上野連戦で胡瓜を1日40本売った弓李!世羅りさ235同期シングル対決~アイスリボン道場

■ アイスリボン752
日時:2016年8月27日(土)18時00分開始/17時30分開場
会場:アイスリボン道場 観衆113人(超満員)

<第1試合 タッグマッチ15分1本勝負>
○宮城もち 雪妃真矢
 10分50秒 リバーススプラッシュ⇒片エビ固め
テキーラ沙弥 ●松屋うの
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 上野プロレス祭りの連戦を終えての8月最後の道場マッチのキーワードは「同期」。
 第1試合は今年デビューした同期&同級生の沙弥とうのがタッグを結成し、もち&雪妃のタッグ、雪見だいふくと対戦。試合は入場から暴走気味のうのが試合に於いてもおかしな行動をみせ、パートナーの沙弥はもちろん、対戦相手の2人もペースが乱れまくり。もちのセクシーポーズに対抗してみたり、コーナーに振られる途中で動きが止まったりと、1人バタバタ状態。最後ももちにコーナー下でボディスラムを食らい、もちがコーナーに上がると、その場でぐるぐると転がりながら、逆コーナーへと逃げるうの。ところが逆コーナーでは雪妃がコーナーを上がってスノートーンを狙っていると「ヤダ!ヤダ!」と叫びながら再び転がって反対コーナーへ。そこで待ち構えていたもちのリバーススプラッシュを浴びフォール負けを喫してしまった。
 試合後、勝ったもちは「一番下のキャリアの沙弥、うのと試合でしたが、今日は20%ぐらいしか力を出していませんでした。もしまた戦う機会があるなら、もっと気持ちをぶつけて来て欲しいと思いました」と消化不良気味。パートナーの沙弥さえ「今日はうの氏とタッグで、ちょっと様子がおかしくてペースが乱れてしまいました」と苦笑いだった。

<第2試合 シングルマッチ10分1本勝負>
○世羅りさ
 7分02秒 腕十字固め⇒ギブアップ
●235
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 第2試合は同期シングル対決。5月7日アイスリボン725以来の世羅vs235。前回はハードコアリボンでの試合となったが、今回は通常ルールながら、スタートから低い体勢でテイクダウンを狙う235の動きに合わせ、世羅がグランド勝負を受けて立った。何度かテイクダウンを奪う235だが、世羅はそれを切り返し235の左腕に集中攻撃。関節技はもちろん、打撃技も左腕1本狙いで仕掛けていく。そして最後も世羅が235の腕を捉えての腕ひしぎ十字固めでのギブアップ勝ち。世羅の完勝だった。試合後、世羅は「235と同期対決という事で、私なりのメッセージを伝えているんですけど、伝わっているかどうかは本人次第ということで。235は世羅と同期っぽくないって回りに言われる事があって、私は全く思わないですけど、一緒に頑張って来た仲間なので。でも他団体の選手から見ると、そう見えちゃうのかな。でも私と同期の4年目の選手なんです。つっかさんが所属選手全員とタイトルマッチをするっていう事は、235!235もするんだよ。次、選ばれるかもしれないし、235もタイトルマッチするんだよ。2人で話していると、私はメインに立てない、メインを張れるような選手じゃないって言っているのを聞いて、悲しくなります。タイトルマッチしたら、絶対メインだよ。今日の負け方、肥やしと思って、いつか私とタイトルマッチをメインで出来るようなくらい上がって来て下さい」と同期として今の235に試合だけでなく言葉でもメッセージを送った。

<第3試合 シングルマッチ10分1本勝負>
○長崎まる子
 4分21秒 まるコロリン
●尾崎妹加
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 第3試合も同期対決。前回の道場マッチでタッグながら、妹加のアルゼンチンバックブリーカーにギブアップ負けを喫したまる子が直訴しての初シングルマッチ。序盤から積極的にスピーディな動きで攻撃するまる子に対して、妹加は慌てることなく、じっくりと構えてパワーをぶつけていく。途中、エルボー合戦になった際も、最後カウンターのラリアットを効果的に叩き込むなど妹加が押し気味に試合を進めていった。しかし、まる子はこの妹加のペースに合わせることなく、最後は一瞬の隙を狙ったまるコロリンでフィニッシュ。粘り強く勝機をうかがったまる子がリベンジを果たした。試合後、妹加は「今日は負けてしまいました。すごい悔しいです。まるちゃんとは同期で、私はフリーなんですけど、同期として戦わせて頂いて、今日シングルで戦って、色んな事が分かったし、これからも一緒に戦いたいし、タッグ組んだりもしたいし、一緒に強くなっていきたいと思いました。明日の海岸プロレスで一端、舞台に専念する為、お休みをいただきます。10月に本番があるので、それが終わって10月後半にまた参戦させて頂きたいと思っています」としばらく試合から遠ざかることを発表。藤本から打診を受け、妹加の出身地の京都に近い10月29日の大阪リボンには準地元として参戦することが打診された。勝利したまる子は「勝ちましたー!エルボーすごい強いんです、(妹加の)エルボーが。1発1発が重くて。それで今日、思いっきり、バコーンってやって、ぶっ飛ばしたって思ったら、ラリアットが飛んで来た時はびっくりしました。すごい楽しかったので、また何度でもやりましょう。そして自分、9月6日でデビュー1周年となります。それでやりたいことがありまして。藤本さん、あなたの指名を待たずに、自分から逆指名したいです。タイトルマッチ、次の道場マッチでしたいです」とデビュー1周年直前の道場マッチで藤本とのタイトル戦を希望。藤本も「いいじゃない。やりましょう」とこれを快諾。次回9月3日の道場マッチで藤本つかさvs長崎まる子のICE×∞王座戦が決定した。

