明戸仁志とレオナ・ぺタスが公開練習!4・24「K-1ワールドGP」5万円席完売間近!

4・24『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN』武尊など4選手インタビュー!

 K-1初参戦・明戸仁志、小比類巻貴之も認める攻撃力でトーナメントをかきまわす!「知名度・実績はないけど、一発の攻撃力で波乱を起こします」

 4月12日(火)東京・K-1ジムEBISU小比類巻道場にて、4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」の1回戦で島野浩太朗と対戦する明戸仁志が公開練習を行った。

 K-1初参戦で-60kg日本代表決定トーナメント出場というチャンスを掴んだ明戸。「K-1は子供の頃から憧れていた舞台なんでかなりモチベーションが高いです」と気持ちは高ぶり「10年以上会っていない友達から『K-1頑張ってね』と連絡が来たり、『新K-1伝説見たよ』と言ってもらえます」とK-1参戦の反響は大きい。

 試合まで2週間を切り「結構疲れてますけど、いい感じの疲れなので、試合までばっちり仕上がりそうです」という明戸は、小比類巻貴之代表が見守る中、2分1Rのシャドーボクシング行った後、2分1Rのミット打ちを披露。小比類巻代表が持つミットに-60kgとは思えない重厚なパンチとミドルを叩き込み、ジムに快音を轟かせた。

 当初、明戸は大沢文也と対戦を予定していたが、大沢が負傷欠場となり、対戦相手が島野に変更となった。パンチ主体で攻撃型の島野とテクニシャンタイプの大沢ではファイトスタイルが180°違うが、明戸は「相手のファイトスタイルが変わっても、僕がやることは同じ。KOを狙ってガンガン行くだけです」とキッパリ。

 島野とは2月のKrush後楽園大会で対戦して勝利したばかりだが「実際に試合をしてパンチ力がすごかった」と島野の攻撃力には警戒しつつ、小比類巻代表と入念に作戦を練ったうえで「相手の攻撃力に気を付けて倒すスタイルでいく」と宣言した。

 今回は1日3試合のワンデートーナメントで「準決勝・決勝でこの選手が来ていたら、こうしようというのは頭の中に出来ています」という明戸。「自分はトーナメントだから早く勝ちたいとか関係なく、いつもKOを狙って戦っている。今回もKOを狙って戦うし、全試合KOで勝つつもりです」と全試合KOを予告する。

 この発言の根拠になっているのは明戸の圧倒的な攻撃力だ。KO勝ちの多さはもちろん、主戦場のKrushではほぼ毎試合でダウンを奪い、KO負け寸前から一発で試合をひっくり返したことも少なくない。明戸を指導する小比類巻会長も「明戸の攻撃力はミドル級(70kg)の選手よりあるかもしれない」と太鼓判を押す。

 明戸自身もその攻撃力を駆使して、トーナメントに波乱を起こすつもりだ。

「ファンの人が優勝予想をした時、そこに自分の名前は挙がっていないと思う。僕は8選手の中で一番、知名度も実績もないです。でも攻撃力は自分が一番あると思っています。実績がない自分が波乱を起こす力を一番持っていると思うんで、トーナメントに波乱を起こします。

 自分は見ている人たちが『明戸の負けだろう』と思うような試合を勝ってきました。自分の一発はどんな選手でも当たれば倒れると思うんで、最後の最後までそれを信じて戦っています。一発でひっくり返す試合をして、会場を沸かせたいです」

 今回の日本代表決定トーナメントを飛躍の場と位置付け「誰が相手でもガンガン行って盛り上げるので期待してください。日本中に小比類巻道場の明戸仁志がやばいというところを見せます」と闘志を燃やす明戸。自他ともに認める攻撃力で台風の目となるか?

 レオナ・ぺタス、オランダ武者修行で精神力と自信を身につけた!日本代表決定トーナメントでは結果至上主義に徹する!?
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 4月11日(月)東京・バンゲリングベイ江古田にて、「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」の1回戦で闘士と対戦するレオナ・ぺタスが公開練習を行った。

 今回のトーナメントに向けてオランダの名門Mike’s Gymで約1カ月間の武者修行を行ったレオナ。試合まで2週間を切り「コンディションはとてもいいです。今はまだ追い込みをやっているんで、あとちょっとだけ風邪だけひかないようにすればベストコンディションでいけると思います」と仕上がりは順調で、3分1Rのミット打ちでは”石の拳”の異名を持つ右ストレート、そして左右のミドル、鋭いヒザ蹴りを繰り出していった。

 オランダ武者修行の最大の成果はメンタル面の強化だ。ジムでは-60kgのレオナが最軽量で「自分より階級が下の選手は女子しかいなかった。-65kgのマサロ(・グランダー)が一番軽い階級だった」状況。

 スパーリングは体重に関係なく、実戦に近い強度で行われ「デカい選手とばっかり練習していて、最高で190㎝くらいの相手とスパーリングしました。そのおかげで-70kgの相手でも全然スパーリングできるなって感じになったし、精神的に鍛えられました」と語る。

 日本に戻ってきてからも「デカいオランダ人ばかりに見慣れていたので、日本に帰ってきて日本人って小さいんだなと思いました(笑)」というほどで「ジムの練習でもみんな体重が一緒くらいじゃんという謎の自信も生まれています」。

 スパーリングパートナーだったグランダーが3・4代々木大会で-65kg王者ゲーオ・ウィラサクレックと接戦を演じた姿を見て「僕はマサロが負けていると思わなかったし、それと普通にやり合えたことは自信になっています」と自信を深めている。

 1回戦で対戦する闘士とはWILDRUSHリーグで戦い、ハイキックでKOしている。前回の対戦を「たまたまハイキックが当たってKOできただけ」と振り返るレオナは「去年1年間の闘士選手を見て強くなっていると思うし、対戦が決まった時はやばいと思って気を引き締めて練習した。次はたまたまじゃなくて必然的にKOしたい」と実力差を見せての勝利を誓う。

 今回は1日3試合のワンデートーナメントとなるが「練習は普段と変わらない。いつもやっている試合を3回やるって感じです。早く倒したい? いや、3分3R延長1Rやって勝てばいいかなと思います。KOはおまけみたいな感じです」とレオナ。

 先日のスカイツリーイベントでは島野浩太朗との決勝戦を希望していたが、この日も改めて「島野選手が上がってきたらリベンジ出来るんで、島野選手と闘いたい」と思いは変わらない。

 しかしここでレオナからは「もし島野選手に勝って優勝しても、世界トーナメントへの出場権をかけて卜部(功也)選手とワンマッチでやりたい」と予想だにしないコメントが飛び出した。

 普通に考えれば功也が出ているトーナメントを優勝すれば、功也と戦わずに日本代表として9月の世界トーメントに出場できるが、レオナは一格闘家として、それでは納得できないという。

「もし希望通りに島野選手に決勝で勝ってトーナメントで優勝できても、僕は功也選手と出場者決定戦をやりたいですね。功也選手は本当に魅力的な選手だし、強い外国人選手にも勝っている。

 もしトーナメントで優勝しても『功也に勝ってないなら、優勝とは言えない』と言われるだろうし、逆に言えばちゃんと功也選手に勝てば誰からも文句言われずに、何とでも言えるでしょう。だから僕は功也選手と戦わずに優勝したら、功也選手と世界トーナメント出場権をかけてワンマッチでやりたいです」

 さらに「とにかく勝ちたいし、優勝したい」と結果にこだわるレオナは「僕は格闘技だけで食っていきたいんで、このトーナメントで優勝しないとその可能性はゼロになる。そこはトーナメントに優勝するかしないかにかかっている。僕は他に仕事をしながら副業キックボクサーは嫌で、職業キックボクサーと言いたい。今はまだ中途半端なんで、胸を張ってプロキックボクサーだと言いたいです」と持論を展開。

 ファンへのメッセージを求めても「つまらない試合をしても優勝するんで応援よろしくお願いします」と結果至上主義の姿勢は崩さなかった。
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■4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP 2016」チケット販売状況
 今大会の指定席のうち、【スタンドB席(ビジョン見切れ席) /前売6,000円】の主催者販売分が本日4月12日(火)15:00の時点で完売となった。
※各プレイガイドでは現在も「スタンドB席」を発売中だが、こちらが完売後の追加販売はなし。
※アリーナSRS席が残りわずかとなり、他の席種もプレイガイドによって残りわずかとなっている。

◇チケット料金
アリーナSRS席 50,000円 ※残りわずか
アリーナRS席 30,000円 
アリーナS席 12,000円 
スタンドA席 8,000円 
スタンドB席 6,000円 ※弊社販売分は完売
スタンドB席(ビジョン見切れ席) 6,000円 ※弊社販売分は完売
※消費税込み/全席指定/当日券は各500円アップ/小学生からチケットが必要

◇各プレイガイドでの発売期間
チケットぴあ ~4/21(木)23:59まで
e+(イープラス) ~4/21(木)20:00まで
ローソンチケット ~4/21(木)23:59まで
・DMM.E ~4/21(木)23:59まで
後楽園ホール5F事務所 ~4/23(土)19:00まで

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