辰吉丈一郎の復帰戦がタイ王国で行われ、日本でもブアカーオ・ポー.プラムックの活躍やK-1ファイターも頻繁にタイで練習を行うなど、格闘技、特に立ち技格闘技とは切っても切れない関係のムエタイの本場タイ。
観光立国でもあるので、日本からの観光客も多い。
格闘技をメインにした旅行、ツアーでは無くても、折角、旅行に来たのだし本場のムエタイでも見たいと思う観光客も多いらしく、ツアーにムエタイ観戦が組み込まれてる場合も多いほど、ムエタイ観戦は人気スポットだ。
しかし、観光客相手だとどうしても足元を見られるのが、旅行の常。
観光客が行くスタジアムはラジャダムナン・スタジアム、ルンピニー・スタジアムというムエタイでもっとも権威のある両会場である。
しかし、外国人に売ってもらえるのは、一番高いリングサイド席以外は売ってくれません。
一番高い席は日本円で1万円前後とかなり高額、勿論、ツアーで行けばもっと高くなるだろう。
また、個人で行っても、観光客相手なので値引きはしてくれず、高額のパンフレットなどを売りにくる奴らが群がってきてうるさい。
実際、観光客相手だと思っているらしく、チケット以外にも会場の側にあるグローブなど格闘技グッズを売る店もなかなか、値引きしてくれない。
そんなムエタイだが、無料で見る方法があるのをご存知だろうか?
方法は簡単。その日のメインイベントが終わってから行くのである。
日本の格闘技興行のほとんどは、メインイベントがイベントの最後に組まれているが、ムエタイはメインイベントは後半に行われ、メイン終了後も2~3試合ある。
そして、メイン終了後、チケット売り場は閉鎖され、もぎりもいなくなり、会場への出入りが自由になるのだ。
つまりメイン後の試合は無料で見る事が出来るのである。
よっぽどのムエタイ・マニアならいざ知らず、ライトなファンならムエタイの選手などほとんど知らないのだし、雰囲気を味わうならメイン終了後の試合でも充分、と考えれば無料で見れるのは実にお得なのである。
その他、タイで無料でムエタイが見れるのはタイのTV放送局「チャンネル7」が日曜に スタジオマッチをやるので、それは先着順入場だけど無料。
また12月に行われる王様の誕生日に王宮前広場でやる「奉納ムエタイ」も無料だが、大規模で、かなり混雑する。
そう考えると雰囲気を楽しむにはメイン終了後に会場に入るのが一番だ。
布施鋼治 「ムエタイ1556キロ」
唐沢チャイレック ムエタイ小説「灼熱のチャイスー」
本場タイでムエタイを無料で見る方法
☆, キック&武道
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