JWP記者会見!7・24後楽園ホール大会へ向けて出場選手たちが意気込みを語った!

 7日(木)13時より赤坂・ふらっとんcantinaにてJWPが記者会見を開き、7・24後楽園ホール大会の追加カードを発表。出場選手たちが意気込みを語った。なお、欠席した高橋奈七永、世志琥、米山香織は書面にてコメントを発表している。

<スペシャルシングルマッチ>
コマンドボリショイ vs. 尾崎魔弓

 ボリショイ「すでに尾崎魔弓とのシングルが4月の後楽園の時点で決定していて、尾崎がそれに対する条件で“ギャラを7倍”とかふざけたことを言っているので、こちらからも何か条件を提示しようと思っているんですが、まったく連絡がつかないので…。7月9日、OZアカデミー大さん橋大会へ乗り込んで、きっちりこちらからの条件も提示していきたいと思っています」

<木村親子JWP初見参!・20分1本勝負>
藤ヶ崎矢子、米山香織 vs. 木村響子、木村花

★米山香織
 「こんにちはー! 米山香織です! 13年前ぐらい? キムラキョウコが入門してきたときに、小っちゃくて可愛らしい子供を連れて来ていたんだけど、それが花ちゃんでした! そのときは、まだ小学校にもあがってなかったのに、月日を経て! プロレスラーとしてデビュー! 親子タッグ結成とは!! あんなに小さかった花ちゃんはめちゃくちゃキレイなお姉さんになっていて、股下なんて私より30cmは長いっ! そしてー! 私とタッグを組むのはヤコ! フジガサキヤコ! 顔が似ていると良く言われてて多分お互い嬉しくないんだけど、でも気になる存在で、今回のタッグ結成は……実は嬉しい!  すごく嬉しい! ヤコもきっと同じ気持ちのはず! いや、同じ気持ちですっ! ヤコ嬉しいっ! でも、私たちがどう足掻いても、キムラ親子の長い手足とくっきりした目鼻だちにはかなわないよ。ヤコ、そこで張り合わないでね。パグとかって顔はブサイクだけど、かわいとか言われるじゃない? 私たちはそっち系目指すから。それを自覚してくれたら、イケるよ! そっくり姉妹タッグでゴキゲンにいくぞー!」

 ボリショイ「ちなみに矢子と木村花は同い年…首に同じようなのを着けてるけど、ちょっと違ったイメージね。オシャレと首輪…」
 花「チョーカーです(笑)」

 矢子「今回、米山さんと組めるのはすごく嬉しいです。もともと自分はJWPに入ったのは米山さんに憧れて入ったので、でも自分が入った時にはいつの間にかいなくなっててすごい残念だったんですけど、今回すごいいいチャンスだと思ってるので『似た者タッグ』として2人で頑張りたいと思います」

 花「自分と矢子さん同い年なんですけれども、プロレスでは矢子さんのほうが先輩で、プロレスに長く時間を費やしているというか、長くプロレスと付き合ってると思うんですけれども、自分はそれを覆すような試合ができるように精一杯努力したいと思います」

 響子「いや~ホントにこんな日が来るとはね、夢みたいな感じなんですけども…。そういう気持ちとはまた別に、やっぱりJWPっていうのは試合の中身で魅せるっていうのが根底にあるんで。どこまで花がついてこれるか? っていう…試合までにまだ鍛えていかなきゃいけないところもあるので、ちょっと自分としても試されているような感じです。矢子! 似合ってないぞ、そのチョーカー! したいの、それ? したいんだったら“したい”って主張しろよ! オマエ主張が足りねぇよ!」

 矢子「自分はただ好きで着けてるだけなんですけど。似合うとか似合わないとか関係ないと思うんですけど」
 響子「OK! 似合わなくてもそのチョーカーしたいんだな? ちょっとブサイクチームみたいになっちゃったけど、米山さんと組みたいんだな?」
 矢子「いや、ブサイクじゃないですよ全然」
 響子「ブサイクじゃない? 矢子かわいい? 自信持て! 主張しろ!!」
 矢子「…自分たちは可愛いですよ!」
 響子「声、小さいぞ。矢子は花より可愛いそうです。(花に)オマエも主張しろ」
 花「私は見た目関係なく中身で勝負したいと思ってるので、外見は関係ないと思います!」

