全日本プロレスなどで活躍したジョー・ドーリングさん死去

 全日本プロレスやTNAで活躍したプロレスラー、ジョー・ドーリングさんが6月26日(現地時間)に死去した。44歳だった。

 訃報は、スコット・ダモール氏が主宰するMaple Leaf Pro Wrestlingが公式Xで発表。「本日6月26日午前9時13分、ジョー・ドーリングが家族に囲まれ、安らかに息を引き取りました」と報告した。また、義妹のマンディ・バン氏も支援サイト「GoFundMe」の更新で、家族や友人に感謝を伝えるとともに、ジョーさんが苦しむことなく旅立ったことを明かしている。

 ドーリングさんは2016年に脳腫瘍が見つかり手術を受けた後、奇跡的な復帰を果たし、全日本プロレスで三冠ヘビー級王座を2度獲得するなど第一線で活躍。しかし2022年に脳腫瘍が再発し再び手術を受け、右半身の運動失調により車椅子生活となった。

 さらに2025年末には3度目の脳腫瘍が判明。今年6月にホスピス(緩和ケア)へ入り、約10年に及ぶ病との闘いに終止符を打った。

 ドーリングさんは全日本プロレスで「暴走機関車」の異名を取り、三冠ヘビー級王座2度、世界タッグ王座など数々のタイトルを獲得。世界最強タッグ決定リーグ戦でも優勝を果たし、外国人エースとして長年団体を支えた。

 また、TNAではViolent By Designの一員として活躍し、TNA世界タッグ王座を2度戴冠。世界各国でパワーファイトを武器に人気を集めた。

 海外メディアやプロレス関係者からも追悼の声が相次いでおり、長年にわたって日本マット界でも活躍した名レスラーの早すぎる別れを惜しむ声が広がっている。


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