今年こそはプロレス文化元年と高らかに宣言したいもの。第38回プロレス文化研究会とプロレス文化研究会集大成本のお知らせ

2月5日(土)午後2時から5時まで。場所は京都市中京区三条御幸町三条ありもとビル2階「ル・クラブ・ジャズ」(地下鉄東西線京都市役所前駅下車徒歩5分もしくは京阪三条駅下車徒歩5分。)会場内への飲食物の持ち込みは禁止です)TEL075-211-5800(研究会の内容の問い合わせは不可)入場無料、カンパ歓迎。
13年の歴史を誇るプロレス文化研究会の成果の集大成ともいえる著書が昨年暮れに出版されました。
現代風俗研究会編「現代風俗・プロレス文化―歴史、表現、エロス、地域、周縁」(新宿書房)2310円(税込)
プロレス文化研究会といえば岡村正史氏と関西では朝のTV番組を持っているユニークな語り口の文化人、井上章一氏がおなじみである。
何かしらプロレスを難しく語りたがる会という印象をごく一部の方には持たれがちですが決してそれには当てはまりません。大衆芸能や文学などに精通した面々を中心としてプロレスを一つの文化としてとらえてみせそれを考察する。
そこには某メジャーレスラーの若きころのエピソード、日本のプロレスの先駆け的存在となりえたプロ柔道や地域インディー団体の新潮流のプロレス表現形態などの秀逸な一考察をはじめとする豊富な内容に彩られています。
許容範囲の広いプロレス、ただ観て楽しむだけでは飽き足らずその歴史的背景や政治的側面、表現力、可能性など縦横無尽に語ってみせるのもこれもまたありではないだろうか・・・
プロレス文化研究会に関心があった、これまで行きそびれていた、あるいは遠方で断念していた方はまず手に取って読んでいただきたいものである。
また活字プロレスの新たなる道しるべ的著作としてもお勧めです。
故、Ⅰ編集長の至極の名言“底が丸見えの底なし沼”たる、あなどれないタフな底力がみなぎるかのごときプロレスの新たな発見があるかもしれません。
110118bookF.jpg
%A3%B0%A3%B1%B8%BD%C9%F7.jpg
01siomi.jpg
「海を渡った柔術と柔道 日本武道のダイナミズム」坂上康博編著(青弓社)2100円もまたお勧めの著作である。
力道山が入試問題になった
またもや力道山が入試問題になった。
関西ラジオ番組ココラジプロレス一本勝負は必聴!