 ━━米山とは似た者同士?
 矢子「確かにくちびるとか目とかすごい似てるって言われる…」
 響子「(話をさえぎって)フェイスブックで矢子の写真に、間違えて『米山香織』ってタグが出てきますからね。そこはちょっと、みんなやってみてほしいんですけど」
 矢子「いや、自分はそれ知りませんでした」
 響子「やってみろよ!」

 ━━JWPについての印象は?
 花「小さい時からずっとJWPさんと関わらせて頂いてたんですけど、やっとJWPさんのリングの上に立てるっていう嬉しい気持ちが今は大きいです。でも、たぶんもうちょっと試合が近くなったら不安ももっと出てくると思うんですけど、今は小さい頃からすごいお世話になってた…もうボリショイさんは自分のプロレス界の母だと、それぐらい思ってるんで…」
 響子「違うよ! 私の母だよ」
 花「おばあちゃんほど、お年をめしてないので(笑)。すごく光栄だと思ってます」

<JWP認定&デイリースポーツ女子タッグ王座・次期挑戦者決定戦>
KAZUKI&ライディーン鋼 vs. 中森華子&木村響子 vs. ラビット美兎&勝愛実

 美兎「この試合のルールはまだ決まってませんが、私はどんなルールでもやってやります。あとは愛実を信じて待つのみです」

 勝「私たち『アルティメット☆ぴゅあふる』が今1番ほしい物はベストフレンズが持つタッグのベルトです。10日の板橋大会では試合形式を争う3WAYが行なわれます。KAZUKIさんはLSD(※約30分間を闘う)を希望、中森さんは3WAYを希望、そして三つ巴を希望しています。3WAYやLSDといった変則的なルールで挑戦者を決めることに対して、私はとてもしっくりこないし納得がいきません。この3WAYで私が勝って後楽園で挑戦権を獲得し、ベストフレンズの前に立ってみせたいと思います」

 鋼「WANTEDがベストフレンズに1回挑戦してようと、しつこいと言われようと、私たちWANTEDはベストフレンズしか頭にないので。何回でも挑戦していきたいと思ってます」

 KAZUKI「いま鋼が言った“何回でも挑戦”っていうのを終わらせるためにも、後楽園ホールではぜひ私が慣れ親しんだLSDルールで闘いたいと思います。そのためには7月10日、3WAYで勝ってLSDを採用できるようにしたいと思います。30分を闘い抜いて気力・体力ともに1番強かった者が挑戦できる…これが1番ベストフレンズの相手にふさわしいんじゃないかと思ってるので。まずは7月10日、勝ちたいと思っています」

 中森「やっほー♪ 今月10周年を迎えます『全力バタンキュー』の中森華子です! 大っ嫌いなベストフレンズを倒す日が近づいてくることがもう本当に嬉しくてたまりません。ベストフレンズを倒せるのは我々、全力バタンキューしかいないと思っています」

 KAZUKI「ちょっと待って! “我々”って言ってるけどパートナー誰?」
 中森「私には心に決めてるパートナーがいます。カモーン!!」
 (木村響子が登場。つまづいてしまう)
 木村「全力でコケんだよ、コケる時はよ! オメーらさ、華子のパートナーは誰かスッゲー気になっちゃってさ、全力バタンキューに夢中じゃん」
 (3チームが口論になる)
 KAZUKI「オマエら、Tシャツ反対だろ? 恥ずかしい、反対に着てる!」
 中森「全力なんだよね!?」
 木村「オマエ、全力で生きないほうが恥ずかしいぞ。全力で生きてる人間を“恥ずかしいぞ”とか言ってるほうが恥ずかしいって言ってんだよ」
 KAZUKI「私らだってな、いつも全力でやってんだよ」
 木村「オマエら(WANTED)が勝ってるのは体重、オマエら(アルぴゅあ)が勝ってるのは若さ、ウチらはルックスとプロレス偏差値で勝ってるからな。3WAY最適だね。反論してもいいよ?」
 KAZUKI「Tシャツを裏返しに着ることが全力なの?」
 木村「全力バタンキューをアピールしたいから、裏とか表とかどうでもいいんだよ!」
 (木村がほかの選手たちに着ている服を裏返しにするよう迫る)
 勝「リングで示してやるよ。今ここは闘いの場じゃねぇんだよ!」
 木村「そういうこと言うヤツいるよね?(笑)“リングは闘いがすべて”とか。もう闘いは始まってんだよ。ウチら圧勝だな!」

