東スポがミルコ「戦力外通告」を記事にして掲載

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 9日付の東京スポーツが、UFCダナ・ホワイト社長談としてミルコ・クロコップへの「戦力外通告」を記事にした。これで大本営発表の機関誌が伝える「次戦に向けてトレーニング開始」と、米国現場での認識が食い違っている様子が伝えられている。
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 すでに弊社刊「やれんのか!大連立」、続く「プロレス芸術とは①」に経緯が詳細されているように、現地ではミルコ獲得は”お荷物契約だった”と理解されていることが、東スポの報道からもうかがえる。ミルコの金村キンタローへのハイキック失神劇を徹底検証した後編「大衆感情操作ゲーム」には、当初の『やれんのか!』観客を前にしての挨拶案からいかに変化していき、最後は見学すらできなかったかまでもがレポートされている。
 舞台裏の全体像を調べたい方は、どうかお楽しみ下さい。「ここ数年のプロレス本のなかで、最も衝撃的だった」と、絶賛されています。
 奇妙なことに、「ノゲイラやシウバの契約より有利」などと、誰一人として問題としていない詭弁をくっつけて噛みついてきたのはKamiprohandでした。自称代理人・今井賢一からの意向に基づけば、世界標準の理解からズレる一方であることがまたしても東スポ記事から証明されたことになります。既出メディアのみならず、東スポを使って“繰り返した”ところにこそダナ・ホワイト社長の意図があるのです。
 「プロレス芸術とは①」には、米国関係者への取材により「UFCからの連絡に対し期限内に返事をしなかった、ささいな違反を理由に強気に出る」ケースがありうることを引き出している。これが、UFC81の記者会見において「月曜までに返答求む」と、ダナ・ホワイト社長琉のブラック・ジョークにつながった。
 これまでも記者会見をすっぽかすなど、ミルコの気難しさを知っている日本の関係者は驚かないが、いろんな連絡を無視してきたことの裏返しが「月曜まで」発言の正体です。
 試合契約の本質からは遠い小さな理由ですが、米国は訴訟社会ですから強行突破しようと思えば、それだけでも十分に契約不履行になります。もはや「ノゲイラの契約と比べたら有利」なんて、のんきなことを言っている場合じゃない。とりあえず本人に敬意を表して、意思確認というか、あえて「連絡を待つ」としていますが、今井賢一は事態がそこまで深刻だということに気がついてない。どうか関係者は「プロレス芸術とは①」本篇をお読みください。
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 先週より、UFC側からの榊原信行への訴状項目が話題になっていますが、常にどこよりも早く訴訟の提起とその詳細を伝えてきたのはタダシ☆タナカ+シュート活字委員会でした。榊原が向こう7年間格闘技ビジネスにかかわれないことは、弊社6月9日刊『骨抜きにされたPRIDEとマット界スキャンダル』にスクープされている通りです。合わせてお読みいただければ幸いです。
独占スクープの宝庫、シュート活字、栗山満男~読まずに煽ると大やけど