No1・基本は「3年…」~極真空手 大山倍達氏~

総裁大山倍達氏の教えを知った。
「握り方 3年、立ち方 3年、突き方 3年やらなければ、空手の門に立つことはできない。
基本はおろそかにするな。 基本が全ての原点」
と、説いていた。
総裁の話を聞いて目からうろこだ。
早くに黒帯になっても、黒帯を締めるに値する、品格や、精神がなければ、真の黒帯にはなれない。
総裁は、空手で使えない筋肉より、空手で使える筋肉をつけることが、
空手をしていく中では、重要と言う。
世の中もそうなのかもしれない…。
その場その場にあった、身のこなし方、順応性を身につけなければ、対応出来ずに挫折して行く。
空手の精神を持って、世の中に生きていく術を教えてもらった気がする。
かっこいいから、強くなれるから・・・と始めるのもいいが、その真髄をいつかは気づき、真の空手家に多くの人がなってくれるといい…と思う。
私も空手をやっている。
子どもと始めたので、まだ、今年で8年目…。
まだまだ、空手の門には立てない…と言うことになる。
流派は違うが、総裁の教えを胸に、真の黒帯になれよう、練習に励んでいきたい。
山口敏太郎事務所 黒帯ママ
松宮康生 『最強格闘技武鑑』Special Edition