スラミー賞開催!WWEロウ大会+ラヨ・デ・ハリスコJr.40周年記念

(C)2015 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 12月21日(現地時間・放送日)に放送された『RAW』は、毎年恒例のスラミー賞の発表となった。
 このスラミー賞は、グラミー賞(ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス (NARAS) が主催する音楽賞。アメリカ合衆国の音楽産業において優れた作品を創り上げたクリエイターの業績を讃え、業界全体の振興と支援を目的とする賞だが、今日世界で最も権威ある音楽賞のひとつとみなされており、テレビにおけるエミー賞、舞台におけるトニー賞、映画におけるアカデミー賞と同列に扱われる)のパロディであり、おふざけ的な要素が強い。年間最優秀WWEスーパースター賞など一部を除き、お笑いが多くなっている。またプレゼンターにサプライズゲストが招かれる事も多く、今回も引退しているサンティーノ・マレラなどがサプライズで登場した。
 そんな中、年間最優秀WWEスーパースター賞として紹介されたのが、現在、怪我で長期欠場中のセス・ロリンズだった。ロリンズは松葉杖で登場し、必ず戻ってくる事をアピール。重症で復帰時期は未定だが、早く回復して欲しいものだ。

■ WWE RAW 
日時:2015年12月14日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス

スラミー賞2015
WWE Superstar of the Year「年間最優秀WWEスーパースター賞」
・セス・ロリンズ

Breakout Star of the Year「今年一番ブレイクしたスター賞」
・ネヴィル

LOL Moment of the Year「最も笑えた瞬間賞」
・RトゥルースがMITBにエントリーされてると勘違いした瞬間

OMG Shocking Moment of the Year「最もショッキングな瞬間賞」
・TLCでカリストがラダーの上からサリーダ・デル・ソルを決めた瞬間

The Hero in All of Us Award「みんなヒーローだよ賞」
・ジョン・シナ

Surprise Return of the Year「最も驚かされた復帰賞」
・セス・ロリンズの銅像の代わりに登場したスティング

WWE Diva of the Year「年間最優秀WWEディーバ賞」
・ニッキー・ベラ

“This is Awesome” Moment of the Year「『これって最高の瞬間』賞」
・ザ・ロックがロンダ・ラウジーと共に現れた瞬間

Match of the Year「年間最優秀試合賞」
・ブロック・レスナー vs. アンダーテイカー

<金網マッチ>
○ディーン・アンブローズ
 金網脱出
●シェイマス

<シングルマッチ>
○ベッキー・リンチ
 ピンフォール
●ブリー・ベラ

<シングルマッチ>
○ルセフ
 アコレード
●ネヴィル

<タッグマッチ>
○ニュー・デイ
 ピンフォール
●ウーソズ

<シングルマッチ>
○アルベルト・デル・リオ
 ピンフォール
●ジャック・スワガー

<シングルマッチ>
○ケビン・オーエンズ
 ピンフォール
●ドルフ・ジグラー

<8人タッグマッチ>
○ワイアット・ファミリー
 ピンフォール
●ケイン、ダッドリーボーイズ、トミー・ドリーマー

<シングルマッチ>
○デーモン・ケイン
 反則
●ブレイ・ワイアット

 2015年12月18日にメキシコ・アレナメヒコで『リーガ・エリテ』が開催された。
 このリーガ・エリテはインディ団体だがCMLLと友好関係にある為、聖地アレナメヒコで興行を許されており、選手もCMLLのトップ選手が参戦する。しかし、普段はCMLLに出場しないレジェンドである大物も参戦するので豪華なものとなっている。

 そして今大会は、スペル・エストレージャ(最上級のスーパースター)であるラヨ・デ・ハリスコjrのデビュー40周年記念大会という事で、ハリスコJr.が現在もCMLLのトップであるアトランティス、そして同じくレジェンドであるオクタゴンと組んで、宿命のライバルであるディナミテ兄弟(シエン・カラス、マスカラ・アニョ・ドスミル、ウニベルソ・ドスミル)と対戦した。当然、ハリスコJr.が最大のライバルであるシエン・カラスを仕留め勝利、そしてエリテから表彰された。
 このハリスコJr.は長年、CMLLのテクニコ(善玉)のトップとして君臨、特に80年代後半から90年代にシエン・カラスとの大抗争は語り草になっており、90年にアニベルサリオで行われた2人のマスカラ戦(敗者、覆面剥ぎマッチ)はルチャリブレ80年の歴史で最大のマスカラ戦といわれており、会場であるアレナ・メヒコには客が入りらない程、押し寄せて負傷者が出るほどだった(結果はハリスコJr.が勝利)。現在はセミリタイヤ状態ではあるが、この偉大なハリスコJr.の活躍をまだまだ見たいものだ。

■ リーガ・エリテ(EITE)
日時:2015年12月18日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○ラヨ・デ・ハリスコjr、アトランティス、オクタゴン
 2‐1
●シエン・カラス、マスカラ・アニョ・ドスミル、ウニベルソ・ドスミル

<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、ミスティコ、ネグロ・カサス
 2-1
●シベルネティコ、シャーリー・ロックスター、メフィスト

<タッグマッチ>
○ドラゴン・ロホ、フェリーノ
 2-1
●スペル・クレイジー、アギラ

電子書籍版は金曜25日発売『週刊ファイト12月31日号』に収録されました。
週刊ファイト12月31日号2016早耳リスマルク追悼ヤーブロー魔裟斗KID長瀬館長FMW後楽園

電子書籍『週刊ファイト!マット界舞台裏』の楽しみ方

THE_WEEKLY_FIGHT週刊ファイト!マット界舞台裏/単独名義作品/Tシャツなど新商品のご購入は、こちらより
クリックして最新刊/新商品順の販売ページへ移動する

【他媒体と圧倒的な差異~国際情勢詳報ダントツNo.1!海外情報局】
週刊ファイト11月05日号WWEピンクリボンRAWヘルインアセルROHクンルンファイトTHAI FIGHT
週刊ファイト11月12日号週刊ファイト11月12日号WWEウーソーズTNAヤングCMLLクンルンファイト
週刊ファイト11月19日号週刊ファイト11月19日号ミルコ引退WWEロリンズ返上RIZIN榊原信行氏ベラトール
週刊ファイト11月26日号UFCロンダ敗北RAWフランステロ追悼TNAルードROHエルガン挑戦権
週刊ファイト12月10日号WWEシェイマスTNA決勝トーナメントCMLLスペル・パルカKSW
週刊ファイト12月17日号WWEレインズTNAベスト4AAAミステリオ武林風中国グローリー阿蘭陀
週刊ファイト12月24日号WWEレインズ新王者TNA来年へ!CMLLゲレーロUFCエドガーRXF