4月4日
場所：ロシア・オレンブルク

＜フェザー級タイトルマッチ＞
○マラット・ガフロフ（王者）
　判定
●リー・モリソン（挑戦者）
※ガフロフが王座防衛

＜ヘビー級＞
○シャバン・カ
　1R TKO
●ジェフ・モンソン

＜ヘビー級＞
○マルチン・チブラ
　3R 3分26秒　TKO
●マーロ・ペラク

＜ライト級＞
○アイバン・ブシンガー
　1R チョークスリーパー
●セルゲイ・ゴリアエフ

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