[ファイトクラブ]ランペイジ・ジャクソン息子ラジャ21パンチ襲撃騒動+世間メディア沸騰

[週刊ファイト]9月11日期間 [ファイトクラブ]公開中

▼ランペイジ・ジャクソン息子ラジャ21パンチ襲撃騒動+世間メディア沸騰
 タダシ☆タナカ編
・本誌はロブ・ヴァン・ダムのポドキャストから第一報を取り上げたのだが
・隠語receiptレシートは「やり返せ、お見舞いしろ」台本指示のハズ・・・
・ホーガン追悼以降、ジョン・シナやロックとUFC/プロレス連日報道だが
・8月31日 ABCニュースは速報としてサイコ・スチュSNSポストを報道
・ロック様仰天!映画Walking Tallの英雄、8月妻殺しCold case判明
・ブライアン・デ・パルマ監督『ブラック・ダリア』DVD引っ張りだして鑑賞
・ベニス国際映画祭Smashing Machineロック様と共演エミリー・ブラント
・上映後、長いスタンディング・オベーションにロック様涙ぐむ大成功作品


 ランペイジ・ジャクソンの息子ラジャ・ジャクソンが元WWF/WWEのリキシが運営するインディープロレス団体KnoX Proの会場に来たのだが、プロレスを理解しておらず、本気でノックアウトしてしまい傷害事件になって警察LAPDも介入、世間側の一般TV番組にもニュースとして取り上げられ、大騒動に発展している。

本誌はロブ・ヴァン・ダムのポドキャストから第一報を取り上げたのだが

▼ランペイジ・ジャクソン息子ラジャ暴行事件ロブ・ヴァン・ダム発言波紋~1 Of A Kind With RVD

ランペイジ・ジャクソン息子ラジャ暴行事件ロブ・ヴァン・ダム発言波紋~1 Of A Kind With RVD

 すでの無数のYouTubeがアップされている。団体側の2時間に及ぶ克明な全容映像もあるので、そもそも、なにがあったのか。すでに日本語で記事にしているサイトもあるが、間違ったことを伝えているので、各動画も見た上で本誌は正確に伝えねばなるまい。

 ラジャ・ジャクソンは、PRIDEで名を上げたあのクイントン”ランペイジ”ジャクソンの息子でありMMAファイターだ。プロレスラーではない。自称かも知れないがアマでは4戦全勝、プロでは1敗とのことだが、名前のある大会ではないから、まぁMMAを目指す25歳の新鋭選手という程度の理解でよいだろう。
 ただ、道場での練習となれば、そりゃMMA志向の者もいれば、プロレスラーも通ってるのは普通のこと。なんでも、スチュアート・スミスとかサイコ・スチュ・スミスと呼ばれている元軍人のチャンピオン選手に、脳震盪を喰らった経緯があった。

 ただ、プロレスのプロモーター側からしたら、それがJYD(ジャンク・ヤード・ドッグ)よろしくチェインの首輪で入場して雄たけびを上げるランペイジ・ジャクソンの息子とわかれば、これをアングル(プロレス上のお芝居)に利用しない手はない。
 8月23日、KnoX Proの大会に呼ばれたラジャ・ジャクソンに、スチュ・スミスはビール缶、あるいはソーダ缶で殴るのだが、プロレスを知ってる者からすれば、それはプロレス流の殴り方であり、プッシューと泡が出るギミック缶を使っているようで、そもそもこれが動画撮影されているのだから、これは因縁作りのスキットなのである。

隠語receiptレシートは「やり返せ、お見舞いしろ」台本指示のハズ・・・
YouTubeより

 ところが、事前にそう説明されているにもかかわらず、殴られたラジャはイマイチ、プロレスがわかってないのか明らかに怒っている。実際、公開されている動画をじっくり何度も見たら、殴られた際に「セールしろ!」と注意されているのも聞き取れるのだが、ラジャ君はイマイチ理解出来ない様子だった。缶殴りのspotだと、後ろにのけ反るのがお約束だからだ。