 ━━1日2試合となる?
 木村「はい! 全力なんで問題ありません! 花と華(子)と組むからハナハナだよね。テンション低いけど大丈夫、みんな?」
 勝「テンション高すぎだけど大丈夫?」
 木村&中森「これが…全力バタンキュー!!」
 勝「…ただのキ○ガイにしか見えないんだけど」

<スペシャルタッグマッチ>
中島安里紗、藤本つかさ vs. 高橋奈七永、世志琥

★高橋奈七永
 「7月24日には21年目へ突入している高橋奈七永です。私の中で21年目の目標が決まっていてそれはズバリ『世界一強い女になること』。私の腰にはすでに沢山のベルトが巻かれている。君たちにはそれが見えませんか? 四冠チャンピオン?結構なことですが今私が目指すのは世界一、それが果たされた時に君たちにも私に巻かれているベルトが見えるでしょう。今回のSEAdLINNNGvs..ベストフレンズ、ここにはチャンピオンも挑戦者もない、キャリアも年齢も何もかんも関係ない、真っさらな状況で闘うことを欲します。強いていうならばやたら高橋奈七永の名前を出してくる中島安里紗をひねくり潰して現実を見せること。それが今回の試合で私が一番やりたいことかな」

★世志琥
 「急遽、ベストフレンズとの対戦ができる決まったけどなんの問題もねぇよ!! むしろ、中島! てめぇ高橋奈七永の名前軽々しく口に出してんじゃねぇぞ。5・18のSEAdLINNNGで負けてんだろ! そんなに高橋奈七永と当たりてぇなら、高橋奈七永にシングルで勝った実績のあるこの自分を倒してから言え! まぁ、その前にそんな口聞けなくしてやっから! そこんとこよろしく」

 藤本「高橋奈七永の今年の目標、“世界一強い女になりたい”。奈七永さんらしい抽象的な目標だな~と思いました。世界一ねぇ…確かに奈七永さんの試合を見れば“この人強いな”ってわかると思うんですよ。見ればわかると思います。ただ、見てもらうまでの人の巻き込み方とか、そういうの世界一下手だなと私は思いました。“高橋奈七永の試合を見ればわかる”とか“高橋奈七永の名前を出したらどういうことか?”とか。高橋奈七永は要するに裸の王様です」

 中島「私はあまり言葉にするのが上手くないので…つっかがいろいろ言ってくれてるのでそんなに語ることもないんないんですが、やっぱり私はつっかがなんと言おうが周りがなんと言おうが、女子プロレス界のトップに高橋奈七永が今いると思っているので尊敬する部分、憧れる部分というのは持ちつつ…やっぱりそこを超えていくことを楽しんでいけたらいいなと思うんですけれども。高橋奈七永がコメントで“私のこのベルトが見えないのか?”と言っていたんですが、高橋奈七永は何を聞いているのかと思うんですけど、私はずっとリスペクトしているし、人としてという部分ではちょっと…前回のシードリングの会見などでもすごい腹も立つし。最低なヤツだなって。わざわざ(会見に)行ってんのに“ノコノコきやがって”とか言われて“この人おかしいな”って思ったりとかもありますけど、やっぱりプロレスは最高の人なので。リスペクトを超えた闘いができたらいいなって思いますし、あとはベストフレンズがちょど今1周年にあたるので、1周年にふさわしい相手だなとすごく楽しみでもありますね。1年間、全勝記録を伸ばしてきているので、ここも勝って2年目のベストフレンズというのも全勝街道を突っ走っていきたいなと思います!」

 ━━世志琥については?
 藤本「私はDDTさんでサッカーマッチで試合したことがあって、あとブル(中野)さんの引退興行で組んだこともあるんですよね。ただ、復帰をするってなった時に奈七永さんのほうから“一緒にご挨拶をします”って言われたんですが結局されなくて。私があいさつをされたのが復帰のシードリングの記者会見の時だったんです。なんかもったいないなと思っていたんですね。せっかくあいさつに厳しい世志琥さんのもとでやっているのに、出来ないんだな~と思って。奈七永さん、変わっちゃったんだなと思ったんですよ。ただ、そういうモヤモヤのまま復帰戦を見た時に、試合を見たらそういうのどうでもいいやと思って。やっぱり復帰してくれて良かったなと思ったので、世志琥はいろんなところで試合をするべきだと思います。それがたぶん返すことなのかなと思います。ただ、あの復帰戦を見ていないプロレスファンのほうが多いので、このJWPという場所で試合をするというのはすごくいいことだと思います。私は世志琥に関してというよりも奈七永さんにはガッカリですね。私にはすごく厳しく教えていたのに、もう教えてないんだなと思って…」

 中島「私は試合も見たことなかったし、ホントに復帰戦が初めて見た試合で前回のシードリング(5・18後楽園)で初めて対戦したんですけど…自分が思っているような選手ではなかったというのが1番の印象で。なんかもっともっと全然やり足りなかったなっていうのがありますね。私はもっと自分が極限まで追いつめられたいし、そういう闘いがしていきたいので。そこまで行かなかったので、前回の時は。そういうところまで行けたらいいなっていうのがありますね。“世志琥がどこまでできる人なのか?”っていうのが結局まだわからないままなので。“高橋奈七永に勝った自分”とか“前回負けてるんだから”とか言ってますけど、誰に勝ったとか負けたとかそういうものって一切関係なくて、リングに上がったら身ひとつだし、たとえば私たちベルトが全部で8本ありますけど、そういうものも関係ないと思うんですよ。なのでそういう発言とかもピンとこないというか“ふ~ん”っていう感じですかね」
 
 ━━ベルトを懸けたかった気持ちは?
 中島「いや、私の場合は高橋奈七永ととにかくやりたいっていう気持ちがすごい強かったので、そこにベルトがあろうがなかろうがっていう感じですね」
 藤本「(中島に向かって)私は懸けたかったよ? だってJWPの後楽園大会だよ? ベストフレンズがそろうんだよ! 最高の対戦相手じゃん。だったら最高の至宝を懸けたかったよね」

 ━━裸の王様というコメントについて。
 藤本「奈七永さんは、たとえば安里紗だったりほかの人が“高橋奈七永と対戦したい”っていうふうに言われた時に、すごい嫌々そうな顔をして実は嬉しいと思うんですよ」
 中島「そうなの…?(苦笑)」
 藤本「嬉しいと思うんです。“あなたと対戦したい”っていうことでプロレス界に存在意義を示されてるんじゃないかなと思いますね。それがなくなった時に、奈七永さんは果たしてプロレス界でどういう位置なのか…? たぶん何もない人になってしまいます。それこそが裸の王様って意味です」

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JWP7・24後楽園&7・31名古屋決定カード

■ 『JWP-PURE SLAM 2016』
日時:7月24日(日)
会場:東京・後楽園ホール(12:00)

◇追加カード
<木村親子JWP初見参!・20分1本勝負>
 藤ヶ崎矢子、米山香織 vs. 木村響子、木村花

<JWP認定&デイリースポーツ女子タッグ王座・次期挑戦者決定戦>
 KAZUKI、ライディーン鋼 vs. 中森華子、木村響子 vs. ラビット美兎、勝愛実
※7・10板橋大会で行われる3WAYマッチの勝者が試合形式を決定。

◇既報カード
<スペシャルタッグマッチ>
 中島安里紗、藤本つかさ vs. 高橋奈七永、世志琥

<スペシャルシングルマッチ>
 コマンドボリショイ vs. 尾崎魔弓

※ほか2試合。新人デビュー戦、Leonのシングルマッチを予定。

■ 『FLY high in the 25th anniversary in名古屋』
日時:7月31日(日)
会場:愛知・名古屋 クラブダイアモンドホール(13:00)

◇決定カード
<JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合・30分1本勝負>
 (王者組)中島安里紗、藤本つかさ vs. (7・24後楽園での勝者組)

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