アレッシャンドリ・アルメイダが新王者!『WSOF26』

(C)WSOF

 12月18日(現地時間)にネバダ州ラスベガスで『World Series of Fighting 26』が開催された。
 UFC、ベラトールに次ぐ全米第三のMMA団体として精力的に活動を続けるWorld Series of Fightingだが、今大会のメインはライト級王座戦。王者ランス・パーマーが挑戦者 アレッシャンドリ・カピタォン・アルメイダと対戦した。RFAからWSOFとメジャーに上がり王者になったパーマーの相手はブラジルのジャングル・ファイトで連勝を重ねたアルメイダ、WSOF初参戦でいきなり王座への挑戦権が与えられた。試合は、スタンド打撃のアルメイダ、テイクダウンのパーマーという感じだが、パーマーがグランドで上を取り有利に試合を進めた。しかし、判定は打撃を重視したのかアルメイダの判定勝ち。アルメイダが新王者に輝いた。

 またK-1でも活躍し、グローリー北米進出の切り札だった剛腕タイロン・スポーンがMMAマッチで登場する予定だったがなんと負傷で欠場となった。スポーンはWSOFでMMAを、グローリーでキックと二足のわらじを履いたものの、本業のグローリーでグーカン・サキにKO負けし怪我で長期欠場という憂き目にあっている。その後、ボクシングにも挑戦したが、MMAに戻り本腰を入れようとした矢先だっただけに残念だ。スポーンは、マイク・タイソンやクイントン・ジャクソン、キンボ・スライスの様に、頭は悪く粗暴だが腕っ節は強いという白人層が喜ぶ黒人キャラクター(タイソンらが本当に頭が悪いという意味ではない。そういうキャラが北米では受けるという意味)だっただけに、怪我が多いのでブレイク出来ないのはもったいないと思われる。スポーンの代役で出てきたジェイク・ヒューンは2-1の判定でクリントン・ウイリアムズに勝利した。

■ World Series of Fighting 26
日時:2015年12月18日(現地時間)
場所:アメリカ・ネバダ州ラスベガス

<フェザー級タイトルマッチ>
○ アレッシャンドリ・カピタォン・アルメイダ(ブラジル/挑戦者)
 判定 3-0
●ランス・パーマー(米国/王者)

<ライト級>
○オジー・ドゥグルバゴフ(米国)
 判定 3-0
●ニック・ヘロンウェブ(米国)

<バンタム級>
○シェイモン・モラエス(ブラジル)
 2R 3分21秒 TKO
●ロビー・ペラルタ(米国)

<バンタム級>
○ジョシュ・ヒル(カナダ)
 判定 2-1
●ビクブラット・マゴメドフ(ロシア)

<ライトヘビー級>
○ジェイク・ヒューン(米国)
 判定 2-1
●クリントン・ウイリアムズ(米国)

電子書籍版は金曜25日発売『週刊ファイト12月31日号』に収録されました。
週刊ファイト12月31日号2016早耳リスマルク追悼ヤーブロー魔裟斗KID長瀬館長FMW後楽園

電子書籍『週刊ファイト!マット界舞台裏』の楽しみ方

THE_WEEKLY_FIGHT週刊ファイト!マット界舞台裏/単独名義作品/Tシャツなど新商品のご購入は、こちらより
クリックして最新刊/新商品順の販売ページへ移動する

【他媒体と圧倒的な差異~国際情勢詳報ダントツNo.1!海外情報局】
週刊ファイト10月29日号RAWレジェンドTNAイーサンTOPKINGシッソーンピーノーンKTMMA
週刊ファイト11月05日号WWEピンクリボンRAWヘルインアセルROHクンルンファイトTHAI FIGHT
週刊ファイト11月12日号週刊ファイト11月12日号WWEウーソーズTNAヤングCMLLクンルンファイト
週刊ファイト11月19日号週刊ファイト11月19日号ミルコ引退WWEロリンズ返上RIZIN榊原信行氏ベラトール
週刊ファイト11月26日号UFCロンダ敗北RAWフランステロ追悼TNAルードROHエルガン挑戦権
週刊ファイト12月10日号WWEシェイマスTNA決勝トーナメントCMLLスペル・パルカKSW
週刊ファイト12月17日号WWEレインズTNAベスト4AAAミステリオ武林風中国グローリー阿蘭陀