初心者の書くプロレスコラム『外編 其の三』

 前々から、すごく気になっていたものがある。なので、今回は少し脱線させていただきます。

 気になるもの。それは特定の選手ではなく、いつも選手のすぐ近くにある存在。そう、レフェリーである。
 冷静かつ公平な目で試合を見極め、時には選手の行動を読んで、軽やかに避け、また時に巻き添えをくい、さらにノリで選手に技をしかけたりするレフィリー。まだ、レフィリーが試合に巻き込まれるのを見たことはないのだが、大阪プロレスで、選手に攻撃を仕掛けるレフィリー(確か松井幸則レフィリーだったはず)は見た。巻き込まれるというのも、面白そうなので是非見てみたいと思うのだが、まだ見つかっておらず。がんばって探してみよう。
 とまぁ、存在自体が面白い彼らだが、私はその人柄よりも先に、服のほうが気になってしまった。

 私のイメージとしては、上に白と黒のストライプのTシャツを着ていて、ズボンは黒と言うものだったのだが、80年代の試合を見て、初めてそうではないということに気が付いた。
 確か馬場さんの試合だったと思うのだが、真っ赤なTシャツと白いズボンという、なんとも目立つ服装でして。それから、今まであまり目のいかなかったレフィリーが気になりだした。
 よく見ていると、服装の指定などは全くなく、それぞれが、それぞれの好きなものを着ているように見受ける。ジャージを着ている人、いろいろな色のつなぎを着ている人や、上下真っ黒な服に身を包んでいる人。まさに十人十色である。

 私はまだ、最近のプロレスを見たことがないのだが、今のプロレスラーらはお洒落になっているという話は聞いたことがある。ということは、レフィリーもまたお洒落になっているのだろうか。
 もし、最近のプロレスを見ることがあったら、レフィリーにも注意深く目を向けるようにしよう。
それでは今日はこの辺で。また次回。

梅季颯 山口敏太郎事務所

黄金期のゴールデンタイム金曜夜8時のレフェリー、ミスター高橋
闘竜会報187号 松井幸則レフェリー主催びっくりプロレス宣伝チラシ