ウルティモ・ドラゴン引退覚悟!? 右ヒジ緊急手術敢行

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 緊急の記者会見というのは不吉なものである。ましてその場所が病院だとしたら…。
 2月24日、翌日に右ヒジ神経の剥離手術を控えたウルティモ・ドラゴンが召集をかけた。東京労災病院の整形外科外来ホール。
 ハヤブサに紹介してもらって以来の担当医の楠瀬浩一医師、森田守医師が状態を説明する。
 「ヒジの内側には神経があります。尺骨神経という神経の故障が1つ。もう1つはヒジの前の外側の神経で、専門的になりますけど、後骨間神経という神経が故障したために、握る力が入らない。それから、指を伸ばす力が入らないというのも出てきました。ヒジの部分を酷使して、そのために起こったんじゃないかと思います」
 「手術自体のリスクというのはそんなに高いものではないけれども、神経をいじる手術で、すでに1つ神経を痛めてますから。それがもしダメになると、なかなか手の使い勝手が元に戻らない。そういうことからすると、そう易しいものではないなと。回復が得られない時には試合ができなくなるということもあり得ます」
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 ウルティモ・ドラゴンが告白する。「12月4日のリアルジャパンで、僕と初代タイガーマスクが組んで、三沢光晴選手・鈴木鼓太郎選手とやった時も、まったく力が入らない状況」。すでに日常生活にも支障をきたしている。「要はなにも持てないですね、左腕は。もちろんボタンも付けられないし。自分の仕事に関して言うと、コスチュームは自分で着れない。若手に手伝ってもらって着てましたけどね。もうまったく力が入らないんですよ」と、衝撃のカミングアウト。「ヒモを結んだりとか、細かいことは全然できない」という。
 「ウルティモ・ドラゴンの中身は皆さんご存じのように、浅井という人間がやってますけど、彼はよく頑張ったなと思います。こんな状態でずっとやってきて…。でも、正直言うと、もうちょっと頑張って欲しいですね(微笑)」
 「前もそうだったんですけど、意地でもカムバックしたいなって。怪我とかで辞めるというのもなんかレスラーらしくないじゃないですか。本当にリング上で、自分の納得できるパフォーマンスができなくなった時が辞める時」。
 「ライガーもデルフィンもサスケも、本当にあいつらも必死だと思うんですよ。その中で、自分もなんとか…。実際に彼らと戦うわけじゃないですけど、必死にやっている彼らと、なんとか自分もやっていきたいなって。自分だけここでフェードアウトというのもね。フェードアウトするんだったら戦わないとね、彼らと。あえて僕は世代抗争とかするつもりもないし。もう一回万全な状態になったら、彼らと最後の試合をやってみたいなって…」
 どうなる究極龍!
 3月20日『LUCHA FIESTA2009』には、「片腕だけでもリングには立つ!」というウルティモ。果たして我々は奇跡の証人となるのであろうか。
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