ZERO1・MAXに大激震! FOSはZERO1&GPWAを離れ、蝶野&プロレス万博と合体へ

 真壁刀義との激闘を制し、田中将斗の三連覇で幕を閉じた今年の火祭り。大いに盛り上がった大会の詳細は当サイトのブログでもお伝えしたが、現在ZERO1・MAXが大激震に見舞われている!
 まず今週の「週刊マット界舞台裏’08年8月14日号」では、かつて故・橋本真也さんとタモトを分かって以来の大ピンチに陥っていると報じられている。詳細はぜひマット界舞台裏を読んでいただきたいが、さらに一部マスコミではファースト・オン・ステージ(FOS)がZERO1・MAXの運営から撤退するという報道も!
 社長の座を懸けて火祭りに挑んだ大谷晋二郎が、予選落ちに終わったことで予告通り社長を辞任することを申し出たものの、FOSの中村祥之氏が役員会で「興行的には今年の火祭りは成功に終わりました。もう我々の力はいらないと判断しましたので、今後はゼロワンを事業部として独立させる方針です」と発言したことで、社長の後任に誰も名乗り出ず。そこで大谷が社長を続投した上で、ZERO1・MAXは今後、FOSを離れてゼロワン事業部として独立運営される模様。
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 FOSがZERO1・MAXと離れる原因としては、FOSが10・24&25に両国国技館で開催される「P r o W r e s  E X P O  in J a p a n」(プロレス万博)に全面協力することが、少なからず影響していると見ていいだろう。「マット界舞台裏」の今週号や先週号でも報じられている通り、プロレス万博が開催される10・25は、FOSの中村氏とかつて一緒に「マット界を活性化させよう! 」と“統一機構”GPWAを作ったノアの日本武道館大会も行われる。
 ZERO1・MAXとしてはGPWAに加盟しているにもかかわらず、ノアに興行戦争を仕掛けると思われては堪らないだろう。だが、プロレス万博に協力するのはFOSの中村氏のスタンドプレーであり、大谷ZERO1としては決してノアに喧嘩を売ったわけではない。今回のFOSからの独立は、そのことをアピールするためかもしれない。
 FOSの中村氏はすでにGPWAには加盟にしていない古巣・新日本プロレスに接触し、蝶野正洋プロデュースの「PREMIUM」に協力している。蝶野はプロレス万博でもプロデューサーに就任しているが、今後中村氏はGPWA側とは距離を置き、蝶野や佐藤耕平と共にPREMUIUMやプロレス万博の運営に注力していくことになりそうだ。