<第4試合 タッグマッチ20分1本勝負>
藤本つかさ ○星ハム子
 15分32秒 ダイビングボディプレス⇒片エビ固め
つくし ●弓李
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 メインでは8月25日の上野に続き、藤本とハム子が同期タッグを結成。対するは前回の対戦ではくるみとのTHIS IS ICERIBBONで臨みながら、藤本に直接フォール負けを喫してしまったつくしが弓李とのTeensタッグで再び挑んだ。つくしにとっては9月19日横浜リボンでのタッグ戦が控えているだけに、連敗は避けたいところ。試合はその藤本vsつくしでスタート。つくしがいきなり場外戦に藤本を誘い、イス攻撃、さらに両者が客席から持ち込んだ傘を振り回しての乱戦を展開。そして、その傘を持ったままリングへ。これは斉藤一二三レフェリーが2人から傘を奪い取る。これに怒った2人が一二三をロープに振るが、これを一二三がボディアタックで切り返してみせた。一二三も9月19日の横浜ではプロレスサークルのメンバーとしてリングでエキシビションマッチを行うことになっている。序盤の暴走はあったものの、試合は弓李がグランドをメインにした攻撃で好ファイトをみせ試合をリードしていく。しかしハム子が試合の流れをパワーで押し戻すと、藤本とのダブルのハムロールを決め、最後はダイビングボディプレスで弓李を圧殺した。
 試合後、健闘した弓李は「自分は自分に自信を持っていなくて。上野連戦で胡瓜を1日40本売ったり、(コスチュームチェンジマッチで)藤本さんのコスチュームが似合うと言われたり、とても嬉しいことがありました。自分に自信がない自分にとっては、それがすごく嬉しい事でした。ちょっと自信がつくようになりました。これからもどうぞよろしくお願いします」と語ると、藤本が「弓李は、自分の事を理解してない。だって私のコスチューム着たときの弓李、すごくかわいかったし、手足すごい長いし、もっと自信持っていいよ。顔もこんな小さいだから。ハム子さん、見てみ!すいません、ちょうど対角にいたもんで。もっともっと自信持っていいから。その笑顔、かわいいんだから。上野でついた自信をもっともっと活かして、弓李ともタイトルマッチしたいと思っているんで。よろしくね」と返した。

 その藤本に「その時は全部の骨を折ってさしあげたいと思います」と切り返した弓李。自信がない選手の発言とは思えないが…。そして藤本に連敗を喫したつくしは「前哨戦負けてしまって悔しくないわけがないし、(8月25日の)上野で直接、つっかさんからフォールを獲られています。ベストフレンズ、薄っぺらい友情って言っていたけれど、タッグとして個人として(二人の強さとか)そういうのはすごく分かっています。ですが、このチャンスを逃したら、つくし&くるみvsベストフレンズっていうカードはもう組まれないって分かっているのでチャンスを逃したくないし、これで終わりにしたくないと思っています」とタイトル戦賭ける思いを語るが、藤本は「薄っぺらい友情っていう言葉自体がもう薄っぺらいなと思います」と流す。
 そしてハム子が「8月は、北斗プロレスの連戦から始まり明日で連戦が終わるんですけども、8月私は明日(28日目)で27試合目です。33歳!アイスリボン最年長だからって、なめんじゃねえよ!かわいくなくたって、顔が大きくたって、お腹が出ていたって、星ハム子はやってやるんだよ。でも明日の連戦の締めが松本都(が相手)っていうのが、ちょっと嫌なんだけど。皆さんついてきて下さいね」と鉄人ぶりをアピール。

【アイスリボン】
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