(C)ONE Championship
12月2日（現地時間）にフィリピン・マニラで『ONE Championship: Age of Domination』が開催された。
アジア最大のMMA団体としてアジア各国の主要都市で大会を開催しているONE Championshipだが、アジアの主要各国の大都市での開催を続けており、今回はマニラで開催された。
今大会のメインは神々の階級ヘビー級の王座戦と、バンタム級の王座戦の2大タイトルマッチだ。現ヘビー級王者はUFCでも活躍した世界的なファイター、ブランドン・ヴェラで、日本の関根シュレック秀樹の挑戦を受けた。UFC時代からヘビー級としては身体が小さいと言われながらも得意の打撃を武器に大活躍したヴェラは現在、ONE Championshipに主戦場を移して勝利を重ね王座に就いている。
試合はヴェラが圧勝。得意の打撃で関根を追い込み、ハイキックでまずぐらつかせる。関根は必死にテイクダウンを試みるが、ヴェラにかわされ打つ手なし。最後はヴェラの強烈なミドルキックが関根のボディに命中し悶絶、更にハイキックからラッシュで関根がダウンし、パウンド連打でレフェリーがストップ。ヴェラが王座防衛を果たした。
またバンタム級王者は日本でも知名度の高い柔術マスター、ビビアーノ・フェルナンデスでリース・マクラレンの挑戦を受けた。フェルナンデスはなんと11連勝中で絶対王者として君臨している。試合は1、2Rはフェルナンデスが寝技で圧倒。グランドにひきこみ得意の寝技で攻めまくった。しかし、3Rを過ぎるとテイクダウンが決まらなくなりマクラレンの打撃も当たる様になる。それでもフェルナンデスも打撃を返し、判定でフェルナンデスが勝利。王座防衛を果たした。
■ ONE Championship: Age of Domination
日時：2016年12月2日（現地時間）
場所：フィリピン・マニラ
＜ヘビー級王座タイトルマッチ＞
○ブランドン・ヴェラ（米国／王者）
1R 3分11秒 TKO
●関根シュレック秀樹 （日本／挑戦者）
＜バンタム級王座タイトルマッチ＞
○ビビアーノ・フェルナンデス（ブラジル／王者）
判定 2-1
●リース・マクラレン（豪州／挑戦者）
＜67.5キロ契約＞
○マーク・ストリーグル（フィリピン）
判定 3-0
●ソティル・キチュコフ（ブルガリア）
＜バンタム級＞
○トニ・タウル（フィンランド）
1R 3分58秒 リアネイキドチョーク
●ゲヘ・エウスタキーオ（フィリピン）
＜ライト級＞
○ホノリオ・バナリオ（フィリピン）
1R 4分04秒 腕十字
●ラジンダ・シン・ミーナ（インド）
＜ミドル級＞
○レアンドロ・アタイジ（ブラジル）
2R 4分54秒 KO
●ムハンマド・アリ（エジプト）
＜フェザー級＞
○エドゥアルド・ケリー（フィリピン）
3R 2分14秒 TKO
●ツー・ノット（インドネシア）
＜フライ級＞
○ダニー・キンガド（フィリピン）
1R 4分26秒 腕十字
●ユージーン・トケーロ（フィリピン）
電子書籍版は週刊ファイト12月15日号ノア鈴木軍猪木初代タイガーKNOCK OUTマサ斎藤NXT大阪プ映画に収録されました。
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