(C)Brave CF
5月17日(現地時間)にスイス連邦ジュネーブで『BRAVE CF 94: Dailidko vs. Delaney』が開催された。
Brave CFは2016年9月23日にシェイク・ハリド・ビン・ハマッド・アル・ハリファ王子(バーレーン王国)によって設立されたMMA団体。元々はハリファ王子が設立したバーレーン最大のMMAチーム『KHK MMA』を母体として生まれている。豊富な資金で世界各国のファイターを参戦させ、定期的に大会を開催している。
今大会のメインでは、神々の階級ヘビー級王座戦で、王者パヴェル・ダイリドコがBraveCF初参戦のオディ・デラニーが対戦。初参戦でいきなり王座挑戦はAlaska Combat Entertainmentヘビー級王者でありMMA5戦全勝、メジャー団体ONEでも二連勝という実績が考慮されたようで、ローカル団体で現在、活動休止中とは言え他団体の王者が乗り込んできた事もある。試合は1R、デラニーがテイクダウンを奪ってグランドで上を奪って攻め続け、圧倒するも、2Rはダイリドコがバックスピンキックからパンチラッシュでダウンを奪うと、グランドでパウンド連打。レフェリーがストップし、ダイリドコが逆転のTKO勝ちで王座防衛を果たした。
コ・メインイベントでは、元UFCのヴィクトル・ユーゴーをアフリカ移民フランス国籍のダミアン・ラピルスが迎え撃った。下馬評はユーゴー有利だったが、いきなりラビルスがハイキックから膝蹴りでダウンを奪う猛攻。その後、ユーゴーもグランドでねちっこく攻めたものの、スタンドでの打撃ではラビルス優勢で、判定でラビルス勝利となった。
■ BRAVE CF 94: Dailidko vs. Delaney
日時:2023年5月17日(現地時間)
会場:スイス連邦ジュネーブ
<ヘビー級王座タイトルマッチ>
[王者]○パヴェル・ダイリドコ(リトアニア)
2R 0分57秒 TKO
[挑戦者]●オディ・デラニー(米国)
<フェザー級>
○ダミアン・ラピルス(フランス)
判定 3-0
●ヴィクトル・ユーゴー(ブラジル)
<キャッチウェイト(175ポンド)>
○アレックス・ロホレ(フランス)
3R 4分37秒 TKO
●マンスール・アブドゥルザコフ(ポーランド)
<キャッチウェイト(159ポンド)>
○ユセフ・ブガネム(ベルギー)
2R 5分00秒 TKO
●ディミトリス・モイロツォス(ギリシャ)
<ミドル級>
○ユスプ・マゴメドフ(ドイツ)
判定 3-0
●トルニケ・ギガウリ(ジョージア)
<ウェルター級>
○ケヴィン・ルアルト(スイス)
2R 0分28秒 KO
●アフメド・ラッバン(レバノン)
<ライト級>
○マゴメド=エミン・ダダエフ(ロシア)
3R 1分20秒 TKO
●カロル・ヘスス・アルテアガ(エクアドル)
<ライト級>
○デヤン・オヴカ(ドイツ)
2R 0分18秒 TKO
●ケヴィン・キロス(ベネズエラ)
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