(C)GLORY WORLD SERIES 2012
　新生K-1ことK-1グローバル勢と全面戦争となっているゴールデン・グローリー。遂に双方が大会を同時期に開催する事になったが、まず5月26日（現地時間）、スウェーデンの首都ストックホルムにおいてグローリー側が大会を開催した。
　目玉となるのは、元K-1絶対王者であったセーム・シュルトと、K-1崩壊後急成長を遂げ、現在破竹の8連勝、3月にはあのK-1の番長、猪木ゲノム王者でもあるジェロム・レ・バンナを1RでKOして日本にもその名が知れ渡ったエロール・ジマーマンだ。
　しかし、試合はシュルトの一方的な展開、最後は3R、シュルトのジャブから前蹴りでジマーマンが崩れ落ちるとタオルが投入され、シュルトがTKO勝利。見事、グローリーのヘビー級王座を獲得した。
　また、ジマーマンと並びヘビー級新鋭トップであるグーカン・サキはK-1北米大会の常連である古豪カーター・ウイリアムスを秒殺KOで勝利、グローリーでもヘビー級GPが開催される予定だが、シュルトとサキが目玉になりそうだ。
　また70キロ級トーナメントも開催され、ジョルジオ・ペトロシアン、アルバート・クラウス、ロビン・ファン・ロスマレンなど大物達は一回戦を突破するも、日本の佐藤嘉洋は判定負けで一回戦敗退。苦いグローリーデビューとなった。
■　GLORY WORLD SERIES 2012 First 16
日時：5月26日（現地時間）
会場：スウェーデン　ストックホルム　Globentorget 2
＜ヘビー級王座決定戦　3R3R＞
○セーム・シュルト
　3R 2分20秒　TKO
●エロール・ジマーマン
＜ヘビー級　3R3R＞
○グーカン・サキ
　1R 1分5秒　KO
●カーター・ウィリアムス
＜76kg級　3R3R＞
○ニキー・ホルツケン
　2R 2分45秒　TKO）
●アレックス・ハリス
＜70kgトーナメント１回戦　3R3R＞
○ジョルジオ・ペトロシアン
　判定　3-0
●ファビオ・ピンカ
＜70kgトーナメント１回戦　3R3R＞
○アルバート・クラウス
　判定　3-0
●モハメド・エルミール
＜70kgトーナメント１回戦　3R3R＞
○サニー・ダルベック
　判定　3-0
●ウォーレン・スティーブルマンズ
＜70kgトーナメント１回戦　3R3R＞
○カイ・ホーレンバック
　1R 0分46秒　TKO
●マイケル・コーリー
＜70kgトーナメント１回戦　3R3R＞
○ダビット・キリア
　判定　3-0
●ケム・シッソーンピーノーン
＜70kgトーナメント１回戦　3R3R＞
○ロビン・ファン・ロスマレン
　判定　3-0
●ジャバル・アスケロフ
＜70kgトーナメント１回戦　3R3R＞
○ティム・トーマス
　判定　3-0
●デニス・シュナイドミラー
＜70kgトーナメント１回戦　3R3R＞
○シェムシ・ベキリ
　判定　2-1
●佐藤 嘉洋
＜MMAマッチ　ヘビー級＞
○イリル・ラティフィ
　判定　3-0
●トニー・ロペス
＜MMAマッチ　ライトヘビー級＞
○ジェイソン・ジョーンズ
　1R　1分09秒　腕十字
●ドリタン・バルヤマイ
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