チェ・ホンマンTKO勝ち!『ロードFC030』+『RFA37』

 4月16日(現地時間)に中国・北京で『Road FC 030 in China』が開催された。
 韓国最大のMMA団体となったロードFCだが、今回は遂に中国に進出。チェ・ホンマン、マイティ・モ―という世界的に有名なヘビー級戦士が参戦する無差別級トーナメント準決勝が目玉として組まれた。
 メインイベントで行なわれたチェ・ホンマン対アオルコロは、アオルコロがホンマンを金網際に押し込みパンチラッシュで攻めるも、ホンマンのカウンターが当たったのか、突然、アオルコロがダウンし、ホンマンの追撃のパウンドでレフェリーがストップ。ホンマンが見事にTKO勝利となった。
 もう一方のブロックではマイティ・モ―がミョン・ヒョンマンをネッククランクで仕留め一本勝ち。これで決勝はホンマン対モ―となり、かつてK-1でモ―が豪快にKO勝ちした同じカードが大会とルールを変えて再戦する事になりそうだ。

 また日本からは佐々木郁矢と石原裕基が参戦するも、それぞれ敗れている。

■ Road FC 030 in China
日時:2016年4月16日(現地時間)
場所:中国・北京

<無差別級トーナメント準決勝>
○チェ・ホンマン(韓国)
 1R 1分36秒 KO
●アオルコロ(中国)

<女子ストロー級>
○エン・シャオナン(中国)
 1R 3分28秒 TKO
●イム・ソヒ(韓国)

<無差別級トーナメント準決勝>
○マイティ・モー(米国)
 3R 1分12秒 ネッククランク
●ミョン・ヒョンマン(韓国)

<バンタム級>
○アラテン・ヘイリ(中国)
 1R 1分34秒 TKO
●佐々木郁矢(日本)

<フェザー級>
○アレクセイ・ポルプニコフ(ロシア)
 1R 2分05秒 リアネイキドチョーク)
●ホ・ナンナン(中国)

<ライト級>
○アルバート・チェン(カナダ)
 判定 3-0
●石原裕基(日本)

 4月15日(現地時間)にサウスダコタ州スーフォールズで『RFA 37: Viana vs. Clark』が開催された。
 RFAはAXSTVで全米に生放送されている為、北米中堅MMA団体でも注目度が高く、レガシーFCと共にこのRFAで王者になるとUFCやベラトールというメジャー団体との契約出来る事が多い。そんな中、今大会は、ライト級とバンタム級の王座決定戦が行なわれた。メインで行なわれたライト級王座決定戦は、ブラジルのシュート・ブラジルで6連勝無敗で北米進出となったハファエル・ヴィアナとRFA育ちでこちらもMMA5戦全勝というデビン・クラークで争われた。共にMMA無敗のブラジル代表と北米代表という感じで、どちらが無敗記録を伸ばし王座を奪えるか注目された。試合は、クラークがTKOでヴィアナを下し、見事に新王者となるのと同時に連勝記録を伸ばした。

 バンタム級王座決定戦は、これまたブラジルと米国の対決となったレアンドロ・ヒゴとジョーイ・ミオラで争われた。試合はヒゴがチョークで一本勝ち。こちらも新王者となった。

■ RFA 37: Viana vs. Clark
日時:2016年4月15日(現地時間)
場所:アメリカ・サウスダコタ州スーフォールズ

<ライトヘビー級王座決定戦>
○デビン・クラーク(米国)
 2R 5分00秒 TKO
●ハファエル・ヴィアナ(ブラジル)

<バンタム級王座決定戦>
○レアンドロ・ヒゴ(ブラジル)
 1R 2分07秒 リアネイキドチョーク
●ジョーイ・ミオラ(米国)

<ミドル級>
○ジョセフ・ジリョッティ(米国)
 1R 0分58秒 ギロチンチョーク
●ジョン・ポピー(米国)

電子書籍版は金曜22日発売『週刊ファイト4月28日号』に収録されました。
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