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9月23日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL レイジェス・デル・アイレ2016』が開催された。
いつもなら金曜日の定期戦なのだが、今大会ではメキシコのスポーツ新聞のESTO紙の75周年記念トーナメントとして空中王を決めるレイジェス・デル・アイレ予選が開催された。12人のエストレージャーが入り乱れて戦いに勝ち残った2人が、2016年9月30日のアレナメヒコで行われる決勝戦に進出する事になる。試合は白熱した展開となり、ボラドールJr.、メフィスト、バルバロ・カベルナリオ、ミスティコの4人が最後まで残ったが、まずカベルナリオがミスティコを仕留めミスティコが脱落。そして3人での展開が長く続くも、最後はボラドールJr.が遂にメフィストを仕留め、ボラドールJr.とカベルナリオが決勝進出を果たした。
またセミファイナルでは新たに提携したROHからの刺客マット・ターバンを、ロス・インゴベルナブレスのルーシュが迎え撃った。自分は好き勝手CMLLマットを荒らす制御不能だが、外部からの侵略者は叩いておくというルーシュに対し、ターバンは、CMLLの大物ルーシュの首を手土産にROHに凱旋したい。試合は、非常に荒れた展開となり、まずターバンが必殺のクライマックスでルーシュから1本先取。これに激怒したルーシュは場外で観客の飲んでいる飲み物を奪いターバンにぶっかけ、ラ・ランツァで2本目を奪う。そして最後はルーシュ・ドライバーでルーシュが勝利した。ルーシュはかつてUWAの帝王だったカネックの様に普段は観客に憎まれているが、メキシコ人以外の外敵と戦う時だけ声援を受けるという感じだ。
アトランティスとウルティモ・ゲレーロの宿命のライバルは6人タッグマッチで激突。まずはルード軍が覆面剥ぎやローブローの反則を使って先取するも、テクニコ軍がマルコ・コルレオーネのエア・コルレオーネでルード達を仕留め2本目を奪い返した。そして3本目、満を持してアトランティスが必殺のアトランティダでゲレーロを仕留めようとしたところ、ゲレーロが上手く切り返して丸めこんで勝利。今回はルード軍が勝利となった。
■ CMLL レイジェス・デル・アイレ2016
日時:2016年9月23日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ
<レイジェス・デル・アイレ2016予選>
勝ち残り ボラドールJr.、バルバロ・カベルナリオ
<シングルマッチ>
○ルーシュ
2-1
●マット・ターバン
<6人タッグマッチ>
○ウルティモ・ゲレーロ、ショッカー、テリブレ
2-1
●アトランティス、マルコ・コルレオーネ、ストゥーカJr.
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