マキシモが前哨戦でルーシュに勝利!CMLL 金曜日定期戦+ROH14週年記念大会!

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 2月26日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
 メインでは遂にカベジェラ戦(敗者、髪切りマッチ)が正式に決定したルーシュとマキシモが6人タッグで激突した。勿論、マキシモのパートナーには、ルーシュ、ラ・マスカラによってロス・インゴベルナブレスを追放されたマルコ・コルレオーネもおり、ルーシュらをテクニコの出来そこないと罵っておりこちらも因縁がある。試合は、まずルーシュらは憎きマキシモに集中攻撃するもローブローの反則でテクニコ軍。2本目からはテクニコ軍が圧倒。マキシモのキス攻撃でルーシュがフォールを奪われそうになり、マスカラがレフェリーの足を引っ張り、妨害するも、この混乱に生じて、マキシモがルーシュにローブローを食らったと嘘のアピール。これで反則を取られたルーシュが切れて、レフェリーに暴行。ルーシュの暴走で反則負けとなり、テクニコ軍が勝利した。マキシモらは頭を使うんだと、ルーシュを馬鹿にした挑発をし、マキシモはカベジェラ戦でも勝利し、ルーシュを丸坊主にするとアピール。ルーシュはいつもとは逆に、アピール合戦でもしてやられたという感じだ。

 セミファイナルでは、同じくカベジェラ戦が決定したボラドールJr.とネグロ・カサスが6人タッグマッチで激突。ボラドールJr.は父親、スペル・パルカがカサスとのカベジェラ戦に敗れ、髪の毛を切られた為、その復讐戦となっており、この試合は前哨戦だ。試合は、すぐにミスティコがミスティカで1本取るも、ルード軍がミスティコを仕留め取り返す。そして、3本目、カサスがレフェリーの隙をついて宿敵スペル・パルカにパイルドライバー(メキシコでは反則技)でマットに沈める。これに怒ったボラドールJr.がカサスにもパイルドライバーを仕掛けるが、ここでレフェリーが気が付き、制止する。この扱いに不公平だとボラドールJr.がレフェリーを突き飛ばしてしまいテクニコ軍が反則負けになってしまった。試合後、担架で運ばれるパルカ、息子のボラドールJr.は激怒し、必ずカサスに復讐するとアピールした。

■ CMLL 金曜日定期戦
日時:2016年2月26日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○マキシモ、マルコ・コルレオーネ、マスカラ・ドラダ
 2-0
●ルーシュ、ラ・マスカラ、バンジェリス

<6人タッグマッチ>
○ニエブラ、ネグロ・カサス、フェリーノ
 2-1
●ミスティコ、ボラドールJr.、スペル・パルカ

<シングルマッチ>
○ダリス
 2-1
●マルセラ

<6人タッグマッチ>
○アンヘル・デ・オロ、ドラゴン・リー、ストゥーカJr.
 2-1
●ボビーZ、カマイタチ、オクムラ

 2月26日(現地時間)にネバダ州ラスベガスで『ROH 14周年記念大会』が開催された。
 WWE、TNAに次ぐ全米第三のプロレス団体であるROHの14周年記念を飾るメインは、現ROH世界ヘビー級王者ジェイ・リーサルがカイル・オライリーとアダム・コールと3WAYマッチでの王座戦を行った。リーサルとオライリーの王座戦に乱入してオライリーの王座奪取を妨害した元王者のコール。この因縁の3人が3WAYマッチでの王座戦となったのだ。試合は、3者が入り乱れての混戦となるが、最後はリーサルがリーサル・インジェクションでコールを仕留めて王座防衛を果たした。

 またROH世界TV王座戦は、なんと第一試合に組まれ、ROH日本大会で石井智宏が新王者になった為、前王者であるロデリック・ストロングと王座挑戦権を持っているボビー・フィッシュ、どちらも待てないという事で、これまた3WAYマッチでの王座戦となった。試合は、石井がストロングからフォールを奪い王座防衛。ストロングは石井に連敗した形になり、特にホームでの敗戦と大恥をかいた形だ。このどん底からどう雪辱するのか期待される。

 ROH世界タッグ王座戦は、王者である暴走タッグ、ウォー・マシーンが、オールナイト・エクスプレスの挑戦を受け、ウォー・マシーンが王座防衛している。

 また、今大会は記念大会という事で、提携している新日本プロレス勢も参戦し、NEVER6人タッグ王座戦は、ケニー・オメガ、ヤングバックスが王座防衛を果たした。棚橋、オカダ、後藤などは新日本プロレスとROHの提携における契約通りに勝利している。

■ ROH 14周年記念大会
日時:2016年2月26日(現地時間)
場所:アメリカ・ネバダ州ラスベガス

<ROH世界王座WAYマッチ>
○ジェイ・リーサル(王者)
 ピンフォール
●アダム・コール(挑戦者)
カイル・オライリー(挑戦者)

<ROHタッグ王座ノーDQマッチ>
○ウォー・マシーン(王者)
 ピンフォール
●オールナイト・エクスプレス(挑戦者)

<NEVER6人タッグ王座タイトルマッチ>
○ケニー・オメガ、ヤングバックス(王者)
 ピンフォール
●KUSHIDA、マット・サイダル、ACH(挑戦者)

<シングルマッチ>
○オカダ・カズチカ
 ピンフォール
●ムース

<タッグマッチ>
○棚橋弘至、マイケル・エルガン
 ピンフォール
●ジェイ・ブリスコ、マーク・ブリスコ

<シングルマッチ>
○アレックス・シェリー
 ピンフォール
●クリストファー・ダニエルズ

<シングルマッチ>
○後藤洋央紀
 ピンフォール
●ダルトン・キャッスル

<シングルマッチ>
○BJホイットマー
 ピンフォール
●アダム・ペイジ

<ROH世界TV王座3WAYマッチ>
○石井智宏(王者)
 ピンフォール
●ロデリック・ストロング(挑戦者)
ボビー・フィッシュ(挑戦者)

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