 そしてロッカールーム通路では、現場監督から合図とともにリングに飛び込み、ラジャ君に「receipt(レシート)」しろと指示するんだが・・・。この隠語、わかりやすく説明するなら「やり返せ」となるんだが、例えばパンチの攻防があった時、やや強めの打撃が相手に入ってしまい、相手が「これはreceiptだ」と耳元でささやき(試合をCallすること)、倍返しのパンチを入れたりする際に使う意味合いがある。
 ただ、プロレス未体験のラジャ君が、どこまで隠語としてのreceiptを理解していたかとなるのだが、「止めるに入るまでやったれ」の指示もあったことが確認されており、ここで悲劇が起きる。

 まず、巨体のスチュアートをスラムで叩きつけ、頭を打ったのでこの時点で失神とか、1発目のパンチで失神だと、動画検証でも意見はわかれているが・・・。ピクリともしない相手にマウント・ポジションで合計21発(22発と数えたもの有)も、ガチに殴り続けたのだから酷い。最初に止めに入った選手がはねのけられたこともあるが、これはもう「殺人未遂事件だ」、「殺人罪だ」と、論客JBLことジョン・ブラッドショー・レンフィールドもYouTube番組で怒っていた通り。その他、大勢の選手、マスコミ、関係者などがYouTubeの解説番組というか、もの凄い数になっている。たまたま本誌は、第一報がロブ・ヴァン・ダムの発言だったに過ぎない。

 なかには、「レフェリーはなにやってんだ」とYouTube番組の主旨にしている動画も見かけたが、MMAのレフェリーとプロレスのレフェリーは役割がまったく違うものである。まして現場監督から当日参戦した選手たちまで、まさか本気で殴るなんか思ってなかったから、気づいた時には遅かったことになる。
 28日に意識を回復したサイコ・スチュだが、数本の折れた歯と血で危うく窒息死になりかねなかった重症で、上顎骨の骨折等の報道は上辺に過ぎなかったのだ。

 大会は、まだ4試合残っていたそうだが、非常事態でありここでストップ、キャンセルとなったことも調べがついた。Show Must Go Onという考え方もあるが、主催者側や選手が予想してなかった事態なんだから仕方がない。
 残念なことに、リキシのKnoX ProはWWE協賛ジムであり、選手の供給源でもあったが、事件を受けて切られた。ラジャ・ジャクソンへの刑事告訴は述べるまでもない。

ホーガン追悼以降、ジョン・シナやロックとUFC/プロレス連日報道だが

 ここからはホーガン訃報の大きさと持続性から「ホワイトハウスでUFC開催」まで、世間側の新聞、TV、雑誌がいかに毎日、毎日、プロレスやUFCを普通に話題にしているかを連絡し続けてくれているMike Lano通信員の報告と、TV画面の画像になるのだが・・・。

 例えば上記のは、そのKnoX Proの美人レスラーであり、出演は前から決まっていたものなのだが、話はどうしても事件について・・・となってしまったというもの。

▼今週の肝HeatwaveトランプUFC世間報道 スターダム5★GP渡辺桃

[ファイトクラブ]今週の肝HeatwaveトランプUFC世間報道 スターダム5★GP渡辺桃

 手っ取り早いYouTubeだの、専門媒体がこの事件で”祭り”の状態になっているのは驚きに値しないが、世間側の一般ニュースでも、このラジャ・ジャクソンの襲撃・暴走は、連日に渡って取り上げらていることを知ってほしいのだ。

8月31日 ABCニュースは速報としてサイコ・スチュSNSポストを報道

 実際、3大ネットワーク地上波のABCは、サイコ・スチュ(psychoではなく綴りではSYKOだが、番組ではサイコと発音されているのでカタカナはこれに従う)がSNSに無事を投稿したというのが、それだけでJust Inの速報ネタになっているのだから、これはもう「今週の肝」、「今週の要」としては、どの大会で誰が勝った負けたよりも、圧倒的に大きなニュースで間違いない。


 ランペイジ・ジャクソンは息子の不祥事に詫びているが、本誌も取材してきた選手だけに沈痛である。

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