UFC 101: Declaration リアルタイム速報

週刊マット界舞台裏’09年6月04日号 UFC98 : EVANS vs. MACHIDA「リョート時代到来!」
前回の記念すべき100回大会も大成功させ、更に人気が加速するUFC。ヒョードルとの契約こそ決裂するも、ティト・オーティス、ビクトー・ベウフォートという知名度の高い人気選手がUFCにカムバックと良いニュースも続いている。
会場には試合を終えた地元MLBフィリーズの選手や松坂大輔が来場する姿も見られた。
9日深夜0時5分からWOWOWで放送される。
<UFCライト級タイトルマッチ 5分5R>
○BJペン(王者)
(4R チョークスリーパー)
●ケニー・フロリアン(挑戦者)
ライト級最強の挑戦者と言えるケンフロを向かえるBJペン。今回はフロリアンの地元ボストンという事もあり、ペンは敵地に乗り込んで防衛戦となっており、それがどう影響するのか?試合序盤はペンが安定した強さを見せるが、2R以降、フロリアンも意地を見せ、金網に押し込む場面も多くなった。ペンに疲れが見えたかと思われた後半、4Rに逆にペンがグランドで上になりマウント→バックマウントを制して完璧なチョークスリーパーを極めて一本勝ち。ペンが底力を見せ付けた。
<ライトヘビー級 5分3R>」
○アンデウソン・シウバ(ミドル級王者)
(1R 3分23秒 KO)
●フォレスト・グリフィン
アンデウソン・シウバが階級上に挑戦する期待の一戦。過去にLヘビー級で一勝しているものの、今回は元王者であり実力者であるグリフィンなので簡単には勝てそうも無い。しかし、試合はあっけなかった。スタンドではやはり一枚上手のアンデウソン、グリフィンの打撃をスルーでかわし、カウンターを叩き込みダウンを奪い続ける。そして最後はノーガードで挑発するアンデウソンに突っ込んできたグリフィンのワンツー攻撃をかわして、カウンターの右をグリフィンの顎に叩き込みKO勝利。
何もできずに完敗したグリフィンはウィナーズコールを待たずにオクタゴンから逃げるように立ち去る。
試合前のブーイングを実力でスタンディングオベーションに変えたアンデウソンのLヘビー級ベルトへのチャレンジが浮上した一戦だった。
<ライト級 5分3R>
○アーロン・ライリー
(判定 3-0)
●シェーン・ネルソン
3月のUFC96で対戦している2人のリマッチ。前回はネルソンがTKO勝利しているが今回はどうなるのか?2Rまでは両者、テイクダウンをなかなか許さずスタンドの展開が続く。そして3Rに地元選手、ライリーがテイクダウンを奪うと会場が爆発、必死で上をキープしパウンドを落とし、会場の声援を力に判定勝ちし、リベンジを果たした。
<ウェルター級 5分3R>
○ジョニー・ヘンドリックス
(1R 0分27秒 TKO)
●アミール・サダロー
TUF生え抜きと言ってよいサダローがUFC本戦に抜擢。ヘンドリックスとニューカマー対決に挑む。しかし期待されたサダローに試合開始後、すぐに襲い掛かっていったヘンドリックス。アッパー連発でケージに追いやられダウンしたサダローに更に追い討ちのパウンドでレフリーストップ。ヘンドリックスが秒殺勝利を決めた。ここまで判定の多い試合が続いたので会場は爆発!髭面のヘンドリックスは興奮しまくり、会場の声援にこたえていた。
<ミドル級 5分3R>
○ヒカルド・アルメイダ
(判定 3-0)
●ケンダール・グローブ
日本でもお馴染みのアルメイダ、復帰後、UFCを主戦場にするが、ここらでインパクトのある勝利を見せて、タイトル戦線に名乗り挙げたい所。テイクダウンを奪い上をキープして攻めるアルメイダ。2Rにはグローブも下から腕十字を極めてあわやというシーンもあったが試合はしつこくテイクダウンを繰り返したアルメイダが上をキープしてパウンドで勝ちにこだわったアルメイダが判定で勝利した。
<ライト級 5分3R>
○カート・ペリグリーノ
(判定 3-0)
●ジョシュ・ニアー
ミレティッチ門下のニアーにヘンゾ・グレイシー門下のペリグリーノと名門アカデミー所属同士の対戦。テイクダウンしてグランドで上をとるペリグリーノ。ニアーも下から三角など仕掛けるが、ペリグリーノが対処し、パウンドを落すが攻め手に欠ける。試合はそのままの展開が3R続き、3Rにはニアーも肘でペリグリーノをカットさせるが、試合のほとんどで上をキープした判定でペリグリーノが勝利した。
アンダーカード
<ウェルター級 5分3R>
○ジョン・ハワード
(判定 3-0)
●タムダン・マックローリー
<ミドル級 5分3R>
○アレッシオ・サカラ
(判定 3-0)
●ターレス・レイチ
<ウェルター級 5分3R>
○マット・リドル
(判定 3-0)
●ダン・クレーマー
<ライト級 5分3R>
○ジョージ・ソテロポロス
(2R 1分59秒 キムラ)
●ロバート・エマーソン
<ウェルター級 5分3R>
○ジェシー・レノックス
(3R 3分37秒 TKO)
●ダニーロ・ヴィレフォート