アイスリボン754「つくし生誕プロデュース大会」ベルトへの思いを重ねて語った!

■アイスリボン754「つくし生誕プロデュース大会」
日時:9月10日(土)18時00分開始/17時30分開場
会場:アイスリボン道場
観衆 88人

<第1試合 つくしの技限定タッグマッチ15分1本勝負>
○世羅りさ、テキーラ沙弥
 9分51秒 片エビ固め
雪妃真矢、●松屋うの
※ダイビングフットスタンプ
9月6日に19歳になったつくしの生誕プロデュース大会。第1試合は生誕恒例のコスチュームチェンジ&つくしの技でのみフォールが許される特別ルールでの一戦。アジュレボが対角コーナーに分かれ、パートナーが同期&同い年の沙弥、うの。しかし、つくしのコスチュームはこの4人にはサイズがきつめ。さらにつくしの技はつくしならではのオリジナル性の高いものが多いため、4選手ともなかなかフィニッシュとなる技が決まらない。その攻防の中、うのが2度目のトライでなんとかハルカゼを決め、雪妃はダイビング・ボディアタックはかわされるも、高角度の前方回転エビ固めを決めてみせる。そして、パロ・スペシャル、でんでんむしにトライし、いずれも失敗した世羅が最後の最後で、自身の必殺技であるダイビング・ダブルニードロップに近いつくしのダイビング・フットスタンプをうのに決めカウント3を奪取した。試合後、うの「つくしさんの花柄の可愛いコスチュームを着させていただきましたけど、髪型を奇抜(サイド刈り上げ)にしたので、髪型と合ってなくて…(「一番似合ってたよ!一番若かったよ!」とつくしに言われ)めっちゃ嬉しいです。つくしさんはすごく技が多くて、小柄だけど、すごいパワーがあり、元気があるっていつも思うので、自分もつくしさんのようにかっこよく技を決められる選手になりたいなと思います。19日の横浜リボンではチェリーさんと対戦します。DDTのプロレス教室に通っていて、そこの先生で、色々教えて頂いたので、正々堂々とぶつかっていけるように頑張りたいと思います」。雪妃「つくしさんと被る技が1個も無くて難しかったです。でも勉強になりました。可愛いコスチュームをお借りして楽しかったです」。沙弥「つくしさんの技、難しいのが多かったので、おてんばダッシュぐらいしかできなかったですが楽しんで、世羅さんのおかげで勝てました」。世羅「つくしさん、似合ってます?(つくしに「似合ってる」と言われ)ありがとうございます。つくしさんのコスチュームを着るってなったときに、絶対に破れますよって宣言をしたんですけど、入場前にストレッチしようと思って、(足を広げて踏ん張って)屈んだら、ピリピリピリッて(笑)もしかしたら、どこかが逝ってるかもしれないんで」とぶっちゃけ話に、それまで笑顔だったつくしの表情が一変し「最悪!もう一生貸さない」と世羅にダメ出しした。

<第2試合 オンリーギブアップマッチ 10分1本勝負>
○松本都
 8分41秒 ギブアップ
●235
※変顔式腕固め
今回の都と235のシングルは、オンリー・ギブアップ・ルールで行われた。必然的にグランドでの攻防がメインになるかと思われたが、序盤で都が猪木vsアリ状態で寝転ぶと、235も同じように寝転がり両足をばたつかせる。2人が猪木の体勢という謎の攻防を見せる等おかしな展開に。中盤には都が235の三角絞めをそのまま持ち上げる見せ場をつくるが、そのままマットに叩き落しフォールするもカウントはされない。235も都の腕を狙った攻めを見せるが、最後は都が変顔腕固めを久々に決めフィニッシュ。元々この技を最初に都が決めたのも235だった(2015年9月6日北沢大会)。試合後、235「あの恐ろしき腕固めで敗けるとは思いませんでした。対策を練りたいと思います」と印象を語った。一方の都「本当は可愛い顔です。オンリーギブアップマッチは好きな試合形式で、色んな人とやりたいなけど、今日はレフェリーが邪魔でした」とレフェリーのMIOにクレーム

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<第3試合 シングルマッチ10分1本勝負>
○水波綾
 6分43秒 片エビ固め
●宮城もち
※ラリアット
つくし曰く「セクシー対イケメンの戦い」というパワー対決が実現。「ハッピーな戦いをしよう」というもちの呼びかけに応え、タックル合戦を展開。試合は真正面からの激しいぶつかり合いに終始。駆け引きよりも相手をぶっ飛ばすかといった試合展開となり、徐々に水波が試合の主導権を奪っていく。カウンターのスピア、更に後頭部ラリアットを豪快に決めた水波は最後もラリアット2連発でもちの追撃を打ち砕いた。試合後、もち「水波さん!いや、アニキ!アニキはどうして、そんなかっこいいんですか?(「止めてよ~」と照れまくる水波)そしてアニキはどうしてそんなに熱いんですか?アニキは私がデビューした頃から、組んで頂いたり、対角線に立って頂いたり、縁のある先輩で、また久々にハッピーで熱い試合をしまして、今日は負けましたが、いつかは超えた先輩だって思いました。というわけでアニキ!19日空いてますか?もし空いてたら、私の対角線に立って頂きたいです」と9月19日の横浜リボンでの再戦を要求。水波「もちとはデビューした頃に何回か組んだ事があり、このカード聞いて、こうやって対戦して、実はシングルは初対戦だったけど、立派になったなと思いつつ、まだまだもちには負けれないと思った一戦でした。19日は、まだ分からないけど、まだまだ対戦したいのであれば、カードは必ず組まれると思うし、また対戦する機会はあると思うので、その時はハッピーで熱い試合をしましょう」と19日の試合に関しての明言は避けたものの、もちとの再戦に意欲を見せた後、つくしに「ハッピーバースデー!19歳。20歳まで後1年あります。自分は諦めてません。つくしがちゃんとしたオトナになる事を。あと1年あります。なので必ず、必ず!20歳までにはちゃんとしたオトナになってください」とメッセージを贈った。

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<第4試合 タッグマッチ20分1本勝負>
藤本つかさ、○つくし
 16分10秒 ハルカゼ
●長崎まる子、小林香萌
「猛スピードの試合がしたい!」というつくしの希望で実現したこの日のメイン。9月19日横浜リボンで藤本&中島のベストフレンズの持つリボンタッグ王座への挑戦が決定しているつくしが、あえてパートナーに藤本を選んだ。「タッグを組むことも前哨戦」とするつくしは、自軍コーナーの藤本も意識しつつ19歳最初の試合に臨んだ。つくしが「対戦したかった相手」という香萌といきなりロープワークを使った猛スピードの攻防をみせ、エルボー合戦では香萌の気迫のこもったエルボーに膝をつく場面もあったが、持ち前の負けん気を爆発し、倍返しエルボー、ドロップキックで仕掛けていく。この日の藤本はつくしのフォローに回りつつ、つくしをリードする形でドロップキッカーズとしての連係、合体技をしっかりヒットさせる。まる子も3人の先輩に負けじと藤本相手にエースクラッシャーを決め、つくしには丸め込み技で反撃するなど4選手が持ち味を発揮する好試合となった。そして最後はこの日の主役、つくしがまる子にハルカゼでフィニッシュ。自身の記念興行を勝利で飾った。試合後、藤本「アイスリボンくそババア担当の藤本です(=入場式でつくしに「くそババア」と言われた)なんか(座談会で)ここ(リング中央)に座って話すの何年振りかってくらい久々な気がします。つくしとは、組むよりも戦う方が好きです。この光景が当たり前のようにあると良いなって思います。横浜リボンどうなりますかね!?ちなみにベストフレンズ、中島安里紗とは、とても仲良く、あれから紆余曲折ありましが、今はとても仲睦まじく連絡取り合ったりしているので、皆さんご心配なさらず横浜リボン来てください」。つくし「つっかさんは神栖リボンの時も生誕祭の時も、隣にいるか、対角線にいて、すごく大事な存在なんだって思います。だからリボンタッグのベルトを巻いて、その先にはICE×∞のベルトが待っていると思います。自分がアイスリボンを守りますって言えるぐらいに、つっかさんを通り越して成長したいと思っています」と藤本への思いと、ベルトへの思いを重ねて語った。

【アイスリボン